永保寺とは
虎渓山永保寺(こけいざんえいほうじ)は、岐阜県多治見市虎渓山町(ぎふけんたじみしこけいざんちょう)にある臨済宗南禅寺派の寺だ。
鎌倉末期に建てられた「観音堂」と「開山堂」は国宝に指定され、池泉回遊式庭園は国の名勝に指定されている。
鎌倉時代(1313年)に開創された、小高い虎渓山に佇む禅寺。正式名称は臨済宗南禅寺派 虎渓山永保寺。「虎渓」の名前の由来は、夢窓疎石がこの地を訪れた際、中国 蘆山の虎渓の風景(現在は世界遺産)に似ていたことに由来すると言われています。
鎌倉末期に建てられた「観音堂」と「開山堂」は国宝に指定され、池泉回遊式庭園は国の名勝に指定されています。11月下旬には樹齢約700年の大銀杏をはじめとする紅葉が見事で、市民や観光客を魅了します。毎年3月15日には収蔵してある貴重な文化財や史料の一般公開が行われます。
1313年に夢窓疎石が開創したという。
1313年(正和2年)土岐氏の招きを受けた夢窓疎石が長瀬山の幽境に庵居しこの禅寺を開創されましたが、1317年(文保1年)夢窓は同門の元翁本元(仏徳禅師)に寺の後事を託して上京されました。
1335年(建武2年)夢窓が臨川寺(京都)開山となられたとき、永保寺開山は元翁本元に改められました。
駐車場
2021年9月26日、この日は大津SAでランチを済ませた。
名神高速道路の多治見ICで下りる。
まず、しまむらでツレの帽子を購入。
永保寺の駐車場にやってきた。
駐車場はとても広い。
無料なのも嬉しい。
喫茶店がある。
まず案内看板でルートを確認。
結構、奥までありそうだ(汗;)
参道
多治見らしく陶芸道場がある。
なかなか渋い通りだ。
永保寺に到着。
さすが国宝という感じだ。
参拝
まず本堂に参拝。
内部はこんな感じ。
樹高25m、樹齢700年の大銀杏。
永保寺の開山 仏徳禅師が700年前に植えたといわれる銀杏の大木。11月下旬には黄金色に色づきます。
これで拝観料無料!
国宝の観音堂。
1314年に夢窓国師により建立されたといわれる日本で唯一現存する仏殿。
観音堂 正称 水月場。鎌倉時代の正和3年(1314年)に、夢窓国師により建立されたといわれる日本で唯一現存する仏殿です。須弥檀上には聖観世音菩薩坐像が祀られています。
無際橋(むさいきょう)
池の此岸(煩悩にまみれた世界)と彼岸(煩悩から解放された世界)を結ぶ橋。無際とは限りのない永遠という意味で、此岸も彼岸も表裏一体ということを表しています。
六角堂。
国宝の開山堂。
1352年に足利尊氏の寄進により建立された。
足利尊氏の寄進により、室町時代の文和元年(1352年)に建立されたとされます。祠堂には夢窓国師と仏徳禅師の塑像が安置され、その背後には仏徳禅師のご遺骨が納められています。
銀閣寺はは足利義政の建立。
虎渓公園
坂道を上がっていく。
虎渓公園(こけいこうえん)に到着。
桜の名所だそうだ。
約400本もの桜が園内外に咲き乱れ、土岐川をはさんで多治見市街を一望できる虎渓公園は、春になると桜並木に囲まれた自然豊かな公園となり花見客でにぎわいます。 茶屋では木の芽田楽や五平餅などが楽しめ、夜桜も鑑賞できます。
飛騨・美濃さくら33選に選ばれ、毎年見事な桜を咲かせます。
虎渓公園|観光スポット|ぎふの旅ガイド から引用
展望台に上がってみた。
多治見市を一望できる。
平和観音像があった。
帰路
元来た道を戻る。
彼岸花が咲いていた。
一般の人も座禅体験ができる
黒門に到着。
続芳院。
駐車場まで戻り、五平餅を購入。
田楽も買ってみた。
赤味噌が焦げて、
名古屋の味です。
お焦げが香ばしい
車で先に進んだ。
最高点の標高: 159 m
最低点の標高: 108 m
累積標高(上り): 91 m
累積標高(下り): -92 m
総所要時間: 00:58:16