ベルナール・ビュフェ美術館とは
ベルナール・ビュフェ美術館は、フランスの画家ベルナール・ビュフェの作品を収蔵・展示している美術館だ。
静岡県にあるクレマチスの丘に立地している。
ベルナール・ビュフェ美術館 | Bernard Buffet Museum
ベルナール・ビュフェ美術館は、戦後の具象画壇を代表するフランスの画家ベルナール・ビュフェの作品を収蔵・展示するために、岡野喜一郎(1917-1995)によって1973年11月25日に創設されました。収蔵作品数は油彩画、水彩画、素描、版画、挿画本、ポスター等あわせて2000点を超え、世界一のビュフェコレクションを誇っています。
台風の中を進む
前日に高知を車で出発、愛知県で宿泊した。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/shrines-and-temples/shrines/ichinomiya/7400/
宿泊していたホテルAZで朝食。
バイキング形式で、たっぷり食べられた。
食後、車でホテルを後にする。
高速道路で美術館に向かう。
しかし天気は悪化の一方。
駐車場に着いた時には、土砂降りだった。
台風の影響だ。
この時、関西空港は大変な事になっていた。
【台風21号・関空ルポ】轟音、停電、携帯つながらず…まさかの孤立、食料はバナナのみ、身にしみた準備の大切さ
台風21号の直撃を見越し、早めに到着した人の姿も目立った関西国際空港第1ターミナルビル。冠水で滑走路が閉ざされた4日昼には、行き所のない利用客でごった返し、関空島内のいずれの飲食店も満員だった。このときコンビニで購入したバナナが、まさか唯一の食料となるとは…。
台風から離れた場所とは言え、この大雨だ。
さすがに車は少ない。
ベルナール・ビュフェ美術館に向かう
意を決して車を出て、美術館に向かう。
100mほど歩く。
この場所はクレマチスの丘と呼ばれている。
アートスポットとして、人気があるようだ。
クレマチスの丘 | Clematis no Oka
クレマチスの丘には、次世代に優れた芸術や文化を継承するための美術館や文学館、地場の食材を堪能できるレストラン、自然公園などが点在しています。美しいガーデンの散策をはじめ、アートとの対話、そしておいしい空気を感じながらゆっくりと「食」を満喫するなど、一人ひとりが思いのままに素敵な休日をお過ごしいただけるスポットです。
お天気が良ければ散策したり美術館巡りをすれば楽しそうだが、なんと言ってもこの天気。
美術館に着いた時には、既にずぶ濡れだ。
モダンな外観だ。
入館する。
館内は撮影禁止なので、写真はない。
とても力強い作風が印象的だった。
子供美術館という、子供が遊べるスペースは撮影できた。
ただ、ちょっとふざけて撮影したので公開は自粛(笑)
売店
美術館を出て、隣接する売店に立ち寄る。
土産物が充実していたので、何点か購入する。
売店を出る頃には、雨は小降りになっていた。
駐車場に向かう途中に、井上靖文学館があった。
立ち寄ろうかとも思ったのだが、台風の進路も気になるので先を急いだ。
井上靖文学館|トップページ
北に秀峰富士、南に紺碧に輝く駿河湾を望むクレマチスの丘。
文学館のこの地は、『あすなろ物語』で
「寒月ガ カカレバ キミヲシノブカナ
愛鷹山(あしたかやま)ノフモトニ住マウ」
とうたわれています。
文学館は井上靖と沼津中学後輩の岡野喜一郎(1917~1995)が、井上66歳の1973(昭和48)年に設立、開館しました。文学者存命中の文学館として大きな話題になりました。井上は足しげく訪れ『本覚坊遺文』『孔子』など創作中のことを話して読者の心の声を聴いています。
翌日は国立新美術館で二科展を鑑賞だ。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/walking/japan/7470/
感想
周辺はとても整備されているので、お天気さえ良ければ気持ちよかっただろう。
いかにもタイミングが悪かった。
美術館自体は十分に楽しめた。
収蔵数も多く、見応えがあった。
高速道路から少し走る必要があるが、足を伸ばしてみる価値がある場所だ。