成山 ⇒ 土佐和紙発祥の地には悲しい物語が伝わる

成山

成山とは

成山(なるやま)は高知県吾川郡いの町にある。

いの町の町のすぐ北側に位置し、町から見上げることができる。

この場所は土佐和紙発祥の地として知られ、また散策コースとして親しまれている場所だ。



七彩舘でランチ

この日は、まず紙の博物館にある七彩舘という喫茶店でランチ。

ここは立地も良く、紙の博物館の駐車場が広いので便利だ。

いの町はショウガ焼き街道として売り出していて、ここ七彩舘もチキンの味噌生姜焼きランチが用意されている。

この日は日替わりランチにした。

味付けがおいしいので、個人的にお気に入りの店だ。

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散策開始

ランチを済ませ、散策に出発する。

まず椙本神社に参拝。

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次に、高宮神社に参拝した。

この先に、成山和紙の里公園への道標が立っている。

しばらくは車道を進む。

仏が峠への登山道に到着。

ここから登山道に入る。

坂道を登り切り、林道に出た。

かなり荒れている。

成山和紙の里公園

さらに進むと、成山和紙の里公園だ。



駐車場も完備されている。

トイレもきれいだ。

到着時には、ご夫婦が一組お弁当を広げていた。

とても空いているのも魅力だ。

眼下には仁淀川が太平洋に注いでいる姿を一望できる。

車道をまたぐ橋が架かっている。

この先が、新之丞の碑だ。



土佐七色紙(とさなないろがみ)の創始者だ。

彼の功績のおかげで、現在もいの町は製紙の町として栄えているのだ。

合掌。

碑の奥に祠がある。

悲恋の物語を偲んでいる。


さらに少し上がると、八坂神社も鎮座している。

下山

参拝を済ませ、車道を下っていく。

沿道には文化財も。

感想

里山だが、登山道は登りごたえがある。

しっかりした靴で登ることをおすすめする。

この日は少しもやがかかっていたが、晴れていれば公園からの眺望は素晴らしい。

車でも手軽に来られるので、新之丞の悲惨な最期や村次の悲恋の物語に思いをはせるのもいいだろう。

合計距離: 7608 m
最高点の標高: 461 m
最低点の標高: 19 m
累積標高(上り): 492 m
累積標高(下り): -487 m
総所要時間: 03:15:32
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