えびすや旅館とは
えびすや旅館(えびすやりょかん)は、愛媛県西宇和郡伊方町三崎(えひめけんにしうわぐんいかたちょうみさき)にある日本旅館だ。
三崎地区にある、昭和3年創業の風情あるたたずまいの旅館です。まさに昭和初期の時代の雰囲気そのままに、心休まるひと時をお過ごしいただけます。もちろん佐田岬の新鮮な海の幸を満喫いただけます。
今回はGOTOトラベルのキャンペーンと愛媛県のキャンペーンによってダブルで格安で宿泊できるということで、利用させてもらうことにした。
駐車場
この日は道の駅伊方きらら館などに立ち寄った。
そこから車で、えびすや旅館にやってきた。
はじめは駐車場が分からず、路上に駐車したまま徒歩でえびすや旅館に行き、駐車場の場所を聞いてそこに移動した。
駐車場は、建物の裏側の露地を入ったところにあった。
舗装はされていないが、広さは十分だ。
ここから荷物を持って、ぐるりと建物を回っていく。
雨の日とかは、大変そうだ。
館内
外観は、昔懐かしい日本旅館そのものだ。
入ってすぐ階段があり、2階に案内される。
部屋
今回泊まったのは、2階の奥の一号室だ。
角部屋で、通路を挟んで窓がある。
8畳間だが、本間なので広い。
エアコン、テレビ、冷蔵庫、湯沸かしポット(エア式!!)完備。
お茶を淹れて、少し休憩。
日本茶だけでなくコーヒーセットもあり、言うこと無しだ。
Wifiは、少し残念。
遅い上にブツブツ切れるので、仕事には使えなかった。
風呂
トイレと風呂は共用なので、荷物を置いて風呂に行くことにした。
階段のところに、共用スペースがある。
そこには真空管アンプのレトロなオーディオセットがあり、ジャズがかかっている。
その先に、自動販売機。
トイレは共用で、男女別に1つずつ。
もちろん水洗で、温水便座。
タンスの上には、外国人が喜びそうな飾り。
この階段を降りたところが、風呂場だ。
階段が狭くて急なのは、この時代なら普通。
風呂場は交代で利用する、家族風呂になっている。
広くは無いが、家族4人で利用するくらいなら不足無い。
ゆっくり風呂に浸かり、佐田岬に向かった。
夕食
佐田岬観光から帰ると、お待ちかねの夕食だ。
夕食は、階段横の食堂で取る。
まず蛸ぬたとカツオのタタキ。
刺身の舟盛りが出て2人分だと思ったら、1人分だった(驚)
ウニがのった茶碗蒸し。
アジの煮付け。
九州側で水揚げされたら「関鯵」と呼ばれるアジだけに、味は大満足だ。
日本酒も頼んでみた。
サザエの壺焼きも。
締めは、なめろうが乗ったおにぎり茶漬け。
苦しくなるくらい、お腹いっぱいになった。
朝食
朝食も同じ食堂で頂く。
朝から巨大なかぶと焼きが出て、驚く。
品数も多く、食べきれないほどだ(食べたけど)
チェックアウトし、先に進んだ。
感想
昭和初期のレトロな風情を楽しむ旅館だ。
部屋の障子は破れているし壁には穴、ガラスは欠け、窓の建て付けは悪い。
備品も古い。
そういうことを納得できる人なら、とても楽しめる。
なんと言っても、食事が素晴らしい。
海の幸を堪能できる旅館だ。