深大寺とは
浮岳山昌楽院深大寺(ふがくさんしょうらくいんじんだいじ)は、東京都調布市深大寺元町(とうきょうとちょうふしじんだいじもとまち)にある天台宗別格本山だ。
本尊は、阿弥陀如来(あみだにょらい)
深大寺界隈(かいわい)は週末ともなれば、寺をとりまく自然や、名物の深大寺蕎麦にひかれ、家族連れ、老若男女で大いに賑わいをみせます。 武蔵野の面影を残す深大寺周辺は、昭和三十六年に開園した隣接の都立神代植物公園とあわせて都人好個の散策地、憩の場所として有名です。 江戸時代文化年間の紀行文『遊暦雑記』は、「この村は幾処となく溪あり坂あり、高低定めがたくて莫大に広し…実も、深大寺の辺は大樹繁茂し、野猿の清澄(せいちょう)、澗水(かんすい)の音のみ聞えて更に一切の俗事をはなれ、寂々寥々(じゃくじゃくりょうりょう)として心月を観ずるべき勝地ならんかし」と伝えています。
いまもその恵みはそこかしこに感得され「この環境のみほとけありがたや」と歌人清水比庵翁も讃じています。
深大寺の歴史|武蔵野の水と緑と寺と蕎麦 から引用
733年に満功上人が開創した、東京都では浅草の浅草寺に次ぐ古刹である。
境内には豊富な湧き水があり、ワサビが栽培されている。
このため「深大寺そば」が名物となっている。
もともと深大寺周辺の土地は黒ぼく土という土壌でそば栽培に適し、更に周辺からの湧水をそばのさらし水として用いるなど、そば作りに最も適していたようです。 ただ、当時の深大寺そばは、「献上そば」とも称され、ごく一部の上層階級のみに食されていたらしく、一般庶民が口にすることはなかったといわれます。
しかし江戸時代後期の文化文政年間(1804年~30年)、江戸文化人の一人太田蜀山人が、幕府の役人として多摩川を巡視した折、深大寺そばを食し、広く世に宣伝してからは、武蔵野を散策する文化人に愛され、それが深大寺そばの名を高めたことになったといわれています。
そして、昭和36年神代植物園が開園。
深大寺そばにもさらなる注目が集まり、今では、20軒以上のおそば屋さんが軒を連ね、いわゆるそば処として脚光を浴び、「そば」だけではなく、そばまんじゅうなどそば粉を使った各店のオリジナルメニューも充実。大変な賑わいを見せております。
また日本三大だるま市の一つとして、賑わっている。
深大寺のだるま市は、江戸時代から続く風物詩として、庶民に人気の縁日です。すでに300年以上は続いていると考えられています。毎年3月に行われる深大寺の最大の行事「厄除元三大師大祭」に合わせ、縁起もののだるまの市も立つようになりました。おそらく、最も有名な「だるま市」でしょう。
調布飛行場
2021年4月4日、この日は華屋与兵衛でランチを済ませた。
そこから車で、調布飛行場(ちょうふひこうじょう)にやってきた。
甲州街道から味の素スタジアムで調布飛行場に向かう。
ここから桜並木が始まっている。
調布飛行場から武蔵野の森公園にかけては桜の名所として知られている。
しかしこの日は既に桜はほぼ散っていた(;涙;)
今年は例年より1週間以上、桜の満開が早かったようだ。
それでもせっかく来たので、飛行場を一周することにした。
駐車場
調布飛行場から深大寺に移動。
民間の有料駐車場に車を停める。
神代植物公園(じんだいしょくぶつこうえん)が有名だが、新型コロナウイルスのせいで閉園中。
多聞院の坂(たもんいんのさか)を下っていく。
不動の滝があった。
境内
深大寺のバス停に到着。
参道は、ビックリするくらいの賑わい。
山門まで歩いてきた。
1695年に建てられた、深大寺で最も古い建造物だという。
参拝
本堂。
シャクナゲが咲いていた。
元三大師堂(がんざんだいしどう)に向かう。
大きなだるまが供えられている。
おみくじの元祖だそうだ。
元三大師がんざんだいし(九一九~九八五)は、比叡山の高僧であり、荒廃していた比叡山諸堂の復興など数多くの功績を上げられたことから比叡山中興の祖として崇められております。 また、今も全国のお寺や神社で引かれている、おみくじの創始者としても有名です。
良源りょうげんというのが生前の名でありますが、元月がんげつ三日(一月三日)に入滅されたことから、元三大師の通称で広く親しまれており、生前に人並みはずれた霊力と様々な姿に変じて人々を救ったという言い伝えが今でも伝承されていいます。
元三大師について から引用
白山社。
商店
深大寺ビールを売っていた。
お蕎麦屋さんは数多くある。
散策
水生植物園まで歩いてきたが、やはり休園中。
いったん駐車場まで戻り、神代植物公園の方に歩いて行くことにした。
約4,800種類、10万本・株の樹木が植えられている。
武蔵野の面影が残る園内で、四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことができます。この公園はもともと、東京の街路樹などを育てるための苗圃でした が、戦後、神代緑地として公開されたあと、昭和36年に名称も神代植物公園と改め、都内唯一の植物公園として開園されました。
現在、約4,800種類、10万本・株の樹木が植えられています。園内は、ばら園、つつじ園、うめ園、はぎ園をはじめ、植物の種類ごとに30ブロックに分け ており、景色を眺めながら植物の知識を得ることができるようになっています。また、古くから伝わる日本の園芸植物の品種の保存や植物・園芸に関する催しや 展示会を開き、都民の緑に対する関心を高めるのに一役買っています。平成28年5月年には大温室がリニューアルオープンし、珍しい熱帯の植物が集められ、彩り鮮やかな花々を 鑑賞できるようになりました。
この公園について|神代植物公園へ行こう! から引用
神代植物公園自由広場まで歩いてきた。
駐車場に戻り、先に進んだ。
最高点の標高: 58 m
最低点の標高: 42 m
累積標高(上り): 57 m
累積標高(下り): -57 m
総所要時間: 00:53:44