柴尾の一本杉とは
柴尾の一本杉(しばおのいっぽんすぎ)は、高知県高岡郡越知町柴尾(こうちけんたかおかぐんおちちょうしばお)にある杉の木だ。
推定樹齢600年、樹高31m、幹周り4.7mの巨木だ。
町保護天然記念物となっている。
この柴尾の一本杉は、越知町のホームページによると、推定樹齢600年、
樹高31m、幹周りは4.7mとのことです。
柴尾の一本杉(高知県越知町)から引用
6月第一日曜日には、「虫送り」と呼ばれる行事が行われる。
平安時代末期に活躍した斉藤別当実盛が寿永2年(1183)の篠原の戦いの際、乗っていた馬が稲の切り株につまずいたところを討ち取られた為に、実盛が稲を食い荒らす害虫になったという言い伝えによって行われる行事です。 農作物の害虫駆除、退散、その年の豊作を祈願して行われます。
駐車場
この日はスノーピークかわの駅おちを訪れた。
その後、車で柴尾の一本杉にやってきた。
駐車場はないが、お堂の前が広くなっているのでここに車を停める。
一本杉
一本杉は巨木で、あたりから一目瞭然の存在感がある。
堂々とした枝振りだ。
杉の根元に、不思議な石積み。
ここから、横倉山が真正面に見える。
お堂
一本杉の前に、お堂が鎮座する。
内部はこんな感じ。
洪水の爪痕
お堂の前に、宝永南海地震で発生した水害の記録が掲示されていた。
崩落した土砂で天然ダムが形成され、この辺り一帯が冠水した大災害だ。
先人の遺訓を後世に引き継ぐ、と決意の石碑。
この後、車で黒岩沈下橋に向かった。
感想
これだけ忽然と現れる木は珍しいかも知れない。
周囲は田畑で、その存在感は抜群だ。
景色が素晴らしいので、ゆっくり周囲を散策するのもいいだろう。