竹田市とは
竹田市は大分県の南西部の街。
瀧廉太郎の名曲「荒城の月」で知られる岡城の城下町だ。
竹田市−竹田市の概要−竹田市の紹介
戦国時代に志賀氏が岡城に入城後、豊臣秀吉の天下統一のころに中川氏が移封し、竹田村に城下町を造成しました。その後、商業を中心として発展し、西南の役によりその多くを消失したものの、現在でも市内中心部には、武家屋敷通りなどの古い面影を多く残しています。
「竹田市」の歴史は、昭和29年3月31日10カ町村の合併に始まります。当時の竹田町、豊岡村、玉来町、松本村、入田村、嫗岳村、宮砥村、菅生村、宮城村、城原村の合併により市制が施行され、その後、昭和30年7月に大野郡緒方村から大字片ヵ瀬が編入。平成17年4月1日には、荻町、久住町、直入町と合併して新しい竹田市が誕生しました。
前日は久住山に登山し、長者原近くで宿泊していた。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/climbing/japan-mountain/2020/
せっかくなので、竹田観光をしようということになった。
道の駅でランチ
宿を出て長者原の湿原を散策。
5日も滞在していて、湿原を歩いたのは初めてだ。
その後、竹田に向かって車を走らせる。
ランチに、道の駅に立ち寄った。
道の駅 竹田
道の駅竹田は、国道442号沿いにあり、採れたての野菜たっぷりメニューのレストラン、 地元特産品や農産加工品が揃った直売所、体験が楽しめる民工芸館があります。 1月から5月まではいちご狩りも楽しめます。
竹田市は、滝廉太郎の名曲「荒城の月」で知られる岡城跡が有名です。
建物が2つに分かれている。
湧水の街らしく、水の国のレストランという名前だ。
名物の鶏天を頼んだ。
値段が安く美味しい。
竹田湧水群
道の駅をあとにし、湧水見学に。
河宇田湧水の駐車場に車を停める。
九州ど真ん中観光情報サイト~タケタン
河宇田湧水(竹田湧水群)
湧水群随一の湧水量を誇る名水
60箇所以上にものぼる竹田湧水群の中でも、随一の湧水量を誇る河宇田湧水。駐車場やトイレも完備しているので立 寄りやすく、週末には大きなポリタンクを持って水汲みに来る人も多い人気水汲みスポットです。
水を汲みに来た人で賑わっていた。
ここから少し歩いてみた。
川を渡る。
矢原湧水に到着。
河原に水が湧いているようだ。
かなりの水量のように見える。
「湧水量が多いため、少々の雨では川の水は濁らない」
凄いことだ。
田んぼの横を通っていく。
橋を渡る。
中州に公園があった。
キャンプ場になっているようだ。
トイレも完備。
気持ちよさそう。
沈下橋で、元来た道に戻る。
川底に、なにやら模様がある。
じつはこの部分はプールになっているそうだ。
滑り台までついていた。
なんともワイルドだ。
看板には、中島公園河川プールと書いてあった。
駐車場に戻り、車で泉水湧水へ。
奥まったところにある。
さらに車で明正井路(めいせいいろ)に行く。
竹田市観光情報−名水のふるさと(清らかな水)
重厚な造りの水路橋は長さ78m、高さ13mという巨大さで、日本一の規模を誇る。
なかなかの迫力だ。
岡城
車で、岡城を目指す。
竹田市観光情報−古き道歩き(岡城の夢)
かの源平合戦において、郷土の武将「緒方三郎惟栄(これよし)」が九州武士団を率いて、大宰府に落ちてきた平氏を九州から追い落とし、平氏滅亡のきっかけとなったことをご存じだろうか。豪傑で知られる惟栄だが、源頼朝と仲違いをした源義経を迎え入れるため、文治元年(1185)岡城を築城したと伝えられている。しかし、頼朝の怒りを買った惟栄は群馬県沼田荘に流され、義経入城の夢は幻と消え去ったのである。
その後、岡城は中世では志賀氏の居城となり、天正14年(1586)には島津藩3万7000人もの軍勢に対し、わずか1,000人で撃退した。その戦いぶりに豊臣秀吉から感状を与えられたという。難攻不落の名城は、文禄3年(1594)、中川公の入封によって岡藩の城となった。
現在残されている城郭は、中川公によって築城されたもので、本丸、二の丸、三の丸、西の丸などの主な曲輪(くるわ)から成っている。趣味人であった藩主は、城の北側にある絶壁を三日月型にくり抜き、その中に明かりを灯して、月のない夜も月見の宴を楽しんだ。毎年秋、稲葉川の水上舞台では幻想的な薪能(たきぎのう)が催され、往時をしのぶ風流なひとときが流れる。
駐車場は、とても空いていた。
なかなか広そうだ。
ここで入場料を払う。
チケットが通行手形、ガイドブックが巻物になっていた。
これだけでお土産になりそうだ(笑)
土産物店が並ぶ。
と、突然異様な建物が出現。
ペンション荒城の月。
怪しすぎる。
ここから場内に登っていく。
説明看板。
西洋の城を思わせるような石垣だ。
ようやく上に着いた。
大手門だ。
公園になっている。
端までかなり距離がありそうだ。
城跡なので、建物類はない。
本丸跡に到着。
史跡に指定されている。
お宮が鎮座する。
岡城天満神社だ。
なにやら忍者屋敷のような建物があった。
階段で下に降りていく。
休憩所になっていた。
滝廉太郎の銅像。
下原御門まで来た。
ここが端のようだ。
それにしても広い城だ。
川側は大変な崖になっている。
難攻不落の城と言われるだけのことはある。
降りていくのも一苦労だ。
感想
九州には度々足を運んでいるが、竹田観光をしたのは初めてだ。
湧水はどこにでもありそうだが、地元の生活水として今も使われていることが感じられて楽しかった。
岡城は思っていた以上の規模だった。
正直、疲れた(苦笑)
歩くことを覚悟して行かないと、後悔すること必至だ。
最高点の標高: 272 m
最低点の標高: 243 m
累積標高(上り): 51 m
累積標高(下り): -54 m
総所要時間: 00:54:34
最高点の標高: 320 m
最低点の標高: 280 m
累積標高(上り): 95 m
累積標高(下り): -93 m
総所要時間: 00:57:26