立石寺/山形市山寺【名勝、史跡】松尾芭蕉の「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」 という句で知られる古刹

立石寺

立石寺とは

宝珠山阿所川院立石寺(ほうじゅさんあそかわいんりっしゃくじ)は、山形県山形市山寺(やまがたけんやまがたしやまでら)にある寺だ。

山寺(やまでら)の通称で知られる。

本尊は薬師如来(やくしにょらい)

立石寺について | 宝珠山 立石寺貞観2年(860)、第三世天台座主慈覚大師円仁 が開いた、天台宗の御山で東北を代表する 霊山です。

「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」 という松尾芭蕉の句でも知られています。

豊かな自然に恵まれ、春・夏・秋・冬、 四季折々の雰囲気を楽しむことができます。

立石寺について | 宝珠山 立石寺 から引用

立石寺
山形県山形市山寺4456−1
023-695-2002

立石寺/山形市山寺【名勝、史跡】松尾芭蕉の「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」 という句で知られる古刹【旅行VLOG】奥の細道,名勝,史跡,慈覚大師,日枝神社,開山堂,最上義光,中性院,三重塔,磨崖仏

駐車場

2022年7月14日、前日にはホルモン居酒屋てんまで焼肉を楽しんだ。

ホルモン居酒屋てんま分店/山形市双葉町【ディナー】新鮮な山形牛をガッツリ堪能
ホルモン居酒屋てんまは、山形県山形市双葉町にある焼肉店だ。中央のキッチンを取り囲むように、カウンター席が並ぶ。座敷席もあるが、今回はカウンター席に座った。まずは塩タンをいただく。おいしそうです。その他の部位も鮮やかな色で、新鮮そうだ。締めは、卵かけご飯。

宿泊していた東横INN山形駅西口をチェックアウトして、車で先に進む。

東横INN山形駅西口/山形市城南町【宿泊】山形駅前1分の交通至便なビジネスホテル
東横INN山形駅西口は、山形県山形市城南町にあるビジネスホテルだ。建物の横に、自走式の駐車場が用意されていた。ツインルームだ。枕元にコンセントがないようだ。1泊朝食付きで、夕食は外の飲食店に食べに出た。朝食はバイキング。

立石寺(りっしゃくじ)にやってきた。立石寺 りっしゃくじ にやってきた

門前町に民間の駐車場がたくさんある。

今回は「ふもとや」駐車場に車を停めた。今回は ふもと屋 駐車場に車を停めた

料金は300円だった。

合計距離: 473385 m
最高点の標高: 661 m
最低点の標高: 6 m
累積標高(上り): 3419 m
累積標高(下り): -3389 m
総所要時間: 06:03:05
Download file: 20220714_山形市.gpx

由緒

立石寺は、松尾芭蕉が奥の細道で訪れたことで知られている。立石寺は 松尾芭蕉の 閑さや 岩にしみ入る 蝉の声 という句で知られている

国指定の名勝、史跡になっている。

860年に清和天皇の勅命で、円仁(慈覚大師)が開山したとされている。

松尾芭蕉がこの地を訪ね「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」 という句を残した。

由緒書きは読めなくなっていた。由緒書きは読めなくなっていた

全行程石段で1,000段、往復に1.5時間かかるとされている(汗;)全行程石段 往復に1 5時間かかるとされている 汗

根本中堂

根本中堂(こんぽんちゅうどう)にやってきた。根本中堂 こんぽんちゅうどう にやってきた

根本中堂の由緒書き。根本中堂

本堂にあたる。

1346年に再建された国指定の重要文化財で、ブナの建造物としては日本最古を誇る。
1346年に再建された国指定の重要文化財で ブナの建造物としては日本最古を誇る

平安時代の一木造り秘仏本尊、薬師如来座像が安置されている。

招福布袋尊の像は見られるが、本尊は秘仏とされ見ることができない。

不滅の法灯が灯っているが、内部は撮影禁止。

本尊の薬師如来像は、2063年がご開帳だそうだ。

50年に一度しか見られない秘仏。

芭蕉句碑

有名な芭蕉の句碑があった。有名な芭蕉の句碑があった

門人達が1853年に建てた句碑だそうだ。

建立を命じた清和天皇の宝塔もあるようだ。

7月だというのにアジサイが満開。7月だというのにアジサイが満開

まだ「蝉」には早い(苦笑)

元禄二年(1689年)に松尾芭蕉が訪れた。F芭蕉は元禄二年 1689年 に松尾芭蕉が訪れた

その時に寄進されたのが、この手水盤だそうだ。その時に寄進されたのが この手水盤だそうだ

日枝神社

大イチョウがある。大イチョウがある

「山寺の大イチョウ」として、日枝神社のご神木、山形市登録天然記念物になっている。

根回り10m、幹回り9.6m、樹高30mあったが、折れてしまった。根回り10m 幹回り9 6m 樹高30mあったが 折れてしまった

山形市で一番太いとされ、慈覚大師お手植と伝わる。

日枝神社は、山寺の総鎮守とされる。日枝神社は 山寺の総鎮守とされる

亀の甲石がある。亀の甲石がある

おばあが怒っています。

松尾芭蕉の銅像。松尾芭蕉の銅像

山門

山門が、奥の院までの登山入口になっている。山門が 奥の院までの登山入口になっている

まず案内看板でルートを確認。まず案内看板でルートを確認

ここから登りになる(汗;)

山門で巡拝料300円を支払う。山門で巡拝料300円を支払う

姥堂

蝉が鳴いていた。

おばあは「耳鳴りとどっちか分からない」と言っております。

姥堂(うばどう)まで歩いてきた。姥堂 うばどう まで歩いてきた

ここから上は極楽とされる。

御手掛岩まで歩いてきた。御手掛岩まで歩いてきた

奥の院まで、まだ730段(汗;)

目の前に大岩壁が現れた。目の前に大岩壁が現れた

弥陀洞

せみ塚まで歩いてきた。せみ塚まで歩いてきた

芭蕉の句をしたためた短冊を納めた記念碑がある。

弥陀洞(みだほら)まで歩いてきた。弥陀洞まで歩いてきた

あと450段。

この岩壁に、阿弥陀様が現れているという。この岩壁に 阿弥陀様が現れているという

仏様の姿に見える人は幸福が訪れるという言い伝えがある。

離れて見ないと、分からないようだ。

弥陀洞(山寺立石寺)背後にある凝灰岩が風化して阿弥陀如来の姿を形作っています。高さは約4.8mの巨大なもので、仏様の姿に見える人は幸福が訪れるという言い伝えがあります(最上部の窪みが頭でその下の左右に肩のような丸身にある形状が見られ、地上部は座禅を組んでいるようです)。

弥陀洞(山寺立石寺) から引用

仁王門

仁王門まで歩いてきた。仁王門まで歩いてきた

仁王像は、運慶の弟子たちの作と伝わる。
仁王像は 運慶の弟子たちの作と伝わる

欅材で1848年に再建された。

まだまだ石段は続く。

仁王門の上に、開山堂が見える。仁王門の上に 五大堂が見える

性相院

性相院(しょうそういん)まで歩いてきた。性相院 しょうそういん まで歩いてきた

本尊は阿弥陀如来。

伊達政宗公の生母、義姫の位牌を安置して毎日供養する所だ。伊達政宗公の生母 義姫の位牌を安置して毎日供養する所だ

開山堂

開山堂に到着。開山堂に到着

慈覚大師の御堂で、こ崖下の自然窟に大師の御遺骸が金棺に入れられ埋葬されている。

開山堂の左の赤い小さな堂は、写経を納める納経堂だ。開山堂の左の赤い小さな堂は 写経を納める納経堂だ

納経堂までは行けない。納経堂までは行けない

五大堂に向かう。五大堂に向かう

分かっていないおじい。

五大堂は五大明王を祀る道場で、断崖に突き出すようお堂が立つ。
五大堂は五大明王を祀る道場で 断崖に突き出すようお堂が立ち 山寺を一望できる

山寺を一望できる、随一の絶景。山寺を一望できる 随一の絶景

開山堂が眼下に見える。開山堂が眼下に見える

投入堂は手すりも何もなかったが(汗;)ここは整備されていて安心だ。

投入堂/鳥取県三朝町【国宝】日本一危険といわれる三佛寺奥院に【登山】これは参拝の域を超えている・・・
三徳山三佛寺奥院投入堂は、鳥取県東伯郡三朝町三徳にある寺だ。断崖に建ち、「日本一危険な国宝」と呼ばれている。その名は開祖の役小角が、法力で建物ごと平地から投げ入れたという伝承からきている。なんとか無事に投入堂まで往復してきた。

はしゃぐおばあ。はしゃぐおばあ

奥の院

奥の院に向かう。下っていく

奥の院に到着。奥の院に到着

売店でオリジナルTシャツを売っていて、お寺じゃないみたい(笑)売店でオリジナルTシャツを売っていて お寺じゃないみたい 笑

山形の基礎を築いた最上義光(もがみよしあき)らの位牌を納めている。山形の基礎を築いた最上義光 もがみよしあき らの位牌を納めている

山形城を整備し57万石の領地を支配した。
山形城を整備したことで知られる

没後400年出羽の虎将「最上義光」ゆかりの地を訪ねる | 山形県長谷堂合戦における軍功により、義光は、現在の山形県の村山、最上、庄内各地域から秋田県南部に及ぶ57万石の領地を支配する大大名になりました。それは、徳川一族と豊臣氏を別にすると当時で全国第5位の規模でした。

没後400年出羽の虎将「最上義光」ゆかりの地を訪ねる | 山形県 から引用

中性院(ちゅうせいいん)といい、本尊は阿弥陀如来。
中性院 ちゅうせいいん といい 本尊は阿弥陀如来

奥の院に到着。
奥の院に到着

正式には「如法堂」というそうだ。
正式には 如法堂 というそうだ

自覚大師円仁が中国で修業中に持ち歩いた、釈迦如来と多宝如来をご本尊としている。自覚大師円仁が中国で修業中に持ち歩いた 釈迦如来と多宝如来をご本尊としている

大佛殿にも参拝する。大佛殿にも参拝する

三重塔を見に来た。三重塔を見に来た

日本最小規模の三重の塔で国指定重要文化財になっている。日本最小規模の三重の塔で国指定重要文化財になっている

磨崖仏があった。磨崖仏があった

売店

売店で、ソフトクリームを購入。売店で ソフトクリームを購入

あんまりサクランボっぽくはないです。

ほんのりと甘酸っぱい、みちのくの味がします。

日枝神社まで戻ってきた。日枝神社まで戻ってきた

ここから参道を下りて、門前町に戻ることにした。ここから参道を下りて 門前町に戻ることにした

車で先に進んだ。

那須高原SA (上り)/栃木県那須町【ランチ】充実した設備のサービスエリアでカキフライ定食とエビ天蕎麦
那須高原SAは、栃木県那須郡那須町豊原丙にあるサービスエリアだ。店内は広く、凄く充実している。フードコートでエビ天蕎麦とカキフライ定食でランチ。桃を一箱1購入。
合計距離: 2216 m
最高点の標高: 396 m
最低点の標高: 237 m
累積標高(上り): 321 m
累積標高(下り): -321 m
総所要時間: 01:28:30
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