水無神社とは
水無神社(すいむじんじゃ)は、長野県木曽郡木曽町福島伊谷(ながのけんきそぐんきそまちふくしまいや)にある神社だ。
創建は不詳だが、延文2年(1357年)10月23日、藤原家有(越後守)の奉行人の原野弾正(藤原有重)が大願主となって開基されたという棟札がある。
「天下の奇祭」といわれる「みこしまくり」という例大祭で知られる。
2日目に行われるみこしまくりは、2日間町内を巡行したのち、約100貫(約400kg)の白木の神輿(みこし)をタテにヨコにまくって(転がして)、落として一夜にして壊してしまうという勇壮なお祭りで、全国的にも珍しく、「天下の奇祭」といわれています。
「宗助(そうすけ)!幸助(こうすけ)!」のかけ声に合わせて、縦に神輿(みこし)を転がす「たてまくり」は迫力満点です。
水無(すいむ)神社
〒397-0001 長野県木曽郡木曽町福島伊谷1078
0264-22-2009
【天下の奇祭】あの「みこしまくり」で有名な水無神社に参拝してきた!【旅行VLOG、レビュー】2日間にわたり神輿をひっくり返して最後には壊してしまう奇祭!なぜ?いつから?由来は?あのかけ声の意味は?
駐車場
2024年9月12日、この日は長野県木曽郡木曽町日義(ながのけんきそぐんきそまちひよし)にある水車家(すいしゃや)でランチを済ませた。
そこから車で、水無神社(すいむじんじゃ)にやってきた。
舗装されていないが駐車場はとても広い。
駐車場までは細い道を上がってくる必要があった。
境内
平安時代の初期頃に飛騨一宮水無神社付近で戦乱があり、木曽から出稼ぎに来ていた二人が御神体を危険から守るため、神輿を作り木曽へ持ち帰った。
「宗助(そうすけ)!幸助(こうすけ)!」という二人だったことから、二人の名前を例大祭でかけ声としている。
「みこしまくり」という祭で「天下の奇祭」といわれる。
神輿が何度も転がり落ちたことから、神輿をひっくり返す。
忠魂塔。
境内に立てられている柱のような物は、御柱らしい。
1265年に飛騨一宮水無神社から高照姫命(たかてるひめのみこと、大国主命の娘)を勧請して祀った。
延文2年(1357年)、越後守藤原家有により社殿が再建された。
木曽氏より石川尾前守、さらに尾州代官山村氏に至る累代領主の尊崇は深く、木曽総鎮守水無大明神とたたえられ武運長久と国家安穏が祈願されてきた。
御例祭は「みこしまくり」と称せられ「天下の奇祭」として知られている。
7月22、23日に執行され、全国各地より多くの拝観者が訪れる。
大きな山車だったよね。
木曽福島宿の「まつり会館」に神輿のレプリカが展示されていた。
境内はちり一つ落ちていない、きれいに掃き清められています。
拝殿
ここだけちょっと涼しいね。
拝殿。
明治4年(1871年)に再建された。
拝殿には自由に入ることができる。
内部はこんな感じ。
巨大な絵馬が奉納されている。
ここから神様が下りてくる。
それを神輿に乗せて、最後にそれをまくる。
「みこしまくり」のポスターが貼られていた。
祭りで使ったと思われる壊れた神輿が展示されていた。
参拝後、日帰り温泉「代山温泉せせらぎの四季」に入った。