阿蘇山 ⇒ 噴煙を見下ろす快感を手軽に体験(日本百名山27座目)

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阿蘇山とは

阿蘇山(あそさん)は熊本県阿蘇市にある、言わずと知れた世界最大のカルデラを持つ日本百名山だ。

2018年3月6日現在、噴火警戒レベルが下げられて中岳の火口へのロープウェイ周辺にも立ち入りが許可されているが、今回訪れた2017年10月25日時点では噴火警戒レベル1であり、高岳、中岳、その周辺への立ち入りは規制されていた。

このため、今回は烏帽子岳、杵島岳の2座に登ることで、阿蘇山への登山とすることにした。

登山開始

前日は由布岳登山をし、長者原近くに宿泊していた。

由布岳 ⇒ 独特の山容を誇る九州の名峰
由布岳とは 由布岳は、大分県由布市にそびえる日本二百名山だ。 双耳峰で、湯布院からはもちろん、阿蘇山や久住山などからもその独特の姿が目立...

車で阿蘇に移動。

8:27草千里の駐車場に到着。

まだこの時間はガラガラだ。

モクモクと噴煙が上がっている。

駐車場に車を停めて登山の準備をする。

まだお店は開店していない。

烏帽子岳

まずは正面に見える烏帽子岳(えぼしだけ)を目指す。

駐車場横から草千里に入る。

この日はいいお天気で、気持ちがいい。

景色はいいのだが、風が強い。

フードをかぶって進む。

草千里を横切り、山道に入る。

ぬかるんでいて登りにくい。

分岐点に到着。

中岳の噴火口が見える。

9:32山頂に到着。

といっても、実は向こうに見える標識が山頂だ。

熊本地震でこの看板の向こうが崩落していて、通行禁止になっている。

このため、この場所が到達可能な最高地点となる。

南阿蘇の街並みが見える。

地震で被害が甚大だったため、こちら側の崩落がひどいようだ。

前回はここの宿に泊まって草千里まで登山したことを思い出した。

早く復旧して欲しい。

ここからは、中岳、高岳がきれいに見える。

いつかあの山にも登れるようになるだろうか。

草千里も一望できる。

その右側に見えるのが、この後登る杵島岳だ。

その先には、今朝出発してきた九重連山が見えている。

下山し、乗馬ポイントの横を通る。

高校の修学旅行で、この馬に乗るかどうか随分迷ったことを思い出した。

ここも古いなあ。

ランチ

せっかくなので、火山博物館に入ってみた。

火山規制状況の掲示板。

噴火警戒レベルは1だ。

しかしロープウェイ周辺への立ち入りは規制されている。

内部は広い。

ちょっと早いが、ランチにすることに。

レストランに入る。

草千里側がガラス張りで、眺めは抜群だ。

11:04とまだ早いこともあり、他にお客さんはいない。

ビュッフェもあるようだ。

しかし今回は、馬肉スタミナ丼にした。

1,800円とちょっと高め。

杵島岳

食事を終え、杵島岳(きしまだけ)を目指す。

コンクリートの道を行くと、すぐに山頂だ。

すり鉢状の火口はすぐ横だ。

その向こうには、九重連山。

さっき登ってきた烏帽子岳も、きれいに見える。

草千里の眺めも、ここからの方がきれいかもしれない。

大観峰

阿蘇山をあとにし、宿に戻ることにした。

せっかくなので、観光しながら戻る。

大観峰の駐車場に、14:29到着。

駐車場から、少し登っていく。

それにしても人が多い。

草千里の10倍くらいはいるだろうか。

ここは外輪山の一番高いところらしい。

ここからは阿蘇5山が一望だ。

さっき登ってきた烏帽子岳、杵島岳もよく見える。

九重連山もすぐそこに見える。

感想

この日は最高峰の高岳には登れなかった。

それでもすばらしい眺望を楽しむことができた。

どちらの山も手軽に登れるので、ぜひチャレンジしてみて欲しい。

また噴火警戒レベルも下がったので、いつの日か高岳にも登ってみたいものだ。

合計距離: 4078 m
最高点の標高: 1338 m
最低点の標高: 1132 m
累積標高(上り): 306 m
累積標高(下り): -291 m
総所要時間: 02:40:05
Download file: 20171025_阿蘇.gpx
合計距離: 2508 m
最高点の標高: 1329 m
最低点の標高: 1136 m
累積標高(上り): 221 m
累積標高(下り): -230 m
総所要時間: 01:12:28
Download file: 20171025_杵島岳.gpx
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