元乃隅神社とは
元乃隅神社（もとのすみじんじゃ）は、山口県長門市油谷津黄（やまぐちけんながとしゆやつおう）にある神社だ。
神社本庁に所属しない個人所有の神社で、海岸に123基の朱色の鳥居が100m以上に渡り並んでいる景観で知られる。
元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)は、昭和30年に、地域の網元であった岡村斉（おかむらひとし）さんの枕元に現れた白狐のお告げにより建立されました。
商売繁盛、大漁、海上安全は元より、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就などのご利益があるといわれてます。昭和62年から10年間かけて奉納された123基の鳥居が、龍宮の潮吹側から100ｍ以上にわたって並ぶ景色は圧巻です。
神社敷地内にある高さ約6ｍの大鳥居の上部には賽銭箱が設置されており、見事、賽銭を投げ入れることができたら願い事が叶うと言われています。
元乃隅神社
山口県長門市油谷津黄４９８
0837-26-0708
駐車場
2021年11月20日、この日は角島（つのしま）観光をしてきた。
そこから車で、元乃隅神社（もとのすみじんじゃ）にやってきた。
この日は土曜日ということもあり、駐車場は順番待ち。
駐車場はとても広い。
駐車場はコイン式で、1時間300円。
最高点の標高: 3933 m
最低点の標高: 1 m
累積標高(上り): 4954 m
累積標高(下り): -4939 m
総所要時間: 00:41:49
参拝
朱塗りの鳥居が123基並んでいる。
由緒書き。
網元の枕元に現れた白狐のお告げにより建立された、法人格を持たない個人事業としての神社だ。
まず階段を上がる。
商売繁盛、大漁、海上安全、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就などのご利益があるとされる。
通ってきた道は、なかなか厳しかった。
大鳥居の上に賽銭箱があり、「日本一入れづらい」といわれている。
俺もチャレンジ。
すぐやる、必ずやる、できるまでやる。
鳥居
いよいよ海に続く鳥居をくぐっていく。
2015年にアメリカのCNNが発表した「日本の最も美しい場所31選」の一つとして選ばれた。
これをきっかけとして外国人を含む観光客の参拝が急増した。
しかし当時は「元乃隅稲成神社」という長い社名で外国人にわかりにくいという事もあり、2019年に「元乃隅神社」に改名された。
ちょうどいい厄除けになりましたねえ、おばあさん。
海岸に到着。
トンネルビーチみたいだね。
とても海がキレイだ。
龍宮の潮吹
龍宮の潮吹の説明看板。
岩礁の穴に入った波が高く打ち上げられ、時には30ｍ以上にもなるそうだ。
龍宮とは、津黄漁港西北端の海蝕地形の総称で、一帯は第4紀洪積世の玄武岩からなっています。
潮吹とは、打ち寄せる波が岩礁の孔内に突入するごとに、圧縮された洞内の空気が外に出ようとして海水を噴出する噴潮現象のことです。
北東の風、冬の季節風で海が荒れる時ほど潮が高く上がり、時には30ｍ以上も吹き上がることがあると言われています。
向こうに見えるのが龍宮の潮吹らしい。
このあたりは楊貴妃が逃れてきたという伝説がある。
日本で云えば奈良朝の昔、唐の国では天宝15年（756年）7月のことじゃったげな。向津具半島の岬の西側に唐渡口（とうどぐち）ちゅう所があってな、そこへ空艫舟（うつろぶね）が流れ着いたげな。 舟の中にはな、長い漂流でやつれておられたが、たいそう気品のおありなさる、それはそれは美しい女人が横たわっておられたそうな。
お側の侍女が申すに「このお方は唐の天子、玄宗皇帝（げんそうこうてい）の愛妃楊貴妃と申される。安禄山（あんろくざん）の反乱により処刑されるところを、皇帝のお嘆きを見るに忍びないで近衛隊長が密かにお命を助け、この舟で逃れさせ、ここまで流れ着きました。」と涙ながらに云うたそうな。
楊貴妃伝説 – 長門市ホームページ から引用
車で先に進んだ。
最高点の標高: 37 m
最低点の標高: 11 m
累積標高(上り): 52 m
累積標高(下り): -52 m
総所要時間: 00:26:32