山内神社とは
山内神社(やまうちじんじゃ)は、高知県高知市鷹匠町(こうちけんこうちしたかじょうまち)にある神社だ。
祭神は初代土佐藩主の山内一豊(やまのうちかずとよ)とその妻千代、山内家歴代藩主だ。
10 代藩主豊策(とよかず)公の時代に、
一豊公と同夫人・見性院(千代)、そして、
2代藩主忠義公を祀るため、高知城内に藤並神社が建てられた。明治四年(1871)
廃藩置県の年の3月、最後の藩主で最初の知藩事山内豊範公が祖霊を祀るため、藤並神社の御旅所のあった現在地に社殿を造り、三代忠豊公より十四代豊惇公の霊を祀られた。昭和七年(1932)
十五代豊信公・十六代豊範公の幕末維新における功績を顕彰するための神社を新たに造ることとなり、 両公を除く歴代藩主の霊を藤並神社にうつして、新社殿建造工事にかかり、昭和九年四月落成。 ここに「別格官幣社山内神社」が創建された。
山内神社ホームページから引用
裏参道
この日は、潮江天満宮に参拝した。
その後、徒歩で山内神社にやってきた。
鏡川沿いを歩くと、右側に山内神社の石垣が見える。
坂道を上がると、裏参道だ。
なにやら工事をしていた。
手水舎。
境内に入る。
参拝
すぐに拝殿がある。
その隣りに、摂社。
熊野神社、住吉神社、春日神社が鎮座する。
表参道
参拝を終え、表参道へ。
手水舎。
亀石。
鳥居から見ると、こんな感じ。
三翠園
山内神社の向かいに、三翠園がある。
この板塀は、土佐藩下屋敷のものだ。
工事中で、ちょっとみてくれが悪い。
この場所で、山内容堂と西郷隆盛が会見を行った。
国の重要文化財になっている。
その向かい、つまり山内神社の裏手は、鷹匠公園がある。
ここは、最後の藩主となった山内容堂の邸宅跡だ。
徒歩で、出雲大社に向かった。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/shrines-and-temples/shrines/kochi/16518/
感想
以前は境内に宝物館があったのだが、高知城歴史博物館に移された。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/walking/kochi-walking/9511/
また以前は山内会館というイベントホールがあったのだが、それも無くなった。
おかげで、ひっそり静かな神社になった。
むしろ神社らしいというか、威厳が出たような気がする。
山内家を祀る神社であるので、郷氏として差別されてきた長宗我部家の家来の子孫にとっては仇敵なのだが、歴史の流れとしてとらえたい。