波止場
2022年6月25日、この日は金森赤レンガ倉庫(かねもりあかレンガそうこ)から波止場まで歩いてきた。
これは後編です。前編からご覧下さい。
坂道が函館山に続いている。
「北海道第一歩の地」にやってきた。
碑のデザインは、北海道を思い起こさせるヒグマと船のいかりをモチーフにしたそうだ。
ここはかつて、多くの来道者が上陸した東浜桟橋(通称:旧桟橋)のたもとにあたります
開道100年を迎えた1968年に寄贈されたという。
函館運上所は鎖国から開国した際に税関の前身として設けられた。
現在は海上自衛隊の基地になっている。
欧米5か国との通商条約に基づき、安政6(1859)年、箱館は横浜、長崎とともに開港し国際貿易港となった。これにともない、税関の前身である運上所が設けられた。
函館運上所跡|北海道函館市 から引用
旧イギリス領事館
よくわかっていないおじい。
基坂(もといざか)を上がっていく。
おばあは36年前に来た記憶があるそうだ(もちろん、おじいは忘れている)
諸術調所(しょじゅつしらべしょ)まで歩いてきた。
北海道最初の学問所だそうだ。
安政3(1856)年、現在の基坂の中ほどに、幕府は箱館奉行所の教育機関として諸術調所(しょじゅつしらべしょ)を設置した。この学問所には、蝦夷開拓に必要な知識や技術の開発と、函館に来航した外国人から知識を得て人材を育成するという目的があった。
旧イギリス領事館まで歩いてきた。
1859(安政6)年の開港とともに、アメリカ、ロシアに次いで函館では3番目に開設された領事館です。最初は当時、現在の弥生小学校付近にあった称名寺内に仮設、1863(文久3)年に現在のハリストス正教会(函館市元町3)付近に新築した後は、幾度かの大火に見舞われ、現在の建物は1913(大正2)に竣工したものです。1934(昭和9)年に領事館としての役目を終えて閉鎖され、1992(平成4)年に復元されて以降は、開港記念館として一般開放されています。函館市指定文化財(有形文化財)。
開港記念館として一般開放されているが、入館料300円なので入らず。
旧函館区公会堂
函館湾が一望だ。
今朝行った五稜郭タワーも見えている。
旧函館区公会堂まで歩いてきた。
1910(明治43)年に建てられた住民の集会所。基坂の真上にあり、バルコニーからの眺めは絶景。国指定重要文化財。改修工事を経て、2021年4月26日リニューアルオープン。
1910年に建てられた住民の集会所で、国指定重要文化財。
函館ハリストス正教会
八幡坂まで歩いてきた。
突き当たりは函館西高校だ。
函館ハリストス正教会まで歩いてきた。
2022年末まで大規模修復工事中だそうだ。
日本初のロシア正教会聖堂。白壁と緑屋根のコントラストが美しく、函館を代表する歴史的建造物。現存する聖堂は1916年築。
カトリック元町教会
カトリック元町教会だった。
1859年に創建され、1924年に再建されたそうだ。
最初の教会堂は1859(安政6)年創建。現在の建物は1923(大正12)年に再建。大聖堂内の祭壇一式はローマ教皇から贈られたもの。元町の代表的風景、教会群の一角を占める。
函館聖ヨハネ教会
珍しい車を発見。
函館聖ヨハネ教会にやってきた。
1874年宣教が開始された英国聖公会(現、日本聖公会北海道教区)の教会。現在の建物は1979年築、茶色の十字形をした屋根が印象的。元町の有名な教会群の一角。
函館山ロープウェイ
函館山ロープウェイ駅まで歩いてきた。
山頂は雲の中なので、夜景は無理そうだ。
天気が悪いので、残念だがロープウェイには乗らないことにした。
標高334mから海に囲まれた函館市街を見下ろす景色をお楽しみいただけます。
また、山頂ショップでのお買い物やレストランでのお茶・お食事など、
函館山でのひとときをごゆっくりとお過ごしください。
施設案内 | 函館山ロープウェイ株式会社 | 美しい夜景と函館観光をお楽しみください。 | 函館山ロープウェイ から引用
坂道の斜度がきつく、ダニーデンにある世界一傾斜がきつい坂道を思い出した。
東本願寺函館別院
東本願寺函館別院まで歩いてきた。
本堂は日本初の鉄筋コンクリート造りで、国指定重要文化財になっている。
明治40年の大火で類焼、1915(大正4)年建替えに際して日本初の鉄筋コンクリート造りとした。ニ十間坂沿いに威風堂々と建つ。国指定重要文化財。東本願寺函館別院とも呼ばれる。
日本最古のコンクリート電柱
日本最古のコンクリート電柱があった。
1923年建造で、今も現役で使われている。
二十間坂を下った先、赤レンガ倉庫群近くにある角柱型の電柱は、大正12(1923)年建造の日本で最も古いコンクリート電柱。今も現役で使われている。
先に進んだ。
最高点の標高: 44 m
最低点の標高: 1 m
累積標高(上り): 66 m
累積標高(下り): -70 m
総所要時間: 02:40:33