高千穂峰⇒逆鉾が刺さる山は龍馬も登った名峰(日本百名山16座目)

高千穂峰

高千穂峰(たかちほのみね)は宮崎県高原町にそびえる霊峰。

標高は1,574mと、日本百名山の霧島山としては最高峰の韓国岳に及ばない。

それでも麓から見える山容は雄大で、まさに霧島山を代表する山である。

今回は、この高千穂峰を登ることによって、百名山の霧島山登山とした。

最高峰の韓国岳は一昨年登っているので、まあいいだろう。

韓国岳/宮崎県えびの市【日本百名山】霧島山最高峰にえびの高原から周回登山
韓国岳は、宮崎県えびの市末永にある日本百名山だ。標高は1,700m。九州南部に連なる霧島山の最高峰で、宮崎県えびの市・小林市、鹿児島県霧島市の境界にまたがっている。えびの高原から硫黄山火口展望所へ。噴火しているところが、きれいに見えている。韓国岳山頂から新燃岳と高千穂峰も見えた。遠くで噴煙が上がるのが見えた。

9:54ビジターセンター駐車場に到着。

今回はここからお鉢を通って山頂を目指す。

スタート地点は、自然探索路になっている。

まずは故宮址へ。

神が降り立った場所とされ、昔はここに霧島神宮が鎮座していたそうだ。

現在でも祭事はここで行われているという

霧島ジオパークの看板。

いよいよ高千穂峰を目指す。

が、

いきなりの急登。

早くも息も絶え絶え(汗;)

お鉢への登山口にたどり着いた時には、もうあごを出していた。

実は、ここから風が強まってきた。

強風にあおられながら、ザレ場を登る。

11:00お鉢に到着。

絶景なのだが、あまりの強風に景色を楽しむ余裕がない。

危険を感じ、岩陰に避難していた登山客と少し話す。

別の登山者は先に進んでいったが、彼女は登山を断念するか迷っていると話していた。

我々もかなり迷ったが、意を決して先を目指した。

霧島神宮の跡地。

噴火により現在の地に遷宮された。

11:55山頂到着。

坂本龍馬と妻のお竜が新婚旅行で登ったと伝わる高千穂峰に登頂できて、感激だ。

山頂には、逆鉾がたっている。

意外と小さかった。

強風を避け、岩陰でコンビニおにぎり。

誰もいない山頂は、少し寂しい。

時々雲の切れ間から韓国岳や硫黄岳などが見え隠れした。

しばらく山頂で休んで、下山開始。

この頃には、風も少し治まってきた。

お鉢まで戻ってきた。

登りの時は見る余裕がなかった景色を堪能する。

なかなかの迫力だ。

ビジターセンターが遠くに見える。

14:22駐車場に到着。

風は強かったが、登って楽しい山だった。

景色をゆっくり楽しめたら、素晴らしい体験ができただろう。

少し心残りだ。

合計距離: 5358 m
最高点の標高: 1577 m
最低点の標高: 960 m
累積標高(上り): 643 m
累積標高(下り): -633 m
総所要時間: 04:36:01
Download file: 20170405_霧島山.gpx