投入堂/鳥取県三朝町【国宝】日本一危険といわれる三佛寺奥院に【登山】これは参拝の域を超えている・・・

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投入堂とは

三徳山三佛寺奥院投入堂(みとくさんさんぶつじおくのいんなげいれどう)は、鳥取県東伯郡三朝町三徳(とっとりけんとうはくぐんみささちょうみとく)にある寺だ。

断崖に建ち、「日本一危険な国宝」と呼ばれている。

その名は開祖の役小角が、法力で建物ごと平地から投げ入れたという伝承からきている。

三徳山三佛寺は標高900メートルの三徳山に境内を持つ山岳寺院です。
その奥院である投入堂は垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた他に類を見ない建築物で、国宝に指定されています。
屋根は軽快な反りを、堂を支える柱の構成などは建築美からも優れた建物です。
詳しい建造時期ははっきりとしていませんが、修験道の開祖、役小角が法力で建物ごと平地から投げ入れたという伝承が語り継がれています。

とっとり旅 【公式】鳥取県観光旅行情報サイト から引用

三徳山三佛寺奥院投入堂
鳥取県東伯郡三朝町三徳1010

駐車場

2022年5月27日、この日は下湯原温泉ひまわり館でランチを済ませた。

下湯原温泉ひまわり館/岡山県真庭市【ランチ】日本一の蛍の里で地元の蕎麦と鹿肉をいただく
下湯原温泉ひまわり館は、岡山県真庭市下湯原にある温浴施設だ。下湯原温泉唯一の日帰り温泉施設で、源泉掛け流しの露天風呂やペット専用露天風呂がある。レストランには、鹿肉のメニューが並ぶ。俺は地元で収穫されたという蕎麦と鹿肉丼。おばあは、トロロ蕎麦。地元で収穫された蕎麦の実を館内で石臼製粉しているそうだ。鹿肉だが、牛肉とあまり変わらない感じ。

そこから車で、国道482号線〜国道179号線と走る。

三朝温泉(みささおんせん)を通過。

三徳山(みとくさん)の鳥居をくぐる。

投入堂の入口を通過。

駐車場は、橋を渡ったところにある。

駐車場はとても広い。

合計距離: 284485 m
最高点の標高: 510 m
最低点の標高: 1 m
累積標高(上り): 2701 m
累積標高(下り): -2446 m
総所要時間: 04:08:16
Download file: 20220527_いの町.gpx

参道

三徳山(みとくさん)は国の名勝、史跡に指定されている。

まず案内看板でルートを確認。

橋を渡る。

参道まで歩いてきた。

三徳山三佛寺(みとくさんさんぶつじ)は、706年に役行者(えんのぎょうじゃ)が修験道の行場として開いたとされる天台宗の寺だ。

役行者が三徳山を訪れた時、その山のふもとでお堂をつくりました。役行者は法力でお堂を手のひらに乗るほどに小さくし、大きな掛け声と共に断崖絶壁にある岩窟に投入れたと言われています。このことから「投入堂」と呼ばれるようになりました。

三徳山三佛寺 | 三徳山三佛寺 国宝投入堂 から引用

投入堂(なげいれどう)までの道は険しく、観光気分ではとてもたどり着けない(汗;)

登山です。

入山料は1,200円。

石段を上がったところに、茶店があった。

入口で入山料を払う。

トイレは水洗だが、和式のくみ取り式。

参拝

ここでは400円だけ支払う。

まず皆成院(かいじょういん)に参拝する。

正善院(しょうぜんいん)

輪光院(りんこういん)

加茂山に登るくらいでしょ。

加茂山はいの町の里山で小学生が登る山なので、それと同列に語るのはどうかとおもうが(汗;)

加茂山 ⇒ 伊野の街並みを見下ろすふる里の山
加茂山とは 加茂山(かもやま)は高知県吾川郡いの町の里山だ。 標高は261mと低いが、伊野の町から見上げると存在感は抜群だ。

確かに標高差は同じくらいだが、危険度が桁違いだ。

本坊。

本堂。

本尊は十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)

行者道

この先から、行者道となる。

ここで800円を支払う。

六根清浄(ろっこんしょうじょう)の輪袈裟を貸与される。

修行の目的は「六根清浄」。六根とは、眼・耳・鼻・舌・身・意のことで、つまり五感と心。「ときに人間は間違いを犯すことがあり、悪い心を持つこともあります。見なければいけないものを見逃したり、悪い話を聞くこともあります。三徳山に入ることで、そのようなすべての罪穢れが清浄されます」と教えてくれたのは、執事次長の米田良順(りょうじゅん)さん。

三徳山三佛寺。日本一危険な国宝「投入堂」へ命がけの巡礼旅│観光・旅行ガイド – ぐるたび から引用

門から先は、修験の道だ。

宿入橋(しくいりばし)を渡る。

投入堂には「日本一危険な国宝」という別名がある。

断崖絶壁に建つため、険しい山道を登って参拝しなくてはならない「投入堂(なげいれどう)」。もともとは修験道の修行の場で「日本一危険な国宝」とも言われています。

三徳山三佛寺。日本一危険な国宝「投入堂」へ命がけの巡礼旅│観光・旅行ガイド – ぐるたび から引用

しかし国宝と思って行くから危険なのであって、登山と思えば大丈夫だろうと、やってきた。

上りと下りで、行者道が分かれている。

「カズラ坂」というようだ。

苦労するおばあ。

文殊堂

鎖場があった。

「一の鎖」と書かれていると言うことは、「二の鎖」があるということか(汗;)

おばあ、動けなくなっています。

足場がない。

上りでは足場の外側を回る。

カニの横ばい、とおばあが申しております。

おばあは剱岳を走破したことがある。

文殊堂に到着。

桟板を一周してみるが、そのスリルにビビるおばあ。

どうやら文殊堂の中は見られないようだ。

文殊堂から先に進んだ。

地蔵堂

投入堂に到着。

投入堂だと思ったら、地蔵堂だった(汗;)

地蔵堂の桟板も一周してみた。

その先に見えているものこそ、投入堂だろう。

鐘楼

袖摺岩を通過。

投入堂だと思ったら、鐘楼だった。

鐘を衝いてもいいようなので、やってみた。

馬の背、牛の背にやってきた。

観音堂

納経堂に到着。

平安時代後期の建造だという。

観音堂だった。

観音堂の裏側を通る道は「胎内くぐり」とされている。

元結掛堂(もとゆいかけどう)

投入堂

今度こそ(苦笑)投入堂に到着だ。

写真で見た通り。

ここまでしか行けないので、ここから参拝する。

投入堂の左に建っているのは愛染堂なので、真言を唱えるおばあ。

伝説では706年に役小角(えんのおづぬ)が、法力で建物ごと平地から投げ入れたとされる。

下山

下山開始。

下山おばあ。

下山は、文殊堂の足場の中を通る。

鎖場も難なくクリア。

宿入橋(しくいりばし)まで戻ってきた。

宝物館に入ってみた。

駐車場まで戻ってきた。

車で先に進んだ。

三朝温泉依山楼岩崎/鳥取県三朝町【ホテル】ラドン含有量日本一の名湯にある皇族も宿泊する老舗旅館で部屋食ざんまい
三朝温泉依山楼岩崎は、鳥取県東伯郡三朝町三朝にある1920年創業という老舗旅館。日本一、世界でも有数のラドン含有量を誇る温泉で「回遊式大庭園露天風呂」がウリとなっている。夕食、朝食はお膳形式の部屋食だった。部屋食はくつろげて、マイペースで食べられるのでいいね。
合計距離: 2958 m
最高点の標高: 477 m
最低点の標高: 270 m
累積標高(上り): 360 m
累積標高(下り): -360 m
総所要時間: 02:19:21
Download file: 20220527_三朝町投入堂.gpx
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