天河大弁財天社⇒能舞台を備える芸能の神様は日本三大弁財天だった

天河大弁財天社

天河大弁財天社は奈良県の神社。芸能の神様として知られ、厳島、竹生島と並ぶ日本三大弁財天のひとつでもある。

前日は大峰山に登山した。

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この時立ち寄った弥山山頂の神社こそ、この天河大弁財天社の奥社だ。飛鳥時代に役行者が大峯駆を開山した時に創建されたと伝えられる。

今回、本宮である天河大弁財天社に参拝した。

天河大弁財天社

駐車場も整備されており、しかもとても広い。無料なのも嬉しい。

駐車場

境内も広く、なかなか立派な神社だ。

境内

拝殿には舞台も設置されている。

拝殿

さすがに芸能の神様だ。

五十鈴型をしているのが珍しい。

五十鈴

天河神社のホームページ>ご由緒
五十鈴(いすず)は、天河大辨財天に古来より伝わる独自の神器で、天照大御神が天岩屋戸にこもられたとき、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が、ちまきの矛(神代鈴をつけた矛)をもって、岩屋戸の前にて舞を舞われ、神の御神力と御稜威をこい願われたことによって、岩屋戸が開かれ、天地とともに明るく照りかがやいたという伝承に登場する、天宇受売命が使用した神代鈴と同様のものであると伝えられています。

この日は紅葉真っ盛り。

向かいのお寺の銀杏が、とても美しかった。

銀杏

坪内のイチョウと呼ばれ、奈良県の指定天然記念物だそうだ。