郷社八所河内神社とは
郷社八所河内神社(ごうしゃはちしょかわちじんじゃ)は、高知県吾川郡仁淀川町土居甲(あがわぐんによどがわちょうどいこう)にある神社だ。
祭神は、端津姫神(たぎつひめのかみ)と、そのほか七神が祀られている。
タギツヒメ(タキツヒメとも)は、日本神話に登場する神で、宗像三女神の一柱である。『古事記』では多岐都比売命、『日本書紀』では湍津姫と表記される。 神話における記述[編集]
アマテラスとスサノオの誓約の段で、アマテラスがスサノオの十束剣を口に含み、三つにかみ砕き吐き出した霧から宗像三女神を生み、スサノオの物実から生まれたのでスサノオの子であると宣言された。 この三女神は宗像の民が信仰している神であると記されている。化生した順番や、三つの内でどの宮に祀られるかは、『記紀』で異同がある。
宮尾登美子が教員として最初に赴任したのが、すぐ近くの安居小学校だったそうだ。
残念ながら、すでに廃校となってしまった。
古来この地の産土神さまで、八所河内大明神と呼ばれていましたが、明治元年3月に改称したそうです。熊野神社と一年交代で安居神楽が奉納され、地元で愛される神社。高知県出身の作家・宮尾登美子さんが、教員として最初に赴任したという「安居小学校」が神社のすぐ近くにあります。
国の重要無形民族文化財になっている安居神楽(やすいかぐら)が有名だ。
国指定土佐の神楽のひとつ。寛政2年(1790)の神楽本、天保9年(1838)の古面などが神楽年代を示す確かな資料。伝承では隣村吾川郡吾北村(現いの町)の岡林家から伝授を受け、大屋地区の岡林家がこれを伝え、神楽組は古くから大屋・宮ヶ平集落で社職岡林家を中心に組織されていた。大正5年ごろ安居の神職安居宝定氏が伝授を受け、これらの舞人たちが保存伝承をしてきている。
駐車場
郷社八所河内神社には駐車場はないので、路上に停める。
安居神楽奉納社の銘柱。
安居神楽の開催告知。
式次第が貼られていた。
道路脇を流れる安居川に、鯉のぼりがたなびく。
参拝
拝殿。
拝殿奥に回り込んでみた。
本殿。
見事な彫刻が目を引く。
境内
狛犬は、2階建て。
寄付の銘札が並ぶ。
社務所は、現在も利用されているようだ。
トイレもあった。
参拝を終え、みかえりの滝に向かった。
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感想
安居渓谷に来たら、必ず参拝している。
規模は小さいが、今でも神楽が奉納されており信者の篤い信仰心が偲ばれる。
一度神楽も見てみたい。