マルモラーダ氷河とは
マルモラーダ(Marmolada)は、イタリア共和国トレント自治県とベッルーノ県の境にある山だ。標高は3,343mで、ドロミーティで最も標高が高い山として知られる。
北斜面にマルモラーダ氷河(Ghiacciaio della Marmolada)がある。
ポルドイ峠へ
朝、ホテルで朝食を済ませる。
宿泊地を出発。
バスでポルドイ峠(Passo Pordoi)を目指す
この路線は景観が素晴らしく、バスに乗っているだけでも楽しくなってくる。
ポルドイ峠の手前のバス停、ペッコール(Pecol)に到着。
ここでバスを降りる。
実はポルドイ峠まで行くと自力で100mほど登らなくてはいけなくなるのだが、ペッコールから出ているロープウェイを使うと、その必要がなくなるのだ。
少しでも楽をしようと、姑息な手段をとった(苦笑)
もっともこのロープウェイはガルディナカードでは乗れないので、別途お金を支払う必要があった。
自転車軍団が大勢乗ってきた。
あっという間に到着。
ここはベルベデーレ(Belvedere)展望所と呼ばれている。
マルモラーダ氷河が見える。
眼下に見えるのがポルドイ峠だ。
この高低差を登るか、ペッコールからロープウェイを使うか、微妙ではある。
ポルドイ峠の背後には、2年前に登ったビズ・ボエがそびえる。
散策路
高低差があまりない散策路を歩いて行く。
道からは、マルモラーダの雄姿が見える。
山小屋Fredarolaを通過。
ここはいつも大音量でロックをかけている。
自転車道なので、ラクチン。
ダム湖が見えてきた。
山小屋Viel dal Panに到着。
ここで休憩する。
エスプレッソをたのんだ。
トイレはもちろん水洗。
フェダイア湖
さらに先に進む。
2年前はここで引き返したので、初めての景色だ。
コル・ディ・ラーナ(Col di Lana)が一望できる。
分岐点に到着。
ここからフェダイア湖(Lago di Fedaia)に向かって下っていく。
つづら折りの道を進む。
あと少しだ。
この角度だと、勾配がよく分かるだろう。
ダムに到着だ。
ダム湖の水は澄んでいる。
ダムを渡って対岸に向かう。
リフト
ここからマルモラーダ氷河まで、リフトで移動する。
このリフトもガルディナカード対象外なので、チケットを買う。
このリフトは立ち乗りだ。
しかもとても長い。
その分、景色をゆっくり楽しめる。
氷河は目の前だ。
到着した。
マルモラーダ氷河
いよいよ氷河の上を歩いてみる。
と言っても階段が整備されているので安全だ。
しかも雪が溶けて岩肌が見えている。
展望台に到着。
山小屋もある。
雪崩よけの避難所らしき建物。
ランチ
展望台からリフト降り場まで下り、山小屋でランチを取る。
まずはビールだ。
ベークドポテト。
ボロネーゼ。
味はいまひとつだった。
カンピテッロ・ディ・ファッサへ
食後、リフトで下山する。
ダムを渡り直し、バス停へ。
バスでカンピテッロ・ディ・ファッサ(Campitello di Fassa)へ向かう。
1時間に1本程度バスが走っているので便利だ。
車内で料金を支払い、カンピテッロ・ディ・ファッサで下車。
なかなかきれいな町だ。
ロープウェイ乗り場まで歩く。
このロープウェイも別料金。
ここからコルロデラ(Col rodela)までロープウェイで移動だ。
コルロデラ展望所
コル・ロデラ(Col rodela)展望所に到着。
セッラ山脈がきれいに見えている。
サッソ・ルンゴを見ながら、下っていく。
セッラ峠(Passo Sella)が見えてきた。
ここからバスでセルヴァに戻る。
ホテルに戻って、ベランダでビールをグビリ。
感想
ついに憧れのマルモラーダ氷河に立つことができた。
反対側のロープウェイを使うと山頂に立てるようだが、それは次回のお楽しみに取っておこう。
途中のRifugio Viel Dal Panまでは前回と同じルートだったが、その先は初体験。
景色も素晴らしかった。
カンピテッロ・ディ・ファッサも良さそうなので、一度ゆっくり滞在してみたいものだ。
最高点の標高: 2435 m
最低点の標高: 2049 m
累積標高(上り): 221 m
累積標高(下り): -519 m
総所要時間: 02:52:41