摩周湖(北海道弟子屈町) ⇒ 霧の無い「霧の摩周湖」の絶景を堪能【北海道旅行12日目その4】

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摩周湖とは

摩周湖(ましゅうこ)は、北海道川上郡弟子屈町(ほっかいどうかわかみぐんてしかがちょう)にある湖だ。

【位置】
北海道東部の阿寒摩周国立公園の東端部の川上郡弟子屈町にあり、湖の南東端には標高857mのカムイヌプリ(摩周岳)がそびえている。

【湖面標高】
摩周湖の湖面は海抜351mにあり、これを海抜500-700mの急傾斜のカルデラ壁がとり巻き、南東部にはカムイヌプリ(摩周岳)の険しい姿が見られる。
カルデラ壁と湖面との比高は150~350mに及ぶ。

【大きさ】
摩周湖の大きさは、第1展望台と裏摩周を結ぶ南西一北東方向を長軸として6.75km、これに直角にカムイシュ島を通る短経は3kmの楕円形。湖の面積は19.6平方km、周囲は20kmに及ぶ。湖の中央に浮ぶカムイシュ島は、長径(北西-南東)110m、短径40mで、湖面上に約30m突出し、周囲は断崖となっている。

【水深】
最深が212mで、平均水探は146mと報告されている。カムイシュ島付近の等深線から推測すると、島はドーム状に開き、湖底から噴出した火山がその頂部を僅かに湖面上にのぞかせていることがわかる。湖底は主に水深200m程で構成されており、その平坦部から湖岸に向けて50-70度の急傾斜となっている。これは湖が鍋一筒型であることを示している。

摩周湖DATA | 弟子屈なび から引用

日本一、世界でも二番目に透明度が高い湖だ。

日本でもっとも、世界ではバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖である。2001年には北海道遺産に選定された。急激に深くなっていることとその透明度から青以外の光の反射が少なく、よく晴れた日の湖面の色は「摩周ブルー」と呼ばれている。

摩周湖 – Wikipedia から引用

俺の世代だと、「霧の摩周湖」として知られているだろう。

太平洋上を北上する暖かく湿った空気が北海道沿岸で急激に冷やされることで濃い霧が発生する。霧の発生頻度としては、沿岸部の釧路市周辺や釧路湿原に比べるとやや少ない。冷たい霧は外輪山を越えてカルデラの中にたまり、湖面を覆いつくす。濃霧の際は上から湖面が見えないことから、霧に乗じてマスの密猟が行われていたこともあった。

摩周湖は景勝地として古くから知られていたが、交通が不便なため、長らく全国からの観光客はほとんど来なかった。

1966年に布施明が叙情豊かな絶叫調で歌った歌謡曲『霧の摩周湖』(作詞:水島哲、作曲:平尾昌晃)がヒットしたことで、摩周湖の知名度は一気に高まったが「摩周湖=霧、神秘の湖」のイメージが過度に定着した部分はある。平尾自身は結核により歌手の道を断念して療養中で、訪れたことのない摩周湖を想像でイメージしてこの曲を作り上げた。

摩周湖のレストハウス内売店等では「霧の缶詰め」という観光土産が販売されている。この缶詰は屋内で作られており、霧は入っていない。

摩周湖 – Wikipedia から引用

駐車場

この日は道の駅摩周温泉でランチを済ませた。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/car/station/20167/

駐車場は有料で500円。

この日は2019年9月20日、結構混み合っている。

摩周第一展望台

摩周湖の第一展望台に到着。

坂道を上がっていく。

あいにくの雨模様で、世界一の透明度どころか摩周湖はむしろ真っ黒。

それでも美しい景観だ。

摩周湖はカルデラ湖。

パノラマで撮ってみた。

釧路方面は、見下ろす形になる。

ここから階段を下りる。

こちら側も絶景だ。

建物の中は、土産物店だ。

じゃがポックルがあったので、久しぶりに買ってみた。

10年くらい前は、お土産と言えばこれだったなあ。

車で、先に進む。

摩周第三展望台

摩周湖の第三展望台に到着。

駐車場から屈斜路湖がきれいに見える。

見えて着るのは、これから行く硫黄山だ。

アイヌ語で「アトサヌプリ」、裸の山と呼ばれる硫黄山。山肌からはゴウゴウと音を立てながら噴煙がほとばしり、周囲には独特の硫黄の匂いが立ち込めています。レストハウスのある駐車場から山裾の砂礫を少し進むと、噴気孔のすぐ近くまで行くことができます。黄色の硫黄の結晶がいくつも見られ、勢いよく噴気があがる様はとてもダイナミック。地球の鼓動を間近に感じられる空間が広がっています。
また、ここは弟子屈町の歴史の大切な1ページとなっている場所。かつて硫黄の採掘で栄えたこの山が、この地に鉄道を敷設させ、川湯温泉の発展を支えてきました。往時の活気あふれる様子に想像をめぐらせながら、歴史を感じるひとときを過ごしてみませんか。

硫黄山 | 弟子屈なび から引用

駐車場は無料で、とても広い。

階段を上がる。

駐車場が無料なのに、第一展望台より景色がいいかもしれない(苦笑)

カムイヌプリ(摩周岳)がきれいに見える。

 阿寒国立公園の弟子屈町(てしかが)にある火山で、摩周岳とも呼ばれている。典型的な陥没火口原湖である。摩周湖の南東壁上に噴出した火山で、霧の発生が顕著である。
神秘的な摩周湖を背景に、カムイヌプリ「神の山」としてあがめられてきた。伝説によると屈斜路湖の北岸にそびえる藻琴山と、南岸のオプタテシケ山が槍投げをして、その槍が摩周岳に刺さり、摩周岳は怒ってはるか国後島へ飛び、爺爺岳になったのだとか。
さて摩周第1展望台までは観光ルートだ。登山道は第1展望台から南側の外輪山を通り、三角点からカムイヌプリの東側火口壁に沿って頂上へ。第1展望台から約3時間の行程。途中の分岐点から西別岳に登るコースもある。山頂からは阿寒、知床の山が見渡せ、高山植物のコケモモ、イワウメ、エゾイソツツジなどが見事である。

カムイヌプリ – かむいぬぷり:摩周岳(ましゅうだけ):標高857m-北海道:阿寒 – Yamakei Online / 山と溪谷社 から引用

展望台まで歩いて行く。

とても景色のいい場所だ。

観光を終え、硫黄山に向かった。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/walking/japan/20247/

感想

有名な「霧の摩周湖」だが、霧も無くきれいに見えて良かった(笑)

ここに来たのは35年ぶりだ。

変わらぬ美しさに、思い出が蘇る。

あの頃は若かったなあ・・・(しみじみ)

第一展望台より第三展望台の方が景色がいいので、おすすめ(駐車場が無料だし)

合計距離: 158278 m
最高点の標高: 683 m
最低点の標高: -14 m
累積標高(上り): 952 m
累積標高(下り): -1046 m
総所要時間: 07:22:02
Download file: 20190920_足寄町.gpx
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