藍商佐直吉田家住宅(徳島県美馬市) ⇒ 藍の町で屈指の豪商宅を見学

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藍商佐直吉田家住宅とは

藍商佐直吉田家住宅(あいしょうさなおよしだけじゅうたく)は、徳島県美馬市脇町大字脇町(とくしまけんみましわきまちおおあざわきまち)にある古民家だ。

美馬市指定文化財として、一般公開されている。

寛政4(1792)年に創業した藍商、吉田直兵衛の家。屋号を「佐直(さなお)」と称し、脇町でも一、二を競った豪商です。約600坪の敷地には江戸時代中期から後期にかけて建てられた母屋、質蔵、藍蔵など5棟が中庭を囲むように建っています。
現在、市指定文化財として一般公開されており、建築様式の素晴らしさと往時の藍商の暮らしぶりをご覧いただけます。
毎年1月には華道展「うだつをいける」を開催しています。

美馬市 観光情報|吉田家住宅 から引用

1792年に創業した佐直は幕末から明治にかけて一、二を争う豪商となり、この屋敷は敷地約600坪の豪邸だ。

入り口

この日はうだつの街並みを歩いた。

ひときわ大きな建物が、藍商佐直吉田家住宅だった。

中には売店がある。

入館料は510円だ。

1階

箱階段の先に、広間が続く。

調度品には、藍染めが使われている。

便所の便器はタイル張りでおしゃれ。

箱膳。

箱膳(はこぜん)は、日頃は食器を入れている箱であるが、食事の際に箱の上蓋を反対にして食器を並べ膳として用いた箱。飯台、切り溜めともいう。

概要[編集]
日本では江戸時代以来、家庭において使われていたが、卓袱台の登場によって衰退し、テーブルの登場によって激減した。
大正から昭和10年あたりまで[1][2]は、日本の家庭では広く見られた。
引き出し付きの箱膳もあった[3][4]。
食器を箱膳内に仕舞う時に、一回一回洗わなかった[5]。

箱膳 – Wikipedia から引用

2階

階段を上がると、蚊帳が設置されていた。

中庭を見下ろしてみた。

いたるところに藍染めが展示されている。

年表。

町の模型。

モダンな家具。

王位戦の間

一通り見終わり、1階に戻る。

中庭と茶室。

王位戦の間。

この部屋は王位戦の間。
2005年9月5日、6日に王位戦が行われました。
第46期王位戦5局。先手佐藤棋聖、後手羽生王位。133手で佐藤棋聖が勝つ。

吉田家住宅とふるさと絵画展 – にし阿波暮らし「四国徳島散策記」 から引用

土蔵

中庭を通って、土蔵へ。

中に入ると、甲冑などが展示されていた。

歴史的資料が展示されている。

奥に行くと、駕籠。

さらに藤島博文(ふじしまはくぶん)の作品が展示されていた。

世界を描いた作品。

奥にある『中蔵』には美馬市出身の画家、藤島博文(ふじしまはくぶん)の『四神星宿之図』も展示されています。

天井には星空を描いた円形のキャンバスが設置され、部屋の4面に玄武・青龍・朱雀・白虎の絵画が掛けられてます。(この写真には玄武と青龍が見えています)

江戸時代にタイムスリップ!?『うだつが上がる』町並み散策!-後編/吉田家住宅 藍商佐直(徳島県美馬市) | 瀬戸内Finder から引用

2階はイベントスペースになっている。

割と広い。

中庭に戻ってきた。

外に出て、うだつの街並み歩きを続けた。

うだつの上がる街歩き(徳島県美馬市) ⇒ 江戸時代から続く豪商の街並みを散歩
うだつ(卯建)とは、防火用に取り付けた小屋根付きの袖壁のこと。この「うだつの上がる街」が、徳島県美馬市脇町大字脇町だ。江戸時代から大正時代に建てられた「うだつの上がる」建物が保存されている。300年以上の歴史がある建物もあり見応え十分。

感想

とても広い屋敷だ。

往年の繁栄が偲ばれる。

きれいに維持されていて、見応えがあった。

ぜひ立ち寄りたい場所だ。

合計距離: 2393 m
最高点の標高: 52 m
最低点の標高: 41 m
累積標高(上り): 44 m
累積標高(下り): -43 m
総所要時間: 01:02:27
Download file: 20200910_うだつ.gpx
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