中山道と善光寺道の分岐点を歩く!中山道31番目の宿場町「洗馬宿」観光!【旅行VLOG、レビュー】木曽義仲の伝説の地!細川幽斎の歌に詠まれた肱懸松!江戸時代に中山道が整備される際に整備された宿場町

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洗馬宿とは

洗馬宿(せばじゅく)は、長野県塩尻市宗賀(ながのけんしおじりしそうが)にある中山道31番目の宿場町だ。

北国西街道道(ほっこくにしかいどう)、別称「善光寺道」の起点でもある。

慶長18(1613)年に、下諏訪宿から小野宿・牛首峠経由で贄川宿に至る旧中山道が廃止された翌年、塩尻峠経由の路線が新たに中山道として設定された際新設された宿場です。
宿場の北方は中山道と北国脇往還(善光寺街道)の「別去れ」で道が左右に分かれ、「右中山道 左北国脇往還 善光寺街道」の道標が建っており、中山道を進むと桔梗ケ原を経由し塩尻宿へ、善光寺街道を進むと郷原宿へと向かいます。

中山道 洗馬宿 | 塩尻市観光協会 から引用

洗馬宿脇本陣跡
〒399-6461 長野県塩尻市宗賀2760

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わかされ道標

2024年5月3日、この日は本山宿(もとやまじゅく)を歩いた。

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本山宿は中山道32番目の宿場で、日出塩桜の丘公園や旧中山道などの名所がある。公園には10種類の桜が植えられ、本山宿には国の登録有形文化財である建物が並んでいる。また、本山宿は尾張藩木曽との境であり、そば切り発祥の地としても知られている。

そこから車で、洗馬宿(せばじゅく)にやってきた。

ここには道祖神が据えられていた。

中山道と善光寺道のわかされ道標・道祖神
〒399-6461 長野県塩尻市宗賀3000-ロ

常夜灯まで歩いてきた。

ここから右が中山道、左が善光寺道となる。

中山道と善光寺街道のわかされ
〒399-6461 長野県塩尻市洗馬3000-ロ

常夜灯は1857年の建立。

肱懸松

洗馬宿(せばじゅく)は慶長19年(1614年)中山道の経路変更に伴い設置された。

それまでは洗馬荘(本洗馬)に武田信玄が設置した伝馬宿があった。

当時は下諏訪宿から小野峠〜小野宿〜牛首峠を通って桜沢(塩尻市贄沢)に抜け贄川宿を結ぶ最短経路だった。

肱懸松跡(ひじかけまつあと)まで歩いてきた。

細川幽斎が肱をかけて休んだと伝えられる名高い赤松があった。

「肱懸けて しばし憩える松陰に たもと涼しく 通う河風」

肱懸松の由緒書き。

徳川秀忠が上洛の際に肱をかけて休んだとも伝えられる。

あふたの清水

あふたの清水まで歩いてきた。

邂逅の清水と書く。

邂逅の清水
〒399-6461 長野県塩尻市宗賀 洗馬

邂逅(かいこう)とは巡り会いという意味。

「会ふた」 ⇒ 「アフタ」

木曽義仲挙兵の際、木曽から出てきた義仲と今井から出迎えた今井兼平の主従が邂逅したところと伝えられる。

木曽義仲挙兵の際、木曽から出てきた義仲と今井から出迎えた今井兼平の主従が邂逅したところと伝えられ、兼平が疲れた義仲の馬の足を洗うと馬はたちまち元気を回復したとの言い伝えがあります。

邂逅の清水 | _名水 | _川・湖沼・池・渓谷・滝・名水 | トリップアイデア | Go NAGANO 長野県公式観光サイト から引用

兼平が疲れた義仲の馬の足を洗うと馬はたちまち元気を回復した。

そこから「洗馬宿」(せばじゅく)の名が付いた。

ふるさとの水20選に選ばれている。

水、飲めます。

冷たくておいしいです、軟水ですね。

昨日の霧訪山(きりとうやま)からの風が吹きました

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あふたの清水の説明看板。

歌川広重の「洗馬の夕月」は、ここから奈良井川を見た風景と思われる。

洗馬は、信州の塩尻と本山の間にある宿で、宿名の起源は宿の北はずれの「あふたの清水」で、木曾義仲の家臣今井四郎兼平が義仲の乗馬を洗ったことによるという。この清水から斜面を下ると奈良井川で、広重はその奈良井川の月夜の情景を描く。本作品群は英泉が24図、広重が47図を描いた大物揃である。

木曽海道六拾九次之内 三拾弐 洗馬 から引用

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