白川郷とは
白川郷(しらかわごう)は、岐阜県大野郡白川村などを指す。
合掌造りの建物で世界遺産にも登録されている。
白川郷とは
岐阜県大野郡白川村の荻町地区は、大小100棟余りの合掌造りが数多く残り、また今でもそこで人々の生活が営まれている集落として知られています。
日本の原風景ともいうべき美しい景観をなすこの合掌造り集落が評価され、1976年に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、さらに1995年には五箇山(富山県)と共に白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。建物や景観だけではなく、地域に根付く住民同士の相互扶助の営みが高い評価を受けたと言われています。
近年では、世界遺産に登録されたことで知名度が増し、また交通網の整備により国内外から毎年多くの観光客が訪れています。
日本の原風景である農村文化・生活・暮らしを深く感じることができる「日本の故郷」のような場所です。
飛騨高山から白川郷を目指す
この日は飛騨高山に宿泊していて、まず高山の古い街並みを観光してから白川郷に向かった。
高速道路が完成していて、非常にスムーズに行くことができた。
町に入ると、駐車場がある。
しかし有料。
そこで、帰りに昼食を頼むこと条件に、入り口にあるレストランに車を停めさせてもらうことにした。
このレストランも合掌造りだ。
店頭で担当者が客引きをしている。
合掌造りの街並みに圧倒される
さっそく村の中心に向かう。
駐車場は広く、観光バスなども多く来ていた。
世界遺産の看板が立っている。
萱葺きの屋根が巨大だ。
うちの旧家も以前は萱葺きだったので、懐かしさを感じる。
外国人観光客も多い。
実際に中に入ってみる
重要文化財の和田家に入る。
ここも大きな建物だ。
国指定重要文化財 和田家
荻町合掌集落で最大規模を誇る合掌造りです。江戸期に名主や番所役人を務めるとともに、白川郷の重要な現金収入源であった焔硝の取引によって栄えました。現在も住居として活用しつつ、1階と2階部分を公開しています。
囲炉裏がある。
階段で屋根裏に上がることができる。
縄で縛っただけという驚きの構造だ。
窓からの眺めが素晴らしい。
屋根の上へ上へと高いことが分かる。
周囲は田んぼが実っている。
観光地ではあるが、生活が息づいているのだ。
長瀬家へ。
5階建てという最大級の建物だ。
ふる郷 長瀬家
当家は5階建ての合掌造り家屋で、1階には500年前の作と云われている荘厳な仏壇の他、美術品・什器等を展示。3・4階には「ふるさと」への想いを馳せらす昔からの生活用具を展示。「ものを愛する心が宝もの」の長瀬家です。
コスモスが良く映える。
さらに先に進む。
明善寺に来た。
明善寺郷土館
集落内の真宗大谷派の寺院。本堂、庫裏、鐘楼と合掌造りのままなのは他に類を見ない。本堂では、京都の東寺や醍醐寺にもある、浜田泰介画伯の障壁画を見る事ができる。
5階建てでとても大きい。
美しい景色だ。
車を停めさせてもらっているレストランに戻ってきた。
蕎麦と飛騨牛のステーキにした。
非常に美味しい。
展望台へ
レストランを後にし、白川郷を一望できる展望台に行くことにした。
展望台
シャトルバス運行情報
■ 展望台行き(最終 15:40)
・乗場:国重文 和田家スイレン池前 ( → 城山天守閣駐車場)
・運行時間 9:00~15:40
・20分毎に出発(00,20,40)
・片道一人200円(大人)
・車内精算
■ 展望台帰り(最終 16:10)
・乗場:城山天守閣駐車場 ( → 国重文 和田家スイレン池前)
・運行時間 9:10~16:10
・20分毎に出発(10,30,50)
・片道一人200円(大人)
・車内精算
駐車場も広い。
売店もあった。
お約束のソフトクリームを買う。
多くの人が写真を撮っている。
展望台らしく街並みが一望できる。
コスモスに良く映える。
遠くに見えるのは白山だ。
この後、郡上八幡に向かった。
感想
さすがの景観だった。
思っていたよりも建物が多く、雰囲気も素晴らしい。
さすがに世界遺産になるだけのことがあると思った。
一見の価値がある場所だ。
最高点の標高: 503 m
最低点の標高: 478 m
累積標高(上り): 69 m
累積標高(下り): -50 m
総所要時間: 00:54:13