五社神社 ⇒ 弘法大師ゆかりの地を巡る

高岡神社

五社神社とは

五社神社とは、高知県高岡郡四万十町にある5つの神社だ。

総称として高岡神社という。

正式には仁井田明神といい、弘法大師により五社に分けられたことから地元では五社神社とか五社さんとか呼ばれている。

祭神は
・大日本根子彦太迩尊(おおやまとねこひこふとにのすめらみこと)(東大宮)
・磯城細姫命(しきのくわしひめのみこと)(今大神宮)
・大山祇命(おおやまづみのみこと)、吉備彦狭嶋命(きびのひこさしまのみこと)(中ノ宮)
・伊予二名洲小千命(いよのふたなしまのおちのみこと)(今宮)
・伊予天狭貫尊(いよのあまさぬきのみこと)(森ノ宮)


魚貴でランチ

この日は車で自宅を出発し、須崎市にある魚貴でランチをする。


立体交差の下に店があり、駐車場は3台分だ。

店内へ。

入り口すぐにトイレ、靴を脱いで上がる座敷だ。

宴会用の部屋に通される。

隣とはすのこで仕切られていた。

ランチは何種類可から選べる。

松花堂スタイルだ。

刺身定食はこんな感じ。

なかなかの美味でございました。

魚貴(高知県須崎市) ⇒ 日替わりランチのあと安和をウォーキング
魚貴(うおたか)は、高知県須崎市西崎町(こうちけんすさきしにしざきまち)にある居酒屋だ。この日は自宅を車で出発し、魚貴にやってきた。この店は靴を脱いで自分で下足箱に入れるシステム。この日は豚の生姜焼きとイセギの刺身だった。食後にコーヒーが付いて850円。オリジナルブレンドらしい。

岩本寺

食後、車で窪川に向かう。

まずは、岩本寺へ。

ここはお気に入りのお寺で、何度も参拝に来ている。

岩本寺 ⇒ 四万十川上流の地元愛溢れる寺(第37番札所)
岩本寺とは 岩本寺(いわもとじ)は高知県幡多郡四万十町にある第37番札所だ。 この前の札所である青龍寺からは約59kmもの距離があり、さ...

駐車場に車を停め、山門へ。

花で美しく飾られていた。

まずは本堂に参拝。

ここの本尊は、5尊もある。

これは、五社神社の祭神だからだという。
・東大宮(一の宮):大日本根子彦太迩尊=不動明王
・今大神宮(二の宮):磯城細姫命=観世音菩薩
・中ノ宮(三の宮):大山祇命・吉備彦狭嶋命=阿弥陀如来
・今宮(四の宮):伊予二名洲小千命=薬師如来
・森ノ宮(五の宮・聖宮):伊予天狭貫尊=地蔵菩薩

五社神社の成り立ちが弘法大師ゆかりで、神仏習合の神社だからこそだろう。

境内ではお遍路さんを何人か見かけた。

大師堂にも参拝する。

散策開始

四万十町内にあるスーパーの駐車場に車を停めさせてもらい、散策開始。

古渓城跡の碑。


しばらく歩くと、案内看板があった。

随分くたびれているので、むしろビックリだ。

一応読めるので、これから向かう高岡神社を確認する。

四万十川まで出ると、川沿いに上流に向かう。

しばらくすると道は川から離れ、田んぼの中を通っていく。

神ノ西遺跡(こうのさいいせき)の碑を見つけた。

弥生時代の遺跡のようだ。


さらに進むと、再び四万十川沿いの道となる。

このあたりは水深も浅く、流れも緩やかだ。

以前筏下りをした時に、浅瀬に乗り上げて苦労した地点だ。

のどかな田園風景が続く。

橋を渡る。

五社神社

ここまでくると、五社神社はすぐそこだ。

途中に駐車場が設置されていた。

まずは中ノ宮へ。

バス停もあり、五社神社の中心となる神社だ。

今大神宮へ。

石段の先に、拝殿がある。

その先には、トイレが整備されていた。

さらにその先が、東大宮だ。

ここの拝殿は、まだ新しそうだ。

由来書きがあった。

戻って、今宮へ。

森ノ宮にも参拝する。

兒安花神社

途中には、兒安花神社(こやすはなじんじゃ)もある。

安産の神、子供の守り神、縁結びの神として崇敬されている。

祭神は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)だ。


帰路

参拝を終え、町に戻る。

橋を渡って、坂道を上がっていく。

峠を越えると、すぐに車を停めたスーパーだ。

夕飯の買い物をして、帰路についた。

感想

以前にも五社神社は参拝したことがあるのだが、弘法大師が5つに分社したという歴史があるとは知らなかった。

いつ来てもきれいに清掃されていて清々しい神社だ。

他にも五社神社という名の神社は各地にあるが、弘法大師ゆかりの神社と言うことで、霊験あらたかな気がする。

窪川に来たら、ぜひ立ち寄りたい。

合計距離: 5917 m
最高点の標高: 225 m
最低点の標高: 189 m
累積標高(上り): 120 m
累積標高(下り): -104 m
総所要時間: 01:26:17
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