領石送り番所跡
この日は明智光春の墓を訪れた。
そこから田んぼの中を歩いて行く。
この日は2020年3月21日で、水路にはメダカもいた。
大きな建物は南国市立たちばな幼稚園だ。
新型コロナウイルスのせいで閉園中。
高速道路の下を抜けて進んでいく。
領石送り番所跡(りょうせきおくりばんしょあと)に到着。
周辺地図。
その奥に天満宮(てんまんぐう)が鎮座する。
石段を上がると、拝殿が見えてきた。
参拝し、先に進む。
南国オフィスパーク
領石川沿いに進むと、南国オフィスパーク(なんこくおふぃすぱーく)だ。
南国市の中心街から北へ約4キロ。清流のせせらぎと豊かな緑に囲まれた「南国オフィスパーク」。ここから業務機能を集積した新しいビジネスの潮流が生まれます。
ここは散歩にちょうどいい。
ウチワノキが満開。
【ウチワノキとは】 ・朝鮮半島を原産とする1属1種の低木。昭和初期に日本へ渡来した。地味な低木で普段はあまり目立たないが、2月から4月にかけてレンギョウに似たような白い花を咲かせる(ただし、レンギョウの花は黄色)
・咲き始めの花は薄紅色で次第に白へと変化する。
・実の形が団扇に似ていることからウチワノキと名付けられたが、白花レンギョウとして流通していることも多い。
堤防を歩いて行く。
展望がいい。
比江廃寺塔跡
サニーマートの物流センターを通過。
比江廃寺塔跡(ひえはいでらとうあと)に到着。
かなり大きかったようだ。
南国市比江字土居屋敷にあり、国の史跡に指定されています。塔の心礎だけしか残っていませんが、白鳳時代に古瓦も出土する廃寺で、県内では最古の寺院跡です。
日吉神社
永源寺(えいげんじ)に入る道の角に、面白い家がある。
泉があり、開放されている。
桜も咲いている。
まずは比江山(ひえやま)へ。
比江山の名は、都から赴任した国司らが京を懐かしみ、比叡山になぞらえて名づけたといわれる。
比江山史跡(南国市比江) から引用
ここに日吉神社(ひえじんじゃ)が鎮座する。
内部はこんな感じ。
本殿。
厳島神社。
永源寺
永源寺への石段。
曹洞宗(そうとうしゅう)の寺だ。
本尊は聖観音、土佐国33観音第11霊場。境内に二堂あり、勢至菩薩と薬師如来が祀られています。越前永平寺の末寺、曹洞宗の禅寺。近時参禅修行者が多く、寺からは国庁跡、国分寺、国分川、岡豊山などが望め、秋には境内のイチョウが美しく映えます。
座禅や写経の体験ができ、無我の境地に触れながら日々の生活から少し離れ心を静かに落ち着かせることができます。
永源寺 : 南国市観光協会 から引用
由緒書き。
卵塔(たまごとう)に向かう。
卵塔は土佐藩の家老を代々務めた乾氏(いぬいし)の墓地だ。
紀貫之邸跡の北の山の中腹にある永源寺。その背後に『乾の大墓』といわれる家老一門の墓所があります。
大きな墓石が立ち並ぶ。
参拝を終え参道を下る。
紀貫之邸跡
紀貫之邸跡(きのつらゆきていあと)に到着。
国府(こくふ)の碑。
国府小学校の東300mの南側に48代目の国司、紀貫之邸跡があります。邸跡では高浜虚子の句碑等もあり、この邸跡の南一帯が土佐の国衙(こくが)跡です。
句碑が並ぶ公園になっている。
国司館跡(こくしかんあと)
これでだいたいまほろばの道はクリアだ。
感想
この道は久しぶりに歩いた。
たぶん10年ぶりくらいだ。
歴史を探訪する道で、見応えがある。
また平野が広がるので、展望も良い。
ちょうど桜が咲き始めた時期で、花も楽しめた。
一周歩くのにちょうどいいので、ぜひトライして欲しい。
最高点の標高: 75 m
最低点の標高: 13 m
累積標高(上り): 425 m
累積標高(下り): -427 m
総所要時間: 03:02:15