三井寺(滋賀県大津市) ⇒ 国宝の金堂、運慶の仁王像、三井の晩鐘など見どころ満載の天台寺門宗総本山

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三井寺とは

三井寺(みいでら)は正式には長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)といい、天台寺門宗(てんだいじもんしゅう)の総本山だ。

滋賀県大津市園城寺町(しがけんおおつしおんじょうじちょう)にあり、本尊は弥勒菩薩(みろくぼさつ)

天台寺門宗(てんだいじもんしゅう)の総本山である三井寺(みいでら)は 正式名称を長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)といいます。 滋賀県大津市、琵琶湖南西の長等山中腹に広大な敷地を有しています。
また、湖国近江の名勝、近江八景の一つ「三井の晩鐘」でも知られています。

三井寺>三井寺について から引用

日本三不動の一つである黄不動があり、観音堂は西国三十三所観音霊場の第14番札所になっている。

境内

2021年4月1日、この日は琵琶湖疏水を歩いた。

琵琶湖疏水(滋賀県大津市) ⇒ 明治に完成した京都まで水を通す史跡。満開の桜と観光船が美しい。
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そこから徒歩で、三井寺にやってきた。

ここから有料エリアになる。

入山料は600円だ。

水観寺(すいかんじ)は、西国薬師第48番札所になっている。

水観寺は、総本山園城寺(三井寺)の五別所寺院の一つとして、長久元(一〇四〇)年明尊大僧正によって創建された。別所寺院というのは平安時代から仏法を布教し、多くの衆生を救済するため総本山周辺に設けられた寺院をいう。
慶長六(一六〇一)年に准三宮道澄大僧正によって、現世利益を本旨とする薬師瑠璃光如来をご本尊として祀り、整備された。現在の本堂は江戸時代明暦元(一六五五)年の再建で正面四間、側面五間の一重入母屋造の柿葺き。滋賀県の県指定文化財になる。

水観寺 | 西国四十九薬師霊場会 から引用

観音堂

石段を上がる。

思いのほか大変で、息が切れた(苦笑)

なにやら行列が出来ていた。

どうやら記念撮影の順番待ちのようだ。

ここからの眺めは素晴らしい。

観音堂は、西国三十三所観音霊場の第14番札所になっている。

本尊は如意輪観音(にょいりんかんのん)

そろばん発祥の地

そろばんの碑があった。

大津はそろばん発祥の地だ。

慶長十七年(1612)この追分町の住人片岡庄兵衛は、時の長崎奉行長谷川左衛藤広に随行して長崎におもむく。 明国(中国)人から、そろばんの見本と使用方法を授かって帰郷。 庄兵衛は工夫研究を重ね、中国式そろばんの大きさ、組み方、珠の形状などを日本人に適するように改良し、 大津そろばんを完成させた。

庄兵衛は幕府より「御本丸勘定所御用調進」を命ぜられ、そろばん製造の家元となり、 そろばん業者の取締役を担う。 また、業者の製品を査定し、等級・販売価格を決定し、烙印をして販売させるという特権が認められた。 以来、三百年。明治の初めまで約三百年「大津そろばん」の名声は全国的に広められた。

三井寺>三井寺について>歴史散歩(三井寺を旅した人)>忽然と消えた大津そろばんの謎を探る。 から引用

ここから琵琶湖がきれいに見える。

唐院

金堂に向かう。

微妙寺(びみょうじ)まで歩いてきた。

園城寺(通称三井寺)の五別所の一つで三井寺境内に建つ。別所とは平安時代以降に広く主従を救済するために境内の周辺に設けられた園城寺の別院でこの微妙寺の他に水観寺、近松寺、微妙寺、常在寺、尾蔵寺(廃寺)、があり総称して園城寺五別所と呼ぶ。
微妙寺は三井寺の金堂から観音堂へと続く道のほぼ中間にあり、本尊は重要文化財に指定されている十一面観音立像。通常は秘仏で土日祝日と毎月17日、18日に開扉される。

微妙寺(三井寺別所)/滋賀 │ 仏像ワンダーランド滋賀:近畿東海地方を中心とした寺院の拝観情報を掲載【仏像ワンダーランド】 から引用

ここまで歩いてきて、疲れ果てた(汗;)

気を取り直して、唐院(とういん)に向かう。

唐院は三井寺の開祖である円珍(智証大師)の廟所だ。

三井寺唐院は開祖となる円珍(智証大師)の廟所として、もっとも神聖な場所。円珍(智証大師)が入唐求法の旅で持ち帰った経典類を納めたことにより、唐院の名が付いたのです。大師堂と四脚門にはさまれて建つ潅頂堂(かんちょうどう)は、密教を伝承する道場となり、大師堂の拝殿としての役割を担う堂になっています。

三井寺唐院・潅頂堂 から引用

大師堂、潅頂堂(かんちょうどう)、三重塔が並ぶ。

金堂

いよいよ金堂だ。

1599年に建てられ、国宝に指定されている。

歌川廣重が浮世絵に描いた三井の晩鐘(みついのばんしょう)は、「天下の三銘鐘」の一つとされている。

梵鐘は、慶長七年(1602)四月二十一日、当時の三井寺長吏、第百三十七代道澄師の発願によって、 「弁慶の引き摺り鐘」(奈良時代作)を模鋳したものです。 その古鐘にも湖底の竜宮にまつわる伝承があって、もともと、竜族が竜宮に秘蔵していた鐘を、 竜王を悩ませる三上山の大ムカデを退治したお礼に、俵藤太秀郷が贈られたものだというのです。

三井寺>連載>浪漫紀行・三井寺>三井の晩鐘 から引用

大門

釈迦堂(しゃかどう)

天正年間(1573年〜1593年)造営の京都御所の清涼殿を下賜されて移築されたものだという。

大門までやってきた。

仁王門とも呼ばれ、仁王像は運慶作と伝えられる。

車で先に進んだ。

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合計距離: 2641 m
最高点の標高: 148 m
最低点の標高: 86 m
累積標高(上り): 113 m
累積標高(下り): -109 m
総所要時間: 01:08:09
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