イタリアからオーストリアへ移動 ⇒ 路面電車が登山列車に?

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ポンテ・ガルディナへ

この日はセルヴァ(Selva)のホテルで最後の朝食。

バス停に向かう。

セルヴァ ⇒ ドロミーティ観光の拠点として静かに過ごせる村
セルヴァとは セルヴァはイタリア語では正式にはセルヴァ・ディ・ヴァル・ガルデーナといい、イタリアのトレンティーノ=アルト・アディジェ州ボル...

バスは大混雑だ。

ポンテ・ガルディナ(Ponte Gardena)に着いたと思ってバスを降りたら・・・

なんと一つ手前のバス停だった(汗;)

電車の時間があまりなかったので、大慌てで駅に走る。

ポンテ・ガルディナ駅に到着。

冷や汗

なんとか間に合ったようだ。

と思ったら、なんとリュックサックがない。

バスの中に忘れたか?

一瞬冷や汗。

しかしよく考えてみると、列車の時間を確認する時にベンチに置いて、そのまま置き忘れたようだ。

慌てて取りに戻り、事なきを得た。

悪名高きイタリアなのに。

奇跡のようだ。

なんとか列車に乗ることができた。

ブレンネロで乗り換え

さらば、ガルディナよ。

ブレンネロ(Brennero)に到着。

イタリア鉄道を降りる。

ここでオーストリア鉄道に乗り換える。

歩いて国境を越える。

オーストリア鉄道の列車までやってきた。

意外と空いていた。

インスブルックで路面電車に乗る

インスブルック(Innsbruck)中央駅に到着。

そのまま路面電車に乗り換えだ。

乗り換えまで20分しかないが、お腹が空いた。

駅の近くにあるトルコ料理店で、ケバブランチをテイクアウト。

出発を待ちながら、ホームでムシャムシャ。

そろそろ出発だ。

この電車はシュトゥーバイ・タール(Stubaital)鉄道といい、もともとは独立した登山列車だったが、路面電車に乗り入れたそうだ。



路面電車は繁華街を抜けていく。

やがて町外れの操車場へ。

ここから徐々に標高を上げていく。

オリンピックの時に使われたジャンプ台の前を通過。

このあたりまで来ると高原らしくなってきた。

牧場が広がる。

フルプメス

終点のフルプメス(Fulpmes)に到着。

路面電車の駅から坂道を下っていく。

10分ほど歩くと、宿泊する家が見えてきた。

ここがこれから7泊するHaus Mair家だ。



感想

思いもかけずポンテ・ガルディナでトラブルに見舞われたが、なんとか無事に目的地であるフルプメスに着くことができた。

ラッキーとアンラッキーが両方あった。

バスが混雑していた上に降車場所を間違えて走って、疲れたこともあるのだろう。

まさかのリュックの置き忘れ。

注意していたのに、油断した。

こういうことがトラブルの元なのだと、改めて気を引き締めた。

路面電車は、思いのほか楽しかった。

今回はインスブルック観光はしないので、中心街を走る路面電車が観光に役立った。

1時間の長い乗車時間だが、景色もいい。

一度乗ってみるといいだろう。

合計距離: 139423 m
最高点の標高: 1551 m
最低点の標高: 463 m
累積標高(上り): 1794 m
累積標高(下り): -2427 m
総所要時間: 06:33:47
Download file: 20180705_セルヴァ・ディ・ヴァル・ガルデーナ.gpx
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