八ヶ岳 ⇒ 登山初心者から上級者まで魅了する美しき山(日本百名山23座目)

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八ヶ岳とは

八ヶ岳は首都圏から近く、山梨に入るとすぐにその威容を見ることができることから、よく親しまれている山だ。

その名から8つの山から構成されているように思えるが、実際にはそうではない。

そのいわれはいくつかあるようだ。

最高峰は赤岳(標高2,899m)だが、今回は赤岳ではなく天狗岳を目指した。

唐沢鉱泉から登山開始

早朝に宿泊地を出発し、唐沢鉱泉を目指す。

一部未舗装路があり、車体をこすらないかビビりながら車を進める。

こういうとき、SUV車がうらやましい。

6:50駐車場に着いた。

すでに満車で、道路脇の縦列駐車の列に加わることにした。

土曜日とはいえ、さすが人気の山だ。

駐車場の上に、唐沢鉱泉の建物がある。

ここには立ち寄り湯があるので、登山後が楽しみだ。

温泉が混じった河原は、すごい色になっている。

泉質も良さそうだ。

快適な登山道

登山客が多いだけに、登山道はよく整備されている。

苔が美しい。

8:20渋の湯からの合流地点に到着。

まだまだ登りが続く。

9:30黒百合平に到着。

テレビの山旅番組でよくみかける黒百合ヒュッテだ。

感慨深い。

温度計を見たら、18度もあった。暑いはずだ。

9月上旬とは言え、この日は暖かな日だ。

黒百合ヒュッテを後にし、先に進む。

東天狗岳へのダイナミックな登山道

ここからは今までの樹林帯の登山道から一転し、ダイナミックな景色が広がる。

天狗の奥庭と呼ばれる場所から、目指す天狗岳がよく見えた。

展望も素晴らしい。

昨年登った蓼科山もよく見えた。

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岩場を行く。

北八ヶ岳が一望できる。

あと少しだ。

と思ったら、山頂はもっと先だった(汗;)

12:00東天狗岳山頂に到着。

山頂から南を見ると、硫黄岳の爆裂火口がよく見える。

その向こうが最高峰の赤岳だ。

いつかあそこに立つ日も来るだろう。

西を見ると、西天狗岳だ。

向こうに見える西天狗岳の方が標高は高いようだ。

北を見ると、蓼科山に続く稜線が美しい。

ここでランチすることにした。

絶景の中では、カップ麺も美味しく感じられる。

西天狗岳、そして下山なのだが・・・

ランチが済んで、西天狗岳に向かう。

13:20西天狗岳山頂に到着。

ここからは硫黄岳の眺めは今ひとつだ。

やはり東天狗岳でゆっくりしてよかった。

予定より遅くなったので、急いで下山することにした。

14:27第二展望台に到着。

15:07第一展望台に到着。

諏訪の街が美しい。

しかし!

岩場続きの登山道に大苦戦。

途中で登山靴の底が剥がれて困っていた人がいたので、手持ちの結束バンドをあげたりしてさらに遅くなる。

ようやく唐沢鉱泉に着いたのは17:11だった。

あたりは既に薄暗くなっていて、他の登山客も見当たらなくなっていたので心細かった。

ようやくホッとしたというのが実感だ。

温泉で一息入れて、次の宿泊先に向かった。

感想

さすがに人気の山だけあって、整備が行き届いていた。

眺望もよく、達成感は100%だ。

しかし前日に霧ヶ峰、美ヶ原と2座登っていた疲れが出て、下りはヘロヘロ。

体力のなさを痛感することになった。

次回は最高峰の赤岳を目指したい。

合計距離: 8895 m
最高点の標高: 2654 m
最低点の標高: 1857 m
累積標高(上り): 1034 m
累積標高(下り): -1026 m
総所要時間: 10:28:01
Download file: 20170909_天狗岳.gpx
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