柞原八幡宮とは
柞原八幡宮(ゆすはらはちまんぐう)は、大分県大分市上八幡三組(おおいたけんおおいたしかみやはたさんくみ)にある豊後国一宮だ。
西寒多神社(ささむたじんじゃ)とこの柞原八幡宮が豊後国一宮とされている。
827年に宇佐八幡より分霊を勧進し、836年に社殿を造営したと伝わる。
当宮は承和三年(八三六)、右大臣・清原夏野が勅を奉じて国司・大江宇久に社殿を造営せしめ、爾来、国司の厚い崇敬を受け、一方皇室も厚く尊崇せられた。 又、嘉承三年(一一〇八)には、勅使の参向があり、敷地の四至を定め税を免ぜられた。 仁平三年(一一五三)には、鳥羽法皇が六十歳の御祈願を修せられ、神領を定められた。 元暦元年(一一八四)には、源範頼が平氏の追討を祈願したのをはじめ、源頼朝・領主(大友・竹中・日根野)・武家の崇敬も非常に厚く、近世には、社家二百余・坊舎三十を教えた。
柞原八幡宮
大分県大分市上八幡三組
097-534-0065
駐車場
2022年4月4日、この日は国道九四フェリーで四国の三崎港(みさきこう)から九州の佐賀関(さがのせき)にやってきた。
道の駅佐賀関を通過。
大分市内に入る。
以前登った由布岳(ゆふだけ)が見えている。
桜が満開の中を通り抜け、柞原八幡宮(ゆすはらはちまんぐう)の駐車場に到着。
駐車場はとても広い。
参道
まず案内看板でルートを確認。
ここに来るのにナビ通りに来たら、ゴルフ場の方からグルッと回ってきてしまった(苦笑)
「ほるとの木」は樹高25m、樹齢400年の大木で、ポルトガル人が移植したことからこの名がつけられたそうだ。
石段が手強そう(汗;)
南大門に到着。
ご神木のクスの巨木は樹齢3000年、国指定天然記念物になっている。
南大門は1866年に再建され、別名「日暮しの門」と呼ばれている。
彫り物を一日中見ても飽きない、ということから「日暮しの門」と名付けられたそうだ。
門の内外には多数の彫刻が施されており、「これを一日中見ても見飽きない」という意味から別名の「日暮門」という名前がついたとされています。
二つの「一宮」を訪ねる-大分市の史跡 から引用
古今の聖人や竜、花、鳥などが刻まれている。
由緒書き。
827年に比叡山延暦寺の僧・金亀が宇佐八幡で1000日間の修行をした際に天命が下り、分霊を勧進したと伝わる。
結婚式の前撮りをしているようだ。
参拝
楼門に到着。
国指定の重要文化財だ。
入って右手は、回廊になっている。
回廊から参拝する、珍しい形式だ。
絵馬などが飾られている。
拝殿。
拝殿の奥に申殿、本殿が続く。
回廊の端まで歩いてきた。
本殿は工事中。
1850年に上棟した八幡造の社殿だそうだ。
帰路
もと来た道を戻る。
由緒書きのところに駐車場があり、コンクリート製の建物は宝物館のようだ。
はしゃぐおばあ。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 191 m
最低点の標高: -3 m
累積標高(上り): 418 m
累積標高(下り): -274 m
総所要時間: 01:13:31