大歩危、小歩危とは
大歩危(おおぼけ)、小歩危(こぼけ)とは、徳島県三好市山城町の吉野川(よしのがわ)沿いの渓谷だ。
切り立った岩壁が続く景観美で人気が高い。
大歩危→「大股で歩くと危険」
小歩危→「小股で歩いても危険」
から名付けられたとされているが、どうやら違うらしい。
昔は大歩危を大嶂、小歩危を小嶂と書いていました(文化12年阿波史)
「嶂」は「ホキ・ホケ」と読み険しくそそり立つ崖、山腹のけわしい所、等という意味で万葉集にも出てくる古い言葉です。
ラフティングのメッカとしても知られ、国際大会も開かれている。
【「スポーツ×アジア」の新時代】ラフティング国際大会で町おこし 日本・社会・事件
国際大会招致に当たっては、宿泊施設や輸送手段、観覧者の安全確保、大会予算の工面、海外からの参加者に対する言葉の問題など課題は山積みだったが、西村氏を中心とした民間と行政が一体となって一つずつ課題をクリアすることで、2017年にラフティング世界選手権の開催にこぎつけた。
7日間にわたる大会には、23カ国・地域から選手・関係者合わせて約800人が参加。大会期間中の来場者は3万人で、宿泊や移動、観光などによる経済効果は約8億円と試算されている。
西村氏は「何より地域が主体となって国際大会を開催できたことが、人々の自信となり、地域の良さを再認識できたことが大きい」と語る。ラフティング世界選手権の成功は、18年8月のウェイクボード世界選手権大会の開催へとつながった。
ラピス大歩危
この日は自宅を車で出発、ラピス大歩危にやってきた。
ここは道の駅なので、駐車場が広い。
ここに車を停め、大歩危、小歩危を散策することにした。
この日は11月14日、少し紅葉してきている。
妖怪街道
やがて橋が見えてきた。
ここから大歩危峡の看板が出ている。
橋のたもとには、ろくろっ首の像が建っている。
この川を遡っていくと、妖怪街道がある。
散策路として、妖怪の像が何カ所かに建てられているそうだ。
大歩危峡まんなか
やがて、大きな建物が見えてきた。
大歩危峡まんなかだ。
レストランや宿泊施設がある。
大歩危峡まんなか|公式サイト 遊覧船(川下り)峡谷の湯宿(ホテル)
四国のまんなかにある大歩危峡(徳島県・大歩危祖谷温泉郷内)は、剣山国定公園の一角に数えられ、吉野川を挟んで両岸の岩は国指定(平成26年3月18日認定)の天然記念物になっております。大歩危峡は現在でも国道とJR以外では険しい道、断崖の場所にあります。
大歩危峡はその名前の通り、ぼけ(崖)道で大股で歩くと危ない場所であり、断崖の渓谷美と険しい秘境が今でも残っている西日本有数の景勝地として知られています。
大歩危の観光を満喫するには、大歩危峡観光遊覧船(川下り)に乗り、長い年月(2億数千年前)を経て侵食された岩の彫刻美と、紅葉や新緑の美しさなど、四季折々の景色をご堪能下さい。
ここは、大歩危の観光遊覧船が発着している。
観光船には帰りに乗ることにした。
大歩危
先に進む。
天然記念物の看板。
大歩危が国の天然記念物に指定されました – 三好市
今回指定をされた範囲は、一般的に大歩危と呼ばれているところの中心部にあたり、吉野川をはさむ両岸の岩場を囲んだ範囲です。延長にして約500m、面積にして約3haの範囲となります。大歩危全体の規模が非常に大きいため、コア(核)となる部分をまず作ることが必要なことから、今回の範囲を指定区域として選びました。
この範囲では、特に背斜構造(はいしゃこうぞう)と呼ばれる特徴的な地質構造が間近で確認できるほか、これまで大歩危では、遊覧船乗り場付近でしかあまり見ることができないと思われていた「含礫片岩(がんれきへんがん)」と呼ばれる珍しい岩が今回の指定範囲でも分布が確認されました。
このほか、吉野川の激しい流れによって削られ(浸食され)ながら、偶然にできたまるで彫刻作品のような美しい岩(獅子岩など)が連続して見える珍しいスポットでもあります。
その横に立っている碑は、後藤新平の句碑だ。
眼下を流れる吉野川は、紅葉が始まっていた。
遊覧船が行き交っている。
国定公園大歩危の石碑までやってきた。
ここから見ると、谷が深いことがよく分かる。
さらに先に進んでいく。
川の緑、空の青、紅葉の赤が見事なコントラストを描いている。
RiverStation West-West
建物が見えてきた。
RiverStation West-Westだ。
ローソンは開店準備中だった。
mont-bellの店舗もあった。
展望台に出てみる。
展望台からの眺めは素晴らしい。
フィールドアスレチックを発見。
ツリートレッキングと書かれている。
高度感が半端なく、子供は無理じゃないのかな?
もみじ亭
West-Westの隣に、日本蕎麦の店がある。
もみじ亭だ。
ここでランチする予定でやってきたのだが、、、
なんと「本日休業」の札がかけられていた。
あきらめきれず、敷地内に入ってみた。
築200年以上の古民家を移築したそうだ。
このみごとな紅葉を見ながら、祖谷蕎麦を食べるはずだったのに。
小歩危
少し先に進むと、吉野川に鉄橋が架かっている。
ちょうど列車がやってきた。
列車と行っても1両編成だが。
この鉄橋の先が、小歩危だ。
サンリバー大歩危
大きな建物がある。
サンリバー大歩危だ。
温泉、レストラン、宿泊施設がある。
入ってみることにした。
もみじ亭が定休日だったので、ここでランチをと思ったのだが、、、
ここも営業していなかった。
引き返す
その先の森林組合まで歩いてきた。
しかし、ここにあるうどん店も定休日だ(涙)
ついにランチにありつけなかった。
しかたなく、ここで引き返すことにした。
徳島ラーメンにし利
もみじ亭まで戻ってきた。
west-west内にある、徳島ラーメンにし利でランチすることに。
ここは営業していることを、来る時にチェックしていたのだ。
徳島ラーメンとチャーハンを頼んだ。
思いもかけずランチが遅くなったので、ようやくありつけたラーメンが腹に染みた。
instagramでシェアすると煮卵がもらえた。
ラッキー!
感想
少し早いかとも思っていたが、割と紅葉していて楽しめた。
歩くコースは国道沿いなのでアップダウンもなく、楽に歩けた。
景色は素晴らしい。
車で通るより歩いて観光することを強くおすすめする。
最高点の標高: 205 m
最低点の標高: 143 m
累積標高(上り): 412 m
累積標高(下り): -400 m
総所要時間: 02:50:28