浮御堂
2024年4月7日、この日は片山津温泉(かたやまづおんせん)の「かのや光楽苑(こうらくえん)」にチェックインした。
散歩に向かった。
絶景!加賀温泉郷「片山津温泉」を歩く!【旅行VLOG、レビュー】柴山潟に浮かぶ浮御堂〜超近代的な建物の総湯〜足湯のある砂走公園〜芸妓検番「花館」〜どこでもドアがある愛染寺〜源泉を旅館に送る温泉配湯所
湯の元公園まで歩いてきた。
湯の元公園
〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉乙63
2024年1月1日に発生した能登半島地震で、湯の元公園は立ち入り禁止になっていた。
復旧が進んで利用可能になっていた。
ここに来る前に立ち寄った柴山潟湖畔公園(しばやまがたこはんこうえん)は、地割れが残っていた。
震源地からかなり距離があるが、揺れが大きかったようだ。
片山津温泉(かたやまづおんせん)の説明石碑。
1653年、当時この地を治めていた大聖寺藩二代藩主、前田利明公が柴山潟に鷹狩りに訪れた際、水面に水鳥が群れていたことから湖底の温泉を発見したと伝えられる。
柴山潟(しばやまがた)には高さ70mの日本有数の噴水がある。
しかし故障で、動作していなかった(汗;)
浮御堂(うきみどう)まで歩いてきた。
「うきうき弁天」という愛称がつけられている。
温泉伝説の竜神様と弁財天様が祀られている。
この遊歩道は、総湯(そうゆ)まで続いている。
背後には冠雪した白山が見える。
村人を困らせていたおろちが娘の姿をした弁財天の琵琶の力で龍神になったという伝説が残る。
浮御堂は地震の影響で、立ち入り禁止になっていた。
総湯
浮御堂から遊歩道を歩いて行く。
柴山潟(しばやまがた)では8月の毎日、花火が打ち上げられるそうだ。
洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス(とうやこまんせいかくほてるれいくさいどてらす)で花火を見たことを思い出した。
残念ながら、柴山潟の水は濁っている。
宿泊しているかのや光楽苑(こうらくえん)の前を通過。
遊歩道には何カ所か段差ができていた。
能登半島地震でズレたようだ。
総湯(そうゆ)まで歩いてきた。
加賀片山津温泉 総湯
〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉65−2
0761-74-0550
総湯という名称のイメージとかけ離れた、超近代的な建物だ。
総湯は公共温泉施設だ。
安藤忠雄が設計したかのような、ガラスとコンクリートが調和した建物になっている。
由緒ある片山津の温泉街の旅館跡地を整備し、新たな観光資源であると同時に市民の交流の場として建設された新しい形の温泉施設。湖に向って伸びるアプローチを受けとめるように、エントランスホールと観光交流施設からなるガラス張りの細長い建物が置かれ、両端の1階の湖側には湖面と連続する浴室「潟の湯」を、陸側には森の緑に包まれた浴室「森の湯」をそれぞれ配置している。2階のテラスは湖を巡る散策路「ONSENプロムナード」にもつながり、環境へと開かれた公共空間を生み出している。
入浴料は490円。
テラスがあるレストランでは、ランチも食べられる。
良さそうだが、この日はせっかく温泉ホテルに宿泊しているので、そちらを利用することにした。
駐車場も広い。
ここから商店街が続く。
最高点の標高: 4 m
最低点の標高: 1 m
累積標高(上り): 7 m
累積標高(下り): -5 m
総所要時間: 00:17:29
砂走公園
翌朝、再び散歩に出かける。
砂走公園(すなはせこうえん)にやってきた。
砂走公園
〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉34
広さ約2800平方メートルという気持ちいい空間だ。
足湯がある。
柴山潟をイメージした池がある。
ちょっと熱め。
源泉を利用している。
ナトリウム・カルシウム塩化物泉。
あいあい広場というそうだ。
花館
芸妓検番(げいぎけんばん)「花館(はなやかた)」にやってきた。
芸妓検番 花館
〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉モ2−2
0761-74-1123
温泉観光協会が管理している。
内部はこんな感じ。
源泉と柴山潟の湖底土を使った「晶子染め体験」ができる。
2階は大正レトロ感たっぷりの空間。
高島田のヅラが展示してある。
ここは大正9年に芸妓の練習の場として建てられた。
やり手おばあ(笑)
おばあが、あそこで歌います。
愛染寺
愛染寺(あいぜんじ)まで歩いてきた。
愛染寺は色々な特徴を持つお寺です。 先ずは片山津温泉守護寺であることです。
そして護摩堂に縁結びの仏「愛染明王」をまつる縁結びのお寺でもあります。
日本初、はめ込み式の絵馬「一心絵馬」は縁結びの絵馬で特許庁の実用新案登録を受けています。 また、永代供養納骨堂「無憂(むう)」は木造建築で建物内部は土壁土床で出来ています。 お墓を建てるのが困難になりつつある現代に於いて愛染寺の納骨堂は温もり有る心安らかな納骨堂です。
愛染寺|【公式】加賀温泉郷 から引用
瑠璃光山 愛染寺
〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉11−3−5
0761-74-0169
愛染寺という名前だが、本尊は愛染明王ではない(笑)
本尊は薬師瑠璃光如来。
手すりは最新型のUDタイプ。
山門はハート型。
猪目門(いのめもん)という。
おじいとおばあにピッタリだ(笑)
駐車場はとても広い。
ちょうど桜が見頃だ。
絵馬もハート型。
片山津温泉の守護寺とされる。
かつては「愛染坊」と称し、金沢の兼六園近くに建立されていた。
明治になって片山津温泉ができ、その安堵のために迎えたそうだ。
撮影OKなのがうれしい。
現在の本堂は、昭和44年に完成した。
本尊は秘仏で見ることはできない。
境内にモダンな建物がある。
永代供養納骨堂「無憂(むう)」というそうだ。
新西国三十三所霊場。
護摩堂には移転前の金沢にあった「愛染院」のご本尊・愛染明王像が安置されている。
片山津温泉が歩いて楽しい街になるように。愛染寺は観光寺ではありませんが、白山と加賀平野を望む高台はロケーションが抜群です。片山津温泉に訪れたお客さまが散策され、こころ静かにお参りできる場所です。
愛染寺 | 護摩堂について から引用
「どこでもドア」発見(笑)
ドアの向こうに白山が見える、絶好の撮影ポイントだ。
マナーの悪い人が多く、現在は閉鎖されている。
温泉配湯所
総湯まで戻ってきた。
浮御堂が見えてきた。
砂走公園にあるお釜の正体は、温泉配湯所だった。
ここから旅館に配湯している。
草津温泉の湯畑みたいだ。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 29 m
最低点の標高: 1 m
累積標高(上り): 52 m
累積標高(下り): -50 m
総所要時間: 00:52:54