田村神社とは
田村神社(たむらじんじゃ)は、香川県高松市一宮町(かがわけんたかまつしいちのみやちょう)にある神社だ。
讃岐国一宮で、祭神は倭迹迹日百襲姫命 (やまとととひももそひめのみこと)、五十狭芹彦命 (いさせりひこのみこと)、猿田彦大神 (さるたひこのおおかみ)、天隠山命 (あめのかぐやまのみこと)、天五田根命 (あめのいたねのみこと)
倭迹迹日百襲姫命は皇祖第七代孝霊天皇の皇女で崇神天皇の御代に疫病で人々が苦しむのを救い、また武埴安彦の謀反を予知し未然に防ぐなど数々の勲功を上げた事により百襲(襲は勲功の約)の名を負う。 後五十狭芹彦命と西海鎮定の命を奉じて讃岐國に下り農業殖産の開祖神となった。御陵(昼は人が造り夜は神がこれを造ったといわれ箸の陵といわれている)は大和国城上郡大市村(奈良県桜井市箸中)にある。
五十狭芹彦命は倭迹迹日百襲姫命の弟に当たり、四道将軍の一人で西海を鎮定し吉備国の祖神となった。
猿田彦大神は皇孫瓊瓊杵尊降臨のとき天の八衢に出迎えて先導を申し出、道途の安全を守護した神でこの神の向かうところはいかなる禍神も恐れて避け奉ったといわれ方除神として神威まことに偉大である。
天隠山命は皇祖神武天皇の御東征の際、窮地を救った神で後に御子天五田根命と共に紀伊国より当国に渡り山河をもって国郡の境界を分つなど開拓水利の基を定めた。
境内
この日は一宮寺の駐車場に車を停め、田村神社まで歩いてきた。
最高点の標高: 238 m
最低点の標高: 36 m
累積標高(上り): 21 m
累積標高(下り): -219 m
総所要時間: 00:27:19
境内に入ると、まず黄金色の布袋様(ほていさま)が出迎えてくれた。
田村神社は、さぬき七福神(しちふくじん)のうち、布袋尊を祀っている。
福徳・ご利益 福々しい大きな耳で人々の願いを叶えると言う福相の耳を持ち、大きなおなかは太っ腹、背中の袋は福袋。いつもニコニコ家庭円満・夫婦なかよく。円満な人間関係にご利益があります。
由緒 和銅2年社殿創建。讃岐国一宮として往古より国内信仰の中心となっています。奥殿の深淵は、田村定水大明神とも称され、水徳自在の大神として信仰が篤い。交通安全祈願社としても有名で、四時参拝者が絶えません。日曜毎に開かれる「日曜市」は、神社名物行事です。
さぬき七福神 | 讃岐國一宮 田村神社 から引用
その後には、狸。
八福縁起(はちふくえんぎ)があるそうだ。
布袋尊の奥には狸の像がありました。 この狸はとくに神になってるわけではありませんが。
八つのご利益があるそうです。香川県は狸伝説の多い場所です。
県内の神社仏閣には狸にちなんだものをよく見かけます。
鐘楼の先に朱塗りの鳥居が続き、そこには三本足の八咫烏(やたがらす)の像。
鳥居を抜けていく。
桃太郎の銅像。
境内には百襲姫と吉備津彦の像があります。 本殿からは離れます。北参道の近くにあるので探してみてください。
石碑の説明によると、この像は桃太郎(吉備津彦)が犬、猿、雉をつれて鬼ヶ島に向かうところをイメージしてるそうです。
地図で確認してみると、どうやら裏参道から入ってきてしまったようだ。
マニ車のようなものがあったが、神社で見たのは初めてだ。
その先に、獅子頭(ししがしら)
参拝
撫牛(なでうし)のある拝殿は、天満宮。
神馬(しんば)の先に、素婆倶羅社(そばくらしゃ)。
御祭神は少名毘古那神(すくなひこなのかみ)を主祭神とし、大年神・塞神・大水上神・菅原神が左右に配されている。
一宮寺(いちのみやじ)は、隣接する田村神社の別当寺である。本堂の脇にある三基の宝塔は孝霊天皇・倭迹々日百襲姫、吉備津彦の供養塔と伝えられ、一宮御陵と呼ばれている
十二支の石像があり、自分の干支の像を三回回す。
ナニの形をした、はらみ石。
おすすめポイント1つ目は、子授け・安産のご利益がある「はらみ石」です。そもそも「はらみ」とは「孕み(はらみ)」という妊娠の意味を持つ言葉です。 子宝に恵まれるようにと、男女の性器を型取った石像です。ご利益の効果は高く、参拝したことで子宝に恵まれた人もいるようです。
女性の神様「あわしま様」の背後にそびえるナニの銅像。
神池に架かる橋を渡る。
宮島社。
朱塗りの鳥居を抜けて、稲荷社へ。
狐が小判を加えている。
ここには高松市の名木もあった。
七福神巡りもできる。
大鳥居へ。
とにかく色々ある。
干支の石像。
小判を踏みしめてお金持ちになり御利益がありそうな、龍の銅像。
金箔が貼られた大黒様と布袋様。
うつき社に参拝する。
ついに、田村神社の本殿へ。
参拝する。
表参道
参拝を終え、表参道を進む。
力石(ちからいし)
神門。
表参道の大鳥居まで歩いてきた。
参拝を終え、一宮寺に向かう。
感想
とにかく、見どころ満載の神社だ。
通常の一宮に、神社を10社くらいくっつけたくらいの感じ。
ネタ満載。
とても一度では、味わい尽くせない。
まして今回は雨が降りしきる中だったので、駆け足でしか参拝できなかった。
改めてゆっくり時間を取って参拝すべきだろう、今度は表から(苦笑)
最高点の標高: 42 m
最低点の標高: 39 m
累積標高(上り): 13 m
累積標高(下り): -13 m
総所要時間: 00:32:10