竹崎水源
2020年5月18日、この日は白川水源(しらかわすいげん)を歩いた。
そこから歩いて行く。
「年の神」が鎮座する。
南阿蘇鉄道の鉄橋をくぐる。
阿蘇五岳を眺めながらのウォーキングだ。
皆瀬川橋まで歩いてきた。
「甲斐有雄(かいありお)の道しるべ」という碑が建っていた。
1829年に生まれた甲斐有雄は、旅人が道に迷わないよう、約1900基にもおよぶ道標を建設したという。
文政12年(1829)、尾下村多々野村生まれ。
旅人が道に迷わないよう、生涯に約1900基にもおよぶ道標を建設しました。
道標は阿蘇をはじめ、上益城、宮崎県高千穂、五ヶ瀬、大分県直入などの平野から山頂部にまで広く設置されています。
竹崎水源まで歩いてきた。
しかしあぜ道が切れていて、行けない(汗;)
ぐるっと車道を回って、竹崎水源に向かう。
車はここで進入禁止。
竹崎水源は毎分120tという大量の湧水がある。
豊かな湧水量(毎分120トン)の水源地南阿蘇村に位置する湧水地で、ここは水源地というより、むしろ地中から流れ出す川と呼べるほど異様に黒い砂を吹き上げております。流れ出した川の底からもいたることろで湧水し、すぐそばの両併川との合流地点の総水量は毎秒2トン、一日に換算すると17万2千トンという膨大な水量になります。
川になって流れ出している。
勢いが強く、砂を巻き上げているのが分かる。
竹崎水源
熊本県阿蘇郡南阿蘇村両併20
妙見神社の池
別荘五岳まで歩いてきた。
なかなかよさげな旅館だ。
妙見神社の池に到着。
平成の名水百選に選ばれているそうだ。
地元では「妙見さん」の名で親しまれている「妙見神社の池」。中二子石集落の静かな環境の中、南外輪山の伏流水がこんこんと湧き出ている。熊本県の昭和の名水百選及び環境省選定の「平成の名水百選」に選ばれている南阿蘇村湧水群の一つ。
妙見神社の池(みょうけんじんじゃのいけ)環境省選定 平成の名水百選 ※南阿蘇村湧水群 / 水の国くまもと / 環境立県・くまもと から引用
地元で「妙見さん」と呼ばれているそうだ。
中二子石集落の神社だ。
妙見神社の池
熊本県阿蘇郡南阿蘇村久石1068
吉田城御献上汲場
コケが咲いていた。
吉田城御献上汲場まで歩いてきた。
吉田主水頭(もんどのかみ)が在城していた吉田城で使う水をここで汲んでいたそうだ。
吉田城の使用水を一手に引き受けていたのがこの吉田城御献上汲場で、今でも往時をしのばせるきれいな水が岩間から絶えることなく吹き出しています。
吉田城御献上汲場
熊本県阿蘇郡南阿蘇村吉田1335
小池水源
線路を渡って、さらに進む。
吉田城跡に到着。
今では石垣が名残として残っているだけだ。
小池水源に到着。
ここも平成の名水百選に選ばれている。
昔から灌がい用水用の池として使用されてきました。平成16年度の周辺整備後は憩いの場としても活用されています。 平成20年6月25日、環境省の「平成の名水百選」に南阿蘇村の10ヵ所の湧水地が南阿蘇村湧水群として選定されました。
公園になっている。
湧水量は毎分13tもあるそうだ。
水草がたくさん生えている。
小池水源
熊本県阿蘇郡南阿蘇村吉田1102
明神池
さらに歩いて行く。
明神池にやってきた。
ここは明神池名水公園として整備されている。
南阿蘇村のほぼ中央に位置する、“群塚神社”境内にある湧水地です。湧水量は毎分約2トン。池のいたるところから清水がふき出し、絶景の地となっています。池の水は、子宝に恵まれる誕生水としても有名です。
鬼官兵衛記念館があった。
「鬼官兵衛」とは西南の役に参戦した官軍の佐川官兵衛のことで、阿蘇で壮絶な戦死を遂げた。
西南の役の際に、薩軍から「鬼官兵衛」の名で恐れられた官軍の佐川官兵衛は、阿蘇で壮絶な戦死を遂げました。阿蘇の白水村には、官兵衛を偲ぶ記念碑が建ち、彼の遺徳は、今も村人に語り継がれています。
妖怪水くみババア(笑)
明神池には河童の伝説がある。
群塚社に参拝する。
石段を上るのがイヤだとだだをこねるおばあ。
祭神は、水波能女命、国常立尊、国狭土尊。
吉田城の城主が祈願すると子宝に恵まれたことから、子授け、母乳にご利益があるとされる。
反対側から下りてきた。
明神池名水公園
熊本県阿蘇郡南阿蘇村吉田
白川水源の駐車場まで戻ってきた。
車で宿泊している虎乃湯に戻る。
翌日は、虎乃湯の近くを散策だ。
最高点の標高: 1335 m
最低点の標高: 379 m
累積標高(上り): 3326 m
累積標高(下り): -3042 m
総所要時間: 08:57:26