双名島とは
双名島(ふたなじま)は、高知県高岡郡中土佐町久礼(こうちけんたかおかぐんなかとさちょうくれ)にある島だ。
久礼湾の北寄りに浮かぶ小島で、弁天・観音の2島からなり、その間に小さな烏帽子岩がある。大正時代の美文家大町桂月は「人ならばうれしからまし双名島 二つならびて萬代までも」と歌にした。
観音島(かんのんじま)と弁天島(べんてんじま)の2つからなり、鬼の伝説が残されている。
昔むかし・・・大波に悩んでいた久礼の人々を助けようと、鬼ヶ島の鬼が2つの大きな岩を運んできたと伝わっています。
森の駅
この日はまーがれっとでランチを食べた。
そこから車で、森の駅にやってきた。
森の駅は、須崎地区森林組合交流施設の愛称だ。
平成9年に完成した須崎地区交流促進センターは、建物に地元四万十材(大野見産)をふんだんに使用しています。センター内は様々な企画展示スペースとしてご利用いただけます。また、交流促進センターには木やガラスの表面に文字や写真などを焼きつけ、加工できるレーザー加工機があります。表札やネームプレート、様々な加工品を作成できます。
ここから国道を横断して、双名島を目指す。
安和海岸
四国のみちの看板の先に、全面通行止めの看板がある(汗;)
「久礼へは通り抜けできません」と書かれているが、どうせ歩行者は通れるだろうと楽観視して先に進んだ。
安和海岸(あわかいがん)は海の透明度が高く、とても美しい。
通行止めのゲートがあったが、トラックの運転手に確認すると、散歩する人は通してくれるようだ。
海を見ながら歩いて行く。
工事現場が見えてきた。
青木岬では釣りをしている人がいた。
清掃工場まで歩いてきた。
ここにゲートがあったので、通行止めはここまでのようだ。
四国一周サイクリングロードのペイント。
双名島
双名島駐車場に到着。
ここにはトイレがある。
伝説を説明する看板。
道路を下りて、双名島に向かう。
海はとてもきれいだ。
海沿いにある穴は、昔トイレだった跡だ(笑)
まずは観音島の祠に参拝する。
観音像が収められており、内部はこんな感じ。
さらに先の弁天島へ。
坂道を上がる。
祠には、弁天が祀られている。
その先には、灯台。
海まで下りてきて、コーヒータイム。
久礼
当初はここから引き返す予定だったが、少々疲れていた。
そこで久礼(くれ)まで歩いて、JRで安和に戻ることにして先に進む。
久礼に入る。
橋を渡ると、久礼漁港だ。
祠に参拝。
漁港を通り、避難タワーに上がってみることにした。
純平タワーと名付けられている。
スロープを進む。
階段を上がる。
ここから見える海は、とても美しい。
しばし休憩し、階段を下りる。
久礼八幡宮
避難タワーの前に、久礼八幡宮(くれはちまんぐう)が鎮座する。
この神社は、1707年(宝永4年)宝永地震の津波による被害により記録を失ってしまったため詳細な由緒などについては不詳であるが、古くからこの地にある神社である。神宝の鰐口に明徳三年(1392年)とあり、久礼城主佐竹氏と推定される内蔵助が奉納したものとされる[1]。現在の社殿は、文政8年(1825年)の再建で、江戸時代後期の建築様式である。
久礼八幡宮 – Wikipedia から引用
鳥居をくぐる。
手水舎。
参拝する。
摂社にも参拝。
参道を進む。
鳥居の先に、 久礼稲荷神社が鎮座する。
参拝する。
隣は天満宮。
JR久礼駅
参拝を終え、商店街を通っていく。
新型コロナウイルスのせいで大正市場も閑散としている。
駅前のバス停を通過。
JR久礼駅に到着。
ここで大変な事実が発覚。
乗る予定だった列車は、急行だったのだ。
急行は土佐久礼駅には停まるが、土佐安和駅は通過してしまう(大汗;)
時刻表をスマホで確認した際に、急行マークを見落としていた。
呆然とする2人。
残された道は2つ。
さらに1時間待って普通列車で安和に行くか、歩いて戻るかだ。
帰路
結局、元来た道を戻ることにした(大汗;)
若干だがショートカットしつつ進む。
なんとか日が暮れる前に、森の駅に戻ってこれた。
感想
双名島は何度も訪れている、お気に入りの場所だ。
安和海岸からここまでの道は、とても美しい。
今回も通行止めも回避できて、歩くことができた。
JRで帰ろうという姑息な(苦笑)考えをしたばっかりに思わぬ長距離ウォーキングになってしまった。
それでも充実感の方が大きかった。
最高点の標高: 57 m
最低点の標高: -4 m
累積標高(上り): 815 m
累積標高(下り): -806 m
総所要時間: 04:36:37