野尻宿とは
野尻宿(のじりじゅく)は、長野県木曽郡大桑村野尻(ながのけんきそぐんおおくわむらのじり)にある中山道40番目の宿場だ。
野尻宿は江戸から77里47間、次の三留野宿へは2里18町、宿の延長は6町5尺。
他の宿同様慶長6年(1601)年に中山道宿駅が制定された際に、宿として指定されました。木曽十一宿の中で奈良井宿に次ぐ長さを誇る野尻宿。
外敵を防ぐために所々狭く曲がりくねった街並みが特徴で「七曲り」と呼ばれています。
野尻宿 | 木曽谷とりっぷ から引用
中山道 野尻宿
〒399-5504 長野県木曽郡大桑村野尻1760
木曽路で2番目に長い宿場町【中山道散歩】40番目の宿場『野尻宿』を歩く!【旅行VLOG、レビュー】東のはずれ〜西のはずれまで往復!築100年の古民家を使った喫茶店でカフェタイム!あの映画の舞台も!
JR野尻駅
2024年12月29日、この日は中山道38番目の宿場である上松宿(あげまつじゅく)を歩いた。
そこから車で、国道19号線を走る。
きれいに除雪されていて走りやすかった。
道の駅大桑(おおくわ)を通過。
野尻宿(のじりじゅく)にやってきた。
JR野尻駅に到着。
野尻駅
〒399-5504 長野県木曽郡大桑村野尻
ちょうど特急しなのが通過。
駅の駐車場は無料で駐車できる。
まず案内看板でルートを確認。
野尻宿の延長は6町5尺と木曽路で奈良井宿(ならいじゅく)に次ぐ2番目の長さを誇る。
西のはずれ
JR野尻駅から坂道を上がってきた。
この通りが旧中山道。
イボ石
これがイボ石と呼ばれている石。
日蓮宗の「南無妙法蓮華経」と書かれた石碑の台石が、イボ石と呼ばれている。
これに触るとイボが治るといわれている。
台座がイボ石で、これに触るとイボが治るといわれている。
倉之坂まで歩いてきた。
ここが野尻宿の東のはずれ。
中山道39番目の宿場「須原宿(すはらじゅく)」へは倉之坂を下っていく。
レンガ造りの建物があった。
奥田工業という会社で、1932年(昭和7年)に竣工した。
ここから来た道を戻りながら、観光していく。
本陣
秋葉社。
秋葉社・八坂社
〒399-5504 長野県木曽郡大桑村野尻1808
明治天皇御休所まで歩いてきた。
ここに本陣があった。
明治天皇御休所碑(野尻宿本陣跡)
〒399-5504 長野県木曽郡大桑村野尻
ここが脇本陣跡。
庭田屋
小休石(こやすみいし)
ここで神輿を下ろすので小休石(こやすみいし)という。
庭田屋にやってきた。
庭田屋
〒399-5504 長野県木曽郡大桑村野尻1769
映画「男はつらいよ」に出てきた旅館で、現在も営業中。
露地を入るとお地蔵様がある。
珈琲 刀
野尻宿は昭和18年の大火でほとんどが焼失した。
約100年前の古民家を使った喫茶店がある。
『珈琲 刀』はその十一宿場町の一つ、野尻宿にあった古民家を最小限におさえた改装で古き良き日本を存分に味わうことのできるカフェです。 元は江戸時代から続く鍛冶屋で、現在の昭和元年築の家屋は、約100年前の佇まいを色濃く残しており、昭和の香りを感じていただけます。
珈琲 刀
〒399-5504 長野県木曽郡大桑村野尻1724
残念ながら動画撮影は禁止だった。
西のはずれ
刀を出て、さらに歩いて行く。
八坂社・津島社・秋葉社が鎮座する。
ここが野尻宿の西のはずれ。
これで東のはずれ〜西のはずれ全部歩いたことになる。
野尻宿は総延長6町5尺。
木曽路で奈良井宿(ならいじゅく)に次ぐ2番目の長さ。
旅館、茶屋が30数軒ある大きな宿場町だった。
野尻駅に戻ってきた。