慈雲寺とは
慈雲寺(じうんじ)は、長野県諏訪郡下諏訪町東町中(ながのけんすわぐんしもすわまちひがしまちなか)にある臨済宗妙心寺派の寺だ。
山号は白華山で、本尊は十一面千手千眼観音菩薩。
慈雲寺の開山は正安2年(1300)であるが、それから68年後の応安元年(1368)に寺観を改め、そのときこの梵鐘(ぼんしょう)が鋳(い)られた。足利(あしかが)義(よし)満(みつ)が将軍職についた年で、このころの梵鐘の作例は少ないので特に珍重されている。
慈雲寺梵鐘 | 下諏訪町 から引用
慈雲寺
〒393-0005 長野県諏訪郡下諏訪町東町中606
0266-27-8171
これが無料?!武田信玄ゆかりの慈雲寺/長野県下諏訪町【旅行VLOG、レビュー】美しい石庭!樹齢400年以上のアカマツ!1808年に再建された本堂!石灯籠が並ぶ池泉庭園!武田信玄が矢を射かけた矢除石!
宮乃前そば店
2024年1月7日、この日は諏訪大社下社春宮(すわたいしゃ しもしゃ はるみや)に参拝した。
参拝を終え、鳥居の前にある宮乃前そば店にやってきた。
最寄り駅:
下諏訪駅
ジャンル:
そば
うどん
宮乃前そば店
〒393-0092 長野県諏訪郡下諏訪町大門197
0266-27-7195
きのこ蕎麦でランチ。
おばあは天ぷらうどんで、ツユは真っ黒(苦笑)
境内
食事を終え、諏訪湖が見える場所まで歩いてきた。
慈雲寺(じうんじ)に到着。
一山一寧国師は「諏訪八景」を選定し、慈雲寺も「慈雲晩鐘」として選定されている。
参道は美しい杉並木。
1300年に一山一寧国師により創建された。
創作灯籠がある。
金比羅大権現。
五輪塔は諏訪藩の初代藩主、日根野高吉の供養塔。
高野山の奥の院を思い出すね。
参拝
本堂は1808年に再建された。
下諏訪町文化財に指定されている。
必見ですね。
「天桂松」といい樹齢400年以上のアカマツ。
「天桂松」は、慈雲寺第7代住職・天桂玄長禅師が植えたものとされ、その名がつけられています。樹齢400年以上のアカマツです。太い主幹は地上3mの高さで六つに枝分かれし、東西に17m、南北に13mも伸びていて、枝先は地上に達しています。枝の曲がり具合も素晴らしい。おそらく人為的に曲げたのでしょうが。
慈雲寺の天桂松 から引用
戦国時代に武田信玄により中興開基されたため、本堂には武田菱がつけられている。
甲州市にある恵林寺(えりんじ)を思い出した。
臨済宗の禅寺らしく、石庭が見事だ。
扁額は後宇多法皇の筆だという。
本尊は十一面千手千眼観音菩薩。
庭園
「帰錫庭(きしゃくてい)」という枯山水庭園。
使われているのは四万十川源流域の巨石・銘石だという。
池泉庭園まで歩いてきた。
1837年に現在の姿に整えられた。
ベンチも設置されている。
矢除石
道路から参道の石段を下りていく。
武田信玄が放った矢が全て跳ね返されたとのいわれを持つ「矢除石」がある。
武田信玄は戦場に赴く際に慈雲寺に立ち寄って教えを請うていた。
天桂上人がこの石の上に立ち「私を弓で射てみよ」と言った。
至近距離から多くの矢を放ったが、全て跳ね返されたという。
不動明王も祀られている。
先に進んだ。
最高点の標高: 816 m
最低点の標高: 769 m
累積標高(上り): 146 m
累積標高(下り): -144 m
総所要時間: 02:43:17