大山⇒雪渓をまとう霊山で強風に身も凍る(日本百名山19座目)

大山

大山(だいせん)は、鳥取県にある日本百名山。

標高1,729mで、中国地方の最高峰だ。

今回は、夏山登山コースを登ることにした。

夕方高知を出発し、夕暮れの瀬戸大橋を通る。

強風で車を持って行かれそうになり、怖かった。

無事に瀬戸大橋を通過し、鴻ノ池SAで夕食をとる。

この日はショウガ焼きをチョイス。

さらに車を進める。

降り出した雨が強くなり、前がよく見えない。

高速道路も対面通行となり、緊張を強いられた。

ようやく大山情報館駐車場に到着。

ここで仮眠して、翌朝登山することにした。

到着時の車内の気温は19.8度。

標高が高い割には寒くない一夜だった。

4:42起床。

朝の車内の気温は17度。

いい天気。

大山山頂には雲がかかっている。

駐車場には数台車が停まっていた。

朝食はパンだ。

夏山登山コースの登山口駐車場に移動。

こちらも既に数台駐車していた。

6:30登山開始。

ひたすら登りだ。

大山は霊山として知られる。

山吹色の登山道。

阿弥陀堂分岐で休憩(早っ!)

ようやく一合目。

先が思いやられる。

二合目到着。

既に汗びっしょり。

このあたりは白い花が多い。

ズミだろうか。

三合目到着。

休憩ばかりだ。

四合目。

五合目に到着した時には、既に1時間以上が経過していた。

木立の向こうに見えるのは・・・

あと1.4km。

六合目からはいい眺め。

さっきちらりと見えた雪渓も、ここからはきれいに見える。

気持ちがいい眺め。

この標高では、まだ芽吹き始めたばかりだ。

おっとっと、雪渓に足を取られて滑落。

気持ちにも余裕が出てきた。

さらに登っていく。

山頂は近い。

トイレの注意書き。

ここからハイマツ帯だ。

木道を行く。

石室に到着。

崩れかけている。

平原の景色は美しいが、風が非常に強い。

吹きっさらしで、風をまともに受ける。

おまけにガスに包まれてきた。

山頂直下にある避難小屋に到着。

なかなか広い小屋だ。

少し早いが、ここでお昼ご飯にする。

この日はカップ麺。

冷え切った体には嬉しい。

食後しばらく待ってみたが、天候は回復しない。

仕方ないので山頂に一瞬だけ行き、記念撮影してすぐ下山した。

真っ白なので、写真は割愛(苦笑)

下山は途中から行者登山道に向かう。

ここまで降りてくると、ガスも晴れている。

山頂部分は雲がかかりやすいのだ。

元谷に到着。

ここから見る岩壁は、実に見事だ。

谷を渡りきった。

と、ここで道を間違えて、車道を行ってしまった。

前回通った記憶が無いのでおかしいと思い、地図で確認して気がついた。

この標識の前に車が停まっていて、見落としたようだ。

登山道に戻り、下山を続ける。

神社が見えてきた。

まずはトイレを借りる。

大きくてきれいなトイレだ。

ここは大神山神社の奥社だ。

立派な社殿が建っている。

参道が長く延びる。

大川寺まで降りてきた。

なかなか風情のある山門だ。

門前町に戻ってきた。

この参道沿いにある温泉で、登山の疲れを癒す。

豪円湯園だ。

なかなか立派な建物。

入浴料も380円と安い。

強風で冷え切った体が、一気に温まった。

汗を流したあとは、近くの円流院に参拝する。

ゲゲゲの鬼太郎の天井画で知られる。

堂内での撮影もOKだ。

壁面では、洋画展が開催されていた。

ゲゲゲの鬼太郎の天井画。

大山は何度登っても飽きさせない、楽しい山だ。

お天気は今ひとつだったが、満足感は高かった。

合計距離: 8036 m
最高点の標高: 1703 m
最低点の標高: 768 m
累積標高(上り): 1041 m
累積標高(下り): -1029 m
総所要時間: 06:54:43
Download file: 20170511_大山町大山.gpx