出釈迦寺とは
我拝師山求聞持院出釈迦寺(がばいしざんぐもんじいんしゅっしゃかじ)は、香川県善通寺市吉原町(かがわけんぜんつうじしよしわらちょう)にある真言宗御室派の寺だ。
四国八十八箇所霊場の第73番札所で、本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)
出釋迦寺の開基には、弘法大師幼少期の数ある伝説のひとつ「捨身ヶ嶽」縁起にゆかりがあります。それは、弘法大師が“真魚”と呼ばれていた7歳の時。我拝師山に登り「私は将来仏門に入り、仏の教えを広めて多くの人を救いたい。私の願いが叶うなら釈迦如来よ、姿を現したまえ。もし叶わぬのなら一命を捨ててこの身を諸仏に捧げる」と、断崖絶壁から身を投じました。すると、紫色の雲が湧き、釈迦如来と羽衣をまとった天女が舞い降り、雲の中で弘法大師を抱きとめました。命を救われ、願いが叶うことを示された弘法大師は、青年になって我拝師山の山頂で刻んで安置し、堂宇を建てたといいます。 この場所は「捨身ヶ嶽禅定」といわれ元は札所でしたが、今は寺の奥の院となり、境内から急坂を50分ほど上がった場所にあります。弘法大師が虚空蔵菩薩の真言を100万回唱える「求聞持法」を修めたことから「求聞持院」という院号がつきました。ここで拝むとすばらしい記憶力が得られ、学業成就や物忘れにご利益があるといわれています。
また、弘法大師が身を投じた場所は、ここからさらに50mほど登った場所にあります。下を見れば足のすくむような深い谷底ですが、眼下には讃岐平野や瀬戸内海を一望できる絶景が広がります。
駐車場
2022年1月28日、この日は大江戸温泉物語ホテルレオマの森に宿泊していた。
そこから車で、出釈迦寺(しゅっしゃかじ)にやってきた。
すぐ手前に第72番札所の曼荼羅寺(まんだらじ)がある。
そこの駐車場は有料と書かれていたので、すかさず(笑)ここまでやってきた。
最高点の標高: 159 m
最低点の標高: 21 m
累積標高(上り): 120 m
累積標高(下り): -183 m
総所要時間: 00:32:04
出釈迦寺の駐車場は無料でとても広い。
曼荼羅寺まで歩いて行けば、駐車場料金の節約になる(笑)
駐車場から善通寺市の市街地が一望できる。
参道
奥の院は空海(弘法大師)が7歳の時に断崖から飛び降りた山頂にあるが、境内から急坂を1.4km上がる必要がある。
案内看板でルートを確認。
成人した大師は我拝師山(がばいしざん)山頂に出釈迦寺を建立し、現在そこが奥の院となっている。
子宝の三鈷の松。
干支別の守り本尊が並ぶ。
山門まで歩いてきた。
空海(弘法大師)が7歳の時に断崖から飛び降りたという「捨身ヶ嶽禅定」の説明看板。
天女に救われた空海は、釈迦如来が現われた山を「我拝師山」名づけ、その山に出釈迦寺を建立し、釈迦如来の尊像を刻んで本尊としたという。
参拝
本堂で参拝。
本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)
続いて大師堂に参拝。
内部はこんな感じ。
参拝を終え、曼荼羅寺に向かった。