賀茂神社(高知県須崎市) ⇒ 人魚伝説の神社に参拝後、多ノ郷〜須崎湾〜大間と8kmウォーキング

スポンサーリンク

賀茂神社とは

賀茂神社(かもじんじゃ)は、高知県須崎市多ノ郷(こうちけんすさきしおおのごうこう)にある神社だ。

祭神は、賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)

地元の人たちから「賀茂さま」と呼ばれ親しまれている賀茂神社。初詣や夏祭りなど場としても知られ、また秋祭りでは頭を鳥毛で飾った少年たちが太刀踊り(花取踊り)を奉納します。(高知県保護無形文化財)
境内には石造塔があり、梵字の掘りや屋根の反りの特徴から鎌倉時代に造られたとされ、県下最古のものであるとされています。(高知県保護有形文化財)

賀茂神社 – 特定非営利活動法人暮らすさき から引用

この付近を支配していた津野氏の藤原経高(ふじわらつねたか)が、京都の上賀茂神社から勧進した。

津野氏は、家伝によれば藤原基経の後裔、藤原経高(つねたか)を始祖とする。経高は罪を得て延喜10年(910年)伊予に下り浮穴郡川上庄山内谷を経て、同13年(913年)に土佐国に入り、高岡郡津野山を開拓し名字を津野に改めと伝えられているが信憑性は低い。
高岡郡津野山が現在の高知県高岡郡津野町付近であるか高知県須崎市吾井郷付近であるかは判然としない。(後述の津野荘の項参照)
津野氏は高岡郡姫野々に姫野々城を築き、以後、中世を通じて、津野荘の地頭として発展した。
津野氏も土佐一条氏や大平氏と並び文人として知られた。

津野氏 – Wikipedia から引用

近くなので、何度か参拝している。

賀茂神社 ⇒ 人魚を食べて800年生きた尼を偲ぶ
賀茂神社とは 賀茂神社(かもじんじゃ)は、高知県須崎市の神社だ。 地元の人たちからは「賀茂さま」と呼ばれているそうだ。 祭神は賀茂別雷...

ランチ

2021年4月18日、この日は自宅を車で出発し、須崎市内の喫茶店でランチ。

駐車場

食事を終え、車で賀茂神社にやってきた。

賀茂神社には駐車場が無いが、参拝者は参道に駐車できる。

人魚伝説

賀茂神社には、人魚の血をなめた子どもが800歳まで生きたという人魚伝説がある。

昔々、若狭国のとある漁村の庄屋の家で、浜で拾ったという人魚の肉が振舞われと。

村人たちは人魚の肉を食べたら不老不死の命と若さが手に入るちゅう事は知っちょったけんど、皆ー気味がって食べた振りをしてもって帰ったそうじです。

ところが、ある男が持って帰って隠しちょった「人魚の肉」を、その男の娘が食べてしもうたそうながです。

娘はそのまま、十代の美しさを保ったまま何百年も生き続けたそうです。

悲しいことに、結婚しても必ず夫に先立たれてしまい、父も年老いて死んでしまい、終いには村の人々に疎まれて尼となり、国中を周って貧しい人々を助けたが、最後には世を儚んで岩窟に消えたと伝えられちょります。

八百比丘尼多重塔 – 賀茂神社 – 史跡 | 史跡・文化財 から引用

土佐は自由民権運動が盛んで、この賀茂神社にも国民派と自由党が石を献上している。

また賀茂神社秋祭りでは、花取踊りを奉納している。

多ノ郷地区にある賀茂神社で、毎年10月20日、賀茂神社秋祭りが行われます。頭を鳥の毛(ヤマドリやキジの尾羽根)で飾った少年たちが、太刀踊り(花取踊り)を奉納します。
 この踊りは、高知県の保護無形文化財に指定されている伝統ある踊りです。

賀茂神社(多ノ郷) – 須崎市観光協会ホームページ から引用

参拝

拝殿。

拝殿の前に、テントが張られていた。

須崎市のゆるキャラ「しんじょう君」は、twitterのフォロワー13万人を誇る人気キャラクターだ。

須崎市の新荘川で、最後に目撃されたニホンカワウソ。残念ながら絶滅種指定されてしまいましたが、しんじょう君は今日もカワウソの友達を探しに旅をしています。そして、この魅力いっぱいの須崎市のPRをしています。

プロフィール – しんじょう君オフィシャルウェブサイト から引用

本殿は大きい。

摂社の宇氣母智大神(うけもちのおおかみ)にも参拝する。

天照大神は月夜見尊に、葦原中国にいる保食神という神を見てくるよう命じた。月夜見尊が保食神の所へ行くと、保食神は、陸を向いて口から米飯を吐き出し、海を向いて口から魚を吐き出し、山を向いて口から獣を吐き出し、それらで月夜見尊をもてなした。月夜見尊は「吐き出したものを食べさせるとは汚らわしい」と怒り、保食神を斬ってしまった。それを聞いた天照大神は怒り、もう月夜見尊とは会いたくないと言った。それで太陽と月は昼と夜とに別れて出るようになったのである。
天照大神が保食神の所に天熊人(アメノクマヒト)を遣すと、保食神は死んでいた。保食神の屍体の頭から牛馬、額から粟、眉から蚕、目から稗、腹から稲、陰部から麦・大豆・小豆が生まれた。天熊人がこれらを全て持ち帰ると、天照大神は喜び、民が生きてゆくために必要な食物だとしてこれらを田畑の種とした。

保食神 – Wikipedia から引用

鳥居神社。

祀られているのは、近くの田んぼから出土した400年前の大鳥居の一部だ。

田んぼ

参拝を終え、田植えが済んだばかりの田んぼを歩いて行く。

正面に蟠蛇森(ばんだがもり)が見える。

蟠蛇森⇒大蛇伝説の山は展望台から太平洋や石鎚山を臨める
蟠蛇森(ばんだがもり)は須崎市の山だ。 蟠蛇森(ばんだがもり) - 須崎市観光協会ホームページ 須崎市の北境にそびえる標高769mの市...

多ノ郷

多ノ郷の町まで歩いてきた。

多ノ郷平和公園を通過。

魚貴まで歩いてきた。

魚貴(高知県須崎市) ⇒ 日替わりランチのあと安和をウォーキング
魚貴(うおたか)は、高知県須崎市西崎町(こうちけんすさきしにしざきまち)にある居酒屋だ。この日は自宅を車で出発し、魚貴にやってきた。この店は靴を脱いで自分で下足箱に入れるシステム。この日は豚の生姜焼きとイセギの刺身だった。食後にコーヒーが付いて850円。オリジナルブレンドらしい。

JRの跨線橋を通過。

JR多ノ郷駅が見えている。

すさきSAT情報館

すさきSAT情報館まで歩いてきた。

高知道須崎東ICから車で5分ほどの場所にある、桐間多目的公園内にある情報発信施設です。平成22年に設置されたこの施設では、高知県内・須崎市の観光情報を発信している他、地域のイベント情報なども紹介しています。ぜひ休憩がてらお立ち寄りください。

すさきSAT情報館 – 特定非営利活動法人暮らすさき から引用

ぐる〜めすさきというカツオのタタキを食べられる体験施設があったのだが、閉店しているようだ。

すさきSAT情報館も閉まっていた。

須崎湾

海が見えてきた。

須崎湾(すさきわん)だ。

橋を渡って、運動場に向かう。

JRの線路沿いに歩いて行く。

JR大間駅(おおまえき)に行けると思って歩いてきたが、踏切が無く渡れない(汗;)

強引に線路を渡れないこともなさそうだが、ここはおとなしく戻ることにした。

帰路

水路沿いに歩き、賀茂神社に戻っていく。

端午の節句も近づき、鯉のぼりが舞っていた。

賀茂神社に戻ってきた。

合計距離: 7753 m
最高点の標高: 50 m
最低点の標高: -3 m
累積標高(上り): 253 m
累積標高(下り): -255 m
総所要時間: 01:56:04
Download file: 20210418_須崎市.gpx
スポンサーリンク