熊川宿とは
熊川宿(くまがわじゅく)は、福井県三方上中郡若狭町(ふくいけんみかたかみなかぐんわかさちょう)にある宿場だ。
若狭と京都を結ぶ旧鯖街道にある。
ここ熊川宿は若狭と京都との交易の拠点として発展した宿場町です。若狭は豊富な山海の恵を京に送り届けていた御食国(みけつくに)であるとともに、古くから大陸との交易で栄えてきました。伝統的な町並みを残す景観は、福井を代表する歴史的資源として当時のにぎわいを伝えています。(平成8年 重要伝統的建造物群保存地区選定、平成27年 日本遺産認定)多くの旅人が身体をやすめてきた熊川宿にはゆったりとした時間が流れています。文化と自然に恵まれた熊川宿は今でも多くのひとをひきつける魅力にあふれています。
鯖街道で最大の宿場!熊川宿を歩いてみた!重要伝統的建造物群保存地区を紹介します!【旅行VLOG、レビュー】道の駅に併設!鯖街道ミュージアムも見学したよ!無料で学べる歴史と文化の魅力!
道の駅 若狭熊川宿
2024年5月9日、この日は南宮大社(なんぐうたいしゃ)に参拝した。
そこから車で、国道21号線を走る。
ここは関ヶ原の古戦場跡だ。
琵琶湖の北岸、塩津浜(しおづはま)を通る。
北陸・奥羽と京都・大坂を結ぶ荷物の集積港として栄えた。
福井県に入った。
道の駅 若狭熊川宿(わかさくまがわじゅく)に到着。
道の駅 若狭熊川宿は、福井県三方上中郡若狭町熊川( ふくいけんみかたかみなかぐんわかさちょうくまがわ)にある道の駅だ。
豊臣秀吉の相婿、浅野長吉(長政)が、交通・軍事の要衝として熊川に対し諸役免除の布告を発し、この地の発展を図りました。
道の駅 若狭熊川宿
〒919-1532 福井県三方上中郡若狭町熊川11−1−1
0770-62-9111
前川(まえがわ)沿いに街道が走り、平入と妻入の町屋の中に土蔵が混じる街並みが美しい。
レストランメニューはこんな感じ。
ここは丹波に連なる明智光秀ゆかりの地だそうだ。
この先に名水百選に選ばれた若狭瓜割(わかさうりわり)の瓜割の滝(うりわりのたき)がある。
全国名水百選に選ばれている「瓜割の滝」。瓜も割れるほどに冷たいことからこの名がつけられました。瓜割の滝の周辺に広がる森は、木の間から光が差し込み、岩には苔が群生する幻想的な光景。庭園内には、1万株ものアジサイや、桜、モミジなどが植えられており、四季折の景色を見せてくれます。
現在地は滋賀県から福井県に入った県境。
重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
鯖街道ミュージアム
鯖街道ミュージアムに入ってみた。
入館無料。
若狭街道は日本海から京都まで鯖などの魚を運んだことから鯖街道と呼ばれた。
若狭街道のほかにも、鞍馬街道と周山街道があった。
熊川宿は江戸時代を通して鯖街道随一の宿場町として繁栄した。
メインルートだった。
1589年に小浜城主・浅野長政が近江と若狭を結ぶ鯖街道(若狭街道)の宿場町として整備した。
地区内には瓦葺き、真壁造または塗籠造の伝統的建築物が多数残る。
平成8年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。
さっそくお土産を買ったおばあ。
熊川宿
重要伝統的建造物群保存地区まで歩いて行く。
鯖茶漬けを買おうとしたら、鯖(ノルウェー産)でした。
説明看板。
番所。
若狭国と近江国の境だった。
日本遺産に認定されている。
大岩(おおいわ)は「子守岩(こもりいわ)
思ったより長い。
街道と棟が平行な建物が平入(ひらいり)、直角なのが妻入(つまいり)という。
さらに土蔵や付属屋など全く形式の異なる建物が混在するのが特徴。
用水路は「前川(まえがわ)」といい、水の郷(さと)百選と平成の名水百選に選定されている。
江戸時代初期から中期にかけて、熊川宿の戸数は200戸を越えていた。
中条橋(ちゅうじょうばし)を渡る。
この橋を隔てて、中ノ町と上ノ町に分かれている。
平成11年に木製の欄干の橋に架け替えられた。
旧逸見勘兵衛家住宅(きゅうへんみかんべえけじゅうたく)
熊川村の初代村長逸見勘兵衛の子息で伊藤忠商事二代目社長となった伊藤竹之助翁の生家。
熊川を代表する町屋のひとつ。
1995年に町の文化財になった。
隣は「逸見酒店」なので、こちらが店舗なのだろう。
若狭鯖街道熊川宿資料館 宿場館(わかささばかいどうくまがわじゅくしりょうかん しゅくばかん)
熊川村役場だった。
熊川陣屋跡。
明治維新で廃止され、その後は熊川小学校と熊川保育所になっていた。
現在はイベント開催時の駐車場として利用されている。
小浜藩主京極高次の時代、この地に熊川陣屋が設けられた。
酒井忠勝の時代となって、民政一般を司るために熊川町奉行所となる。
ここまでで戻ることにした。
西紀SA
道の駅に戻ってきた。
車で舞鶴若狭道に入る。
西紀SA(にしきサービスエリア)にやってきた。
西紀SA(にしきサービスエリア)にやってきた。
丹波といえば、やっぱり黒豆だろう。
明智光秀ゆかりの地だ。
フードコートでランチだ。
おばあはカレーライス。
まあ、こんなもんでしょう。
おじいは丹波鶏カツ丼。
食事を終え、車で帰宅した。
最高点の標高: 453 m
最低点の標高: 1 m
累積標高(上り): 5265 m
累積標高(下り): -5272 m
総所要時間: 08:24:33