熱海とは
熱海(あたみ)は、静岡県にある温泉地だ。
徳川家康が湯治に訪れ、その後江戸城に温泉を運ばせたことで、広く知られるようになった熱海温泉。江戸時代には文化人が訪れるようになり、紀行文を残しています。明治時代に入ると、皇族をはじめ、政財界の重鎮、著名な文人墨客が別荘を構えるようになりました。また、志賀直哉、坪内逍遥、谷崎潤一郎など、名だたる文豪も熱海に滞在したり移り住んだりして、数々の名作を書き上げています。大正時代に熱海の三大別荘として賞された「起雲閣」、唯一日本に現存するブルーノ・タウトの和風建築として重要文化財に指定されている「旧日向別邸」では、当時の暮らしぶりを感じることができます。
今でも多くの財界人、芸能人、芸術家に愛される熱海は、訪れた人の創造力をふくらませる豊かな街です。
熱海駅
静岡県熱海市田原本町11−11
熱海仲見世通り
2022年10月19日、この日はウイスタリアンライフクラブ熱海に宿泊する。
チェックインを済ませ、熱海を散歩することにした。
まず、熱海駅に向かって歩いて行く。
商店街まで歩いてきた。
熱海プリンには行列ができていた。
熱海仲見世通りアーケードに向かう。
実は熱海の駅前を通るのは初めてだ。
一時とても寂れていたそうだが、最近また復活してきているらしい。
2011年には宿泊客が246万人だったが、2017年には約310万人まで持ち直し、「熱海の奇跡」と呼ばれている。
市来さんたちの民間による活動とともに、熱海市も街の復興と観光需要回復に向けた取り組みを強化していく。すると、宿泊客数は2012年からV字回復。2017年には約310万人まで持ち直し、「熱海の奇跡」と呼ばれるほど観光の活気を取り戻した。
衰退から一転、「熱海の奇跡」が実現した舞台裏を、再生キーパーソンに聞いてきた ―街づくりと観光の連動から「関係人口」の創出まで|トラベルボイス(観光産業ニュース) から引用
さきほどの熱海プリンは、その仕掛けの一つだという。
インバウンドではなく、東京近郊の既存の顧客層をターゲットにしているそうだ。
そのため新型コロナウイルスの影響も小さかったようだ。
シャッター通りと化したアーケード街が多い中、むしろ活気を感じられるほどだ。
東京から近く、新幹線の駅があるのも大きいだろうが。
熱海駅
熱海駅の駅舎を見るのも初めてだ。
駅前にSLが展示してあった。
『熱海軽便鉄道7機関車』だそうだ。
熱海〜小田原の25kmを走っていたが、関東大震災により廃止された。
『熱海軽便鉄道は、明治40年から大正12年まで、熱海=小田原の25キロメートルを2時間40分で走っていたものです。 この鉄道は関東大震災により廃止されましたが、その後、各地の鉄道工事に活躍したのち、神戸市の国鉄鷹取工場内に標本車として展示されていたものを熱海市が払い下げを受け修復して、ゆかりの故郷へ貴重な交通記念物としてかえってきたものです』
平和通り名店街
平和通り名店街を歩いて行く。
海岸に向かって、坂道を下っていく。
熱海と言えば温泉饅頭だ(笑)
もっとも温泉饅頭発祥の地は伊香保温泉(いかほおんせん)らしいが。
忘れているおじい。
金色夜叉の顔出し看板があった。
昨日お世話になりましたね。
熱海スクエアシュークリームがあった。
当店は、2019年にグランドオープンし、開店時から大行列で、多い日には1日に1,000個以上売れるほど好評を得ていました。
1日1,000個売れる四角いシュークリームの専門店「熱海□シュークリーム」が通信販売を開始~手土産にも良い新感覚シュークリームがお手元に~|株式会社北海物産のプレスリリース から引用
熱海フルーツキングに吸い寄せられるおじい。
フランス料理店で料理人をしていた同社マネジャーの高場脩平さんがメニューを開発する、こだわりのフルーツサンドやフルーツゼリーを置くという。渚町の1号店は、生クリームと果物をふんだんに使ったフルーツサンドがTV番組などで頻繁に取り上げられ、SNSでも「映えスイーツ」として話題となっている。
ついつい買ってしまったおじい。
電子クーポン券が通らなくて苦労した。
運用前にサーバーを増強しておくべきだろう。
これだから電子クーポンはダメだと言われるのだ。
熱海サンビーチ
熱海サンビーチまで歩いてきた。
暗くなるとライトアップされるそうだ。
青い海と白い砂浜、立ち並ぶホテル郡、ヤシの並木通り・・・外国の高級リゾートに似た雰囲気のビーチ。夏は海水浴場として、また、砂浜を歩いたり波と戯れたりできる場所として、ファミリーやカップルにも人気の場所です。 早朝には水平線からのぼる朝日がビーチや街を染める美しい景色を見ることができます。夜になると、世界的な照明デザイナー石井幹子氏が手がけた日本初のビーチのライトアップも毎日行われ、幻想的な景色が楽しめます。
海水浴場になっている。
恋人の聖地ではないが、それっぽいモニュメントがある。
突然音楽が鳴って、ビックリ。
4時半の時報らしい。
貫一お宮の銅像まで歩いてきた。
寸劇を強要するおじい。
金色夜叉は、尾崎紅葉(おざきこうよう)の名作だ。
「ああ、宮さん、こうして二人が一処にいるのも今夜ぎりだ。
来年の今月今夜になったならば、僕の涙で必ず月は雲らして見せるから」
熱海の海岸で許しを乞うお宮を、学帽にマント姿の貫一が下駄で蹴りつけるシーンで有名。
演劇、映画、テレビドラマで何度も演じられている名作。
金に目がくらんで他の男に乗り換えた。
今は「そんなの当たり前でしょ」になっている(苦笑)
ウイスタリアンライフクラブ熱海に戻ってきた。
明日は伊吹山登山だ。
最高点の標高: 91 m
最低点の標高: 4 m
累積標高(上り): 307 m
累積標高(下り): -310 m
総所要時間: 03:16:11