オーテピア ⇒ 巨大図書館で思い出に浸る

オーテピア

オーテピアとは

オーテピアは、高知県立図書館、高知市立図書館が共同で入っている複合施設だ。

県立、市立の図書館が一緒になるのは全国初だそうだ。


この場所は高知県高知市追手筋にあり、もともと追手前小学校(おうてまえしょうがっこう)があった場所だ。

追手前小学校は俺の母校であり、よさこい祭りの練習で大人になってからも通った、愛着がある場所。

しかしスプロール化による児童数減少により、近くの新堀小学校と統廃合されてしまった。

ながらく空き地として放置されていたのだが、2018年にオーテピアとしてオープンすることになった。

オーテピアの名前は公募で決まったのだが、追手前小学校のオーテと、仲間のピアからとられているそうだ。

そういう意味では、名前も感慨深い。

駐車場

この日は自宅を車で出発し、オーテピアの駐車場に停めた。

自走式だが、大勢の係員が誘導してくれる。

駐車場から入ったところに、館内案内が壁に書かれてあった。

1階には、「オーテピアと追手前小学校の歩み」という展示があった。

文集「そてつ」も展示されていて、懐かしい。

図書館

エスカレーターを上がると、図書館だ。

4階まで続いている。

今回は、ここで利用できる利用証を申請した。

以前使っていた利用証は、使えなくなったからだ。


すぐに発行してくれた。

これで、20冊まで借りられる。

高知みらい科学館

ちなみに5階には、高知みらい科学館が設置されている。


プラネタリウムもあるそうだ。

高知県は全国で唯一プラネタリウムがない県だったので、これでようやく一人前の県になれたようだ(苦笑)


以前は大原町にプラネタリウムがあったのだが、現在は競輪場になっている。

子供のための施設を潰して競輪場にするところなど、ギャンブル好きな高知らしい。

高知には競馬場もあるし、競艇の場外舟券売り場もある。

パチンコ屋は、言わずもがなだ。

これで統合型IR施設ができれば完璧だ(笑)

周辺

歩いてオーテピアの外に出てみた。

商店街側は、遊歩道になっていた。

ひろめ市場まで続いているので、観光客にも便利だろう。


感想

地元ながら、初めて訪れた。

前を通る度に巨大さに圧倒されていたのだが、意外と使いやすい。

図書館なので本を借りるのだが、借りた本は路上にある返却ボックスや各地にある分室でも返却できるので便利になった。

しかし電子書籍化が猛烈な勢いで進んでいることを考えると、先行きが心配だ。

いちおう電子書籍も借りられるようだが、この先、利用者が来なくなる可能性が大きい。


その時に、アウガのようにならなければいいのだが。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/walking/japan/7958/