内子町八日市護国伝統的建造物群保存地区とは
内子町八日市護国(ようかいちごこく)伝統的建造物群保存地区は、愛媛県喜多郡内子町(えひめけんきたぐんうちこちょう)にある街並みだ。
南北約600mにわたって、町家や豪商の屋敷などの伝統的な建築物群がみられる。
日本の道100選、手づくり郷土賞、都市景観100選、優秀観光地づくり金賞総務大臣表彰、かおり風景100選、手づくり郷土賞大賞部門、美しい日本の歴史的風土100選、都市景観大賞美しいまちなみ優秀賞、四国八十八景・・・と受賞歴多数の美しい街だ。
八日市・護国地区には、江戸時代からの建築の面影を残す町並みがあります。
昭和57年(1982)に全国では18番目、四国では初めて国の伝統的建造物群保存地区に選定された「内子町八日市護国伝統的建造物群保存地区」です。
内子町八日市護国伝統的建造物群保存地区
〒791-3301 愛媛県喜多郡内子町内子
0893-44-5212
【愛媛県観光】美しい建造物群を巡る旅/内子町八日市護国伝統的建造物群保存地区【旅行VLOG、レビュー】都市景観100選、美しい日本の歴史的風土100選、都市景観大賞美しいまちなみ優秀賞、四国八十八景
内子町並駐車場
2023年5月21日、この日は高昌寺(こうしょうじ)に参拝した。
車を停めている内子町並駐車場に戻ってきた。
内子町の八日市・護国地区には、江戸時代からの建築の面影を残す町並みがある。
まず案内看板でルートを確認。
いちおう駐車場で地図ももらっておいた。
しっかりと録音もされておりますので!
町並保存センター
南北約600mにわたって、町家や豪商の屋敷などの伝統的な建築物群がみられる。
さっそくあるのは、なんとドイツ料理の店だ(苦笑)
それにしても、誰も歩いていない・・・
町並保存センターに入ってみる。
ジオラマが展示されている。
2階はパネル展示だ。
漆喰壁の構造模型がある。
レトロなレジがある。
白髭稲荷大明神社
内子は製蝋で栄えた。
漆喰壁を持つ建物は地区全体の70%を超える。
白髭稲荷大明神社がある。
93棟の特定伝統的建造物、3件の国の重要文化財がある。
上芳我邸
上芳我邸(かみはがてい)にやってきた。
重要文化財に指定されている建物で、木蠟資料館(もくろうしりょうかん)がある。
国内最大規模の製蠟業者だった本芳我家の筆頭分家・上芳我家の邸宅だ。
木蠟は蝋燭(ろうそく)だけでなく、化粧品やパンの光沢出しにも使われたそうだ。
当時から品質の高さを守るためにブランディングに力を入れていたという。
1894年の建築で、全部で10棟の建物が現存し、いずれも重要文化財に指定されている。
3年前に来た時にセット券を買って一通り見たので、今回は入らず先に進んだ。
その時は新型コロナウイルスで大騒ぎしている最中だった。
以前とは様変わりの寂れっぷりに、胸を痛めた。
今年は5類移行で観光客は増加傾向らしいが、完全回復はまだまだのようだ。
大好きな街なので、早く元気を取り戻して欲しい。
旅館がある。
囲炉裏があるらしい。
インバウンドが戻ってきたら、人気が出そうだ。
本芳我邸
本芳我邸(ほんはがてい)まで歩いてきた。
1889年に建てられた、重要文化財だ。
建物は公開されていないが、庭先まで入ることができる。
弁柄出格子の説明。
ほとんどの建物が切妻造の2階建てで軒線が通されている。
大村家住宅も、重要文化財。
江戸時代後期から昭和初期にかけての様々な年代の伝統的建築物が同じ町並みに共存しているのは、全国的にあまり例がないそうだ。
枡形(ますがた)がある。
敵の侵入を防ぐため、わざと道を曲げている。
高知にも、枡形がある。
町家資料館
町家資料館まで歩いてきた。
入館無料。
大森和蝋燭屋という木蝋の店がある。
その向かいが、水戸黄門の看板が印象的な森文醸造。
ここは坂本龍馬脱藩の道だ。
ここから愛媛県大洲市長浜町(ながはまちょう)に抜け、舟で山口に渡った。
先に進んだ。
最高点の標高: 90 m
最低点の標高: 48 m
累積標高(上り): 89 m
累積標高(下り): -88 m
総所要時間: 02:04:25