田ノ上観音堂
2024年4月27日、この日は味噌川ダム(みそがわダム)を見学した。
そこから車で、田ノ上観音堂にやってきた。
最高点の標高: 1210 m
最低点の標高: 915 m
累積標高(上り): 256 m
累積標高(下り): -474 m
総所要時間: 00:45:34
田ノ上観音堂
〒399-6203 長野県木曽郡木祖村小木曽
中山道35番目の宿場町を観光!木祖村『藪原宿』【旅行VLOG、レビュー】850年創建の薮原神社まで3km歩いてみた!本陣跡や御鷹匠役所跡など見どころ満載!中央線沿いで鉄ちゃん感涙もの?
田ノ上観音堂は、長野県木曽郡木祖村小木曽(ながのけんきそぐんきそむらおぎそ)にあるお堂だ。
しだれ桜が有名で見に来たのだが、残念ながら散っていた(汗;)
木祖村の有形文化財に指定されている。
創建は明らかでない。
堂内に残る棟札に1776年と書かれていた。
棟札について、2枚のうち1枚は再建された本堂のもので、「奉建直観音堂安永五歳丙申十一月六日入仏」また、時の極楽寺住職第11代「海安和尚」の名や、庄屋・棟梁などのほか、総費用と屋根葺職人と思われる越後の人の名が見られ興味ぶかい。
他の1枚は、上部に「奉建立供殿」とその下方に、「奉寄進鋪石きざはし」と2件が記され「石きざはし」の銘は、本堂再建の7年前の記年であり、本堂再建時以前から境内が整備されていたことが知られ、この観音堂の創始の古いことが推察できる。
田ノ上観音堂附棟札2枚 | 信州木祖村 から引用
本尊は、聖観音菩薩。
正面の欄間の彫刻は精巧だ。
境内に桜の大木が2本あったというが、現在は1本だけが残っている。
樹高17mだという。
木祖村最大級。
少しだけ桜が残っていてよかった。
木祖村観光協会
木祖村の観光協会にやってきた。
木祖村観光協会
〒399-6201 長野県木曽郡木祖村薮原196
0264-36-2543
駐車場はとても広い。
中山道の藪原(やぶはら)宿を歩くのだが、観光マップは置いていないそうだ。
SLが展示されている。
昭和14年製造、昭和48年廃車。
D51(デコイチ)は最も多く製造された蒸気機関車だ。
機関車に乗ることができる。
鉄ちゃん感涙ものじゃないですか。
正面から見ると、こんな感じ。
中山道の一里塚があった。
1604年に設置されたが、現在は跡地の石碑が置かれている。
中山道
JR藪原駅。
旧中山道を歩いて行く。
ここのしだれ桜は満開だ。
水神。
JR藪原駅へ行く地下通路。
木製なのが木曽ならでは。
高札場跡まで歩いてきた。
1711年以降は定札としてそのまま維持された。
高札場は宿場の端に設置されていた。
浄竜寺にやってきた。
それぞれの家に屋号が付けられている。
観光協会の方は「古い家はあまり残っていない」と言っていたが、それなりに残っているようだ。
極楽寺を目標にして歩いて行く。
水汲み場を右折する。
極楽寺
JRの線路沿いに歩いて行く。
極楽寺に到着。
極楽寺
〒399-6201 長野県木曽郡木祖村薮原297
0264-36-2407
山門は木祖村指定有形文化財。
火災で焼失し、1691年に堂宇が再建された。
アララギ派の歌人が修養に訪れた。
山号は法城山。
新しそうだが本堂は昭和17年に改修されたもの。
山門の敷石はこんな感じ。
臨済宗妙心寺派の寺だ。
本尊は釈迦如来。
藤田嗣治(レオナール・フジタ)が制作担当した天井画があるそうだ。
藪原神社
藪原神社にやってきた。
祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、速玉男命(はやたまのおのみこと)、事解男命(ことさかのおのみこと)
680年の創建と伝わる。
藪原神社の創建は天武9年(680)三野王(美濃王)が勅使として信濃国巡視を行った際、熊野本宮大社(和歌山県田辺市本宮町本宮)の分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。
藪原神社(木祖村) から引用
三野王(美濃王)が勅使として信濃国巡視を行った際、熊野本宮大社(和歌山県田辺市本宮町本宮)の分霊を勧請したのが始まりと伝えられている。
シャクナゲが咲いていた。
1590年に現在地に遷座した。
社殿は1827年に立川和四郎富昌によって造営された。
三間社流造、こけら葺。
熊野社と称していたが、1871年に藪原神社と改称された。
木祖村の有形文化財に指定されている。
参拝する。
正面石段から見るとこんな感じ。
尾州御鷹匠役所跡
飛騨街道追分まで歩いてきた。
この場所には十王堂(薬師堂)があって、奈川を経て野麦峠・飛騨高山へ通ずる飛騨街道(奈川道)の追分だった。
左手の細い道が旧奈川道で、小木曽地域をぬけると、美濃と信濃との国境であったことから境峠といわれるようになった峠がある。
十王堂(薬師堂)があったそうだ。
御鷹匠役所跡まで歩いてきた。
明治四年に廃止されるまで存続していた。
妻籠宿などにあったものを統合してここに移した。
はじめ尾州御鷹匠役所は妻籠宿にあったが、伊奈川にあった鷹の飼育場も統合して享保十五年、ここ藪原宿に移された。
この役所は明治四年に廃止されるまで存続したが、土地の人々が「おたかじょ」と呼んでいるこの場所がその跡地である。
尾州御鷹匠役所跡
〒399-6201 長野県木曽郡木祖村薮原
現在は私有地で民家がある。
本陣跡
陸橋を渡る。
フェンスが切れているのは鉄ちゃん用?
中山道に戻ってきた。
本陣跡に到着。
おばあは駐車テクニックの方に夢中だ(苦笑)
防火高塀跡。
1695年の大火で高塀を築くようになった。
トイレが渋いデザイン。
屋号がこんな感じ。
ザルツブルクを思い出した。
木祖村郷土館
県道26号線沿いはしだれ桜の並木道。
一週間前だったら凄かったでしょうね。
木祖村郷土館は閉館中(汗;)
木祖村観光協会に戻ってきた。
最高点の標高: 953 m
最低点の標高: 915 m
累積標高(上り): 66 m
累積標高(下り): -66 m
総所要時間: 00:58:54