マウントクックをトレッキング(フッカーバレートラック) ⇒ ニュージーランド-day4-

マウントクック

マウントクックとは

マウントクックはニュージーランドの最高峰で、標高は3,724m。

正式にはマオリ語で「雲の峰」という意味の「アオラキ山」という。

マウントクック|ニュージーランド 世界遺産|阪急交通社標高約3,754mのこの山をニュージーランドの先住民、マオリ族の人々は“雲を貫く山”と呼んできました。厳かな雰囲気に包まれた山頂、氷河を抱き輝く峰。美しい姿は、いつまで見ていても飽きることはないでしょう。

一方、雪と氷河そして岩からなる荘厳な山岳部からは一変。豊かな大自然が美しい山麓では、300種類を超える高山植物が、美しい姿を競いながら、登山客を迎えてくれます。周囲の絶景を楽しみながら、咲き乱れる花々を観察できるハイキングは、マウントクックならではの醍醐味。雄大な風景と可憐な高山植物が楽しめるマウントクック国立公園。自然の美しさを心ゆくまでご堪能ください。

マウントクック|ニュージーランド 世界遺産|阪急交通社から引用

さすがに山頂に登ることは難しい。

クック山 - Wikipedia世界最高峰の山と比べると標高は低いが、登頂難易度は非常に高い。年間数百人の登山家がサミットを目指すが、その大半は途中で下山している。2011年1月までの死亡者数は227名。

夏季(12~2月)でも数十メートルの積雪が観測され、標高2000メートル以上では氷河帯に入る。天候が変わりやすく遭難事故も多い。登頂には比較的天候が安定する1月中旬から下旬がベストシーズンになる。クリスマス休暇の12月下旬に登山者が増加するが天候が荒れやすく、大半の登山者は途中下山する。

クック山 – Wikipediaから引用

しかし山麓にいくつかトレッキングコースが整備されており、登山初心者でも安全に歩くことができる。

今回はこのうちのフッカーバレートラックと呼ばれるフッカー湖まで続くコースを歩いた。

感動必至!NZ南島マウントクック「フッカーバレー」の絶景ハイキング | ニュージーランド | LINEトラベルjp 旅行ガイド「フッカーバレー・トラック」は、NZ有数の観光地の「マウントクック国立公園」にあります。「マウントクック村」から「フッカー氷河湖」まで約5Km、3000m超の山々に囲まれた渓谷の中をフッカー川沿いに整備された、高低差のないハイキング道です。ゴール地点の「フッカー氷河湖」は、「マウントクック」を目前に見ることのできる絶景スポットです。

感動必至!NZ南島マウントクック「フッカーバレー」の絶景ハイキング | ニュージーランド | LINEトラベルjp 旅行ガイドから引用

車で移動

前日にテカポ湖までレンタカーで移動し、一軒家を借りて宿泊していた。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/car/etc/17323/

朝、とても美しい朝焼け。

前日までの天気予報では雨の予報だったが、うれしい外れ。

そこで予定を変更し、マウントクックに行くことにした。

テカポ湖を車で出発。

平原を時速100kmで走る。

プカキ湖

氷河湖が見えてくる。

プカキ湖だ。

ニュージーランド神秘の湖「プカキ湖」で絶品キングサーモンを頂きました! | たびこふれプカキ湖はテカポ湖と同じく氷河の雪解け水でできた湖で、どちらも氷河の削った岩石成分によりミルキーブルーをしているのですが、なぜか微妙に色が違います。プカキ湖の方が天候による色の変化が激しく、日差しの強い日はクリアな青、曇がある日は乳白色の明るい青、雨の日は白に近い青、同じ湖とは思えない程色が変化します。

ニュージーランド神秘の湖「プカキ湖」で絶品キングサーモンを頂きました! | たびこふれから引用

絶景が広がる。

ここにはキャンプ場もあり、マウントクックを見ながらキャンプできる。

ビジターセンターに立ち寄る。

ここからのプカキ湖の眺めも素晴らしい。

マウントクックの山頂も見えている。

プカキ湖は鮭の養殖が盛んで、このビジターセンターで鮭の切り身を売っていた。

ニュージーランド神秘の湖「プカキ湖」で絶品キングサーモンを頂きました! | たびこふれプカキ湖のほとりにあるビジターセンターに入ると、ショーケースにずらりと並ぶサーモン。パックに入った刺身や真空パックされたサーモン、スモークサーモン、そしてアオラキキャビアと名付けられたいくら!などが置いてあり、多くの人が買って湖のほとりで食べています。お持ち帰り用で買う際には保冷剤を入れてくれるので、ホテルに持ち帰ってゆっくり頂くこともできます。お刺身のパックには日本でおなじみの小さな魚の容器に入った醤油とわさびが付いくるので、ニュージーランドの大自然の中で日本の醤油とわさびを見ると不思議な感じがします。

ニュージーランド神秘の湖「プカキ湖」で絶品キングサーモンを頂きました! | たびこふれから引用

今回はこれからマウントクックをトレッキングするので、鮭の刺身ではなくビスケットを買った(笑)

湖畔をドライブ

ここからは、プカキ湖の西岸を北上していく。

さらに進むと橋があるが、車1台分の幅しかないため交互通行だ。

雪山が迫ってきた。

合計距離: 57344 m
最高点の標高: 765 m
最低点の標高: 537 m
累積標高(上り): 525 m
累積標高(下り): -305 m
総所要時間: 01:02:11
Download file: 20191202_プカキ湖.gpx

ビジターセンター

ビジターセンターに到着。

ここで地図を買い、トイレに立ち寄る。

この上にホテルハーミテージがある。

当初はこのホテルに宿泊してフッカーバレートラックなどを歩く予定だったのだが、テカポ湖で5連泊に予定を変更した。

ここまでドライブしてきて、この道を往復するのは全く苦にならないと実感した。

無理してここに宿泊するより、買い物にも便利な場所で宿泊するのもいい。

ホワイトホースヒルキャンプ場

ホワイトホースヒルキャンプ場に到着。

駐車場が満車で、空いたスペースを探してしばらくグルグル回った。

なんとか空きスペースを見つけ駐車することができた。

それにしても大混雑だ。

トレッキングコースに向かう。

フッカーバレートラック

トイレを済ませ、橋を渡る。

案内板でコースを確認。

いよいよトレッキングのスタートだ。

ミューラー湖

氷河を見ながら、ノンビリ歩いて行く。

少し歩くと、氷河湖がある。

ミューラー湖だ。

湖の上には氷河が広がり、圧巻の展望ポイント。

吊り橋

このフッカーバレートラックには、3つの吊り橋が架かっている。

最初の吊り橋に到着。

定員20名。

橋の下は、氷河から流れ出す激流。

吊り橋なので結構揺れて、スリルがある。

さらに歩いて行く。

2番目の吊り橋に到着。

この橋がとても揺れて、少し目まいがした。

荒涼とした風景が広がる。

そんな中に可憐に咲く花に癒される。

絶景の中に続く木道。

3番目の吊り橋に到着。

ここまで来れば、目的地のフッカー湖はあと少しだ。

フッカー湖

フッカー湖に到着。

あいにくガスがかかって、マウントクックの山頂は見えない。

ここにはベンチが整備されており、そこに座って持ってきたビスケットを食べながら景色を楽しむ。

小雨が降っていて、少々寒かった。

記念撮影して、帰ることにした。

合計距離: 9687 m
最高点の標高: 885 m
最低点の標高: 748 m
累積標高(上り): 269 m
累積標高(下り): -276 m
総所要時間: 03:30:41
Download file: 20191202_Mount Cook National Park.gpx

帰路

帰りは、同じ道を戻っていく。

吊り橋を渡り返す。

ツレは足を痛めて、足を引きずりながら歩いている状態。

それでもなんとか無事に駐車場まで帰ってきた。

帰り道は、雨中のドライブとなる。

雨にもかかわらず、プカキ湖はとても青く神秘的だ。

合計距離: 103917 m
最高点の標高: 785 m
最低点の標高: 509 m
累積標高(上り): 661 m
累積標高(下り): -699 m
総所要時間: 01:49:40
Download file: 20191202_マウントクック.gpx

感想

すばらしいトレッキングコースだ。

難易度は超初心者コースなのに、氷河を見ながら歩ける。

子供でも安心。

達成感もある。

今回は残念ながらマウントクックの山頂は見えなかったが、プカキ湖から見たからよしとしよう。

マウントクック(フッカーバレー)をトレッキング【ニュージーランド-day4-】GoPro MAXで撮影【とくチャンネル】