宿根木とは
宿根木(しゅくねぎ)は、新潟県佐渡市宿根木(にいがたけんさどししゅくねぎ)にある集落だ。
江戸時代後期から明治初期にかけて北前船の寄港地として発展した港町で、新潟県で唯一となる国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
佐渡金山が栄えた17世紀を経て、北前船の寄港地として発展した小木海岸の入り江の集落。
迷路のような路地に今も100棟を超える板壁の民家が密集しています。船大工の技術が結集した宿根木の町並は、国の重要伝統的建造物群保存地区。そこには人々の暮らしと歴史が交差する静かな時間が流れています。
宿根木 公式ホームページ から引用
駐車場
2021年7月3日、この日は蓮華峰寺(れんげぶじ)に参拝した。
そこから車で、宿根木にやってきた。
観光駐車場は無料で駐車できるのがありがたい。
最高点の標高: 133 m
最低点の標高: 4 m
累積標高(上り): 89 m
累積標高(下り): -178 m
総所要時間: 00:16:45
世捨小路
まず観光マップでルートを確認。
世捨小路(よすてこうじ)を通っていく。
宿根木の世捨小路は「正式な出入りに使う通路」というのが正しいところだそうです。 もちろん諸ブログに記載のあるようにあの世に行くときの出棺もここを通りますが、集落を離れてお嫁に行くとき、島外の大学に進学するとき。あるいはそういうところから集落にまた戻ってきたときなどの出入りに使うようです。
我々も家から外へ出る時にお勝手口やほかの出入口から行く場合もありますが基本は玄関から出入り。
そういう集落と外をつなぐ通路として使われているようです。
宿根木の世捨小路について修正 から引用
地理学者の柴田収蔵(しばたしゅうぞう)の生家。
地理学者、「新訂坤輿略全図」などの製作者。
柴田収蔵はどんな人?Weblio辞書 から引用
屋根の上に石が載っている。
石置き木羽葺き (いしおきこばぶき) という独自の形式だという。
屋根は、かつては石置き木羽葺きであったが、江戸時代に石見瓦が、昭和30年代に能登瓦が廻船で運ばれた。現在、主屋や納屋の屋根約40棟が石置き屋根に復原されており、特徴的な景観のひとつとなっている。
宿根木とは | 宿根木 公式ホームページ から引用
展望ポイントまで上がって見下ろしてみた。
さっき車で通ってきた道だった。
観光案内板。
三角家
再び宿根木の街並みを歩いて行く。
消火栓もレトロなデザイン。
公開民家があった。
廻船2隻を所有した廻船主の家柄らしく、広い土間や台所、面取柱、内装の柿渋塗りや漆塗りといった豪華な造りが見られる。建物内部は一般に公開している。
入館料が400円かかるので、入るのをやめた(苦笑)
郵便局。
ことごとく入館料がかかるのが難点の街だ。
観光駐車場で共通券を販売すればいいのにね。
三角家(さんかくや)に到着。
宿根木の観光ポスターに映っていた家だ。
弘化3年の水害後に羽茂大橋付近から移築したものといわれる。移築前は、4間×6間の四角い建物であったが、敷地に合わせて三角形にきりつめ建てられている。
白山神社
白山神社に到着。
井戸が残っている。
参拝する。
称光寺
称光寺に向かう。
貞和5年(1349)開創と伝わる時宗の古刹。本堂は、大正12年10月に起きた称光寺大火後の建築。火災を免れた山門は享保2年(1713)の棟札が残り、建築物で最も古い。
岩屋に石仏が並んで、雰囲気満点だ。
1349年の開創と伝わる時宗の古刹だ。
駐車場まで戻ってきた。
最高点の標高: 14 m
最低点の標高: -25 m
累積標高(上り): 51 m
累積標高(下り): -52 m
総所要時間: 00:22:05