スノーピークかわの駅おちとは
スノーピークかわの駅おち(すのーぴーくかわのえきおち)は、スノーピークが高知県高岡郡越知町越知丙(こうちけんたかおかぐんおちちょうおちへい)で運営する売店だ。
2019年6月8日にオープンしたばかりだ。
「スノーピークかわの駅おち」は、食物産店舗、宿泊、アクティビティを備えた新業態の観光拠点です。高知県越知町の観光の主役である仁淀川を「路線」に、そして、既設の「おち仁淀川キャンプフィールド」の上流に位置する宮の前公園を「かわの駅」と見立て、新しいコンセプトで開発した観光拠点です。 店舗エリアでは、高知県仁淀川流域の物産、日本各地で野遊びを楽しむスノーピークがセレクトした食品の販売に加え、スノーピークのキャンプ用品やアパレルも取り扱う直営店を展開します。宿泊エリアには、モバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」を7棟を配置(施設開業後、順次開始予定)。さらに、カヌーアクティビティも提供し、野遊びの楽しさを通じて、越知町が誇る豊かな自然とその恵みを満喫できる特別な体験を提供します。
「スノーピークかわの駅おち」開業についてお知らせいたします。 | 新着情報 | スノーピーク * Snow Peakから引用
ここは、宮の前公園に隣接した場所だ。
実はスノーピークは越知町で、既に日ノ瀬地区でキャンプ場をオープンさせている。
人気のスノーピークが進出した2番目の施設と言うことで、地元の期待も高い。
「かわの駅」は、昨年日ノ瀬地区に開業した「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」と合わせた観光振興の拠点。同町が総事業費約6億6千万円で整備した。 店内には、町内の人気飲食店の菓子やマスコットキャラクター「よコジロー」のぬいぐるみのほか、日高村のトマト商品や吾川郡仁淀川町の茶など県内産品が並ぶ。スノーピーク社の食器やTシャツなどのグッズもあり、ファンらが次々に手に取っていた。
以前から注目していたのだが、駐車場部分が地盤沈下を起こしてオープンが大幅に遅れ、ゴールデンウィークを過ぎてからのオープンとなった。
駐車場
この日は耳無し地蔵に参拝した。
その後、スノーピークかわの駅おちにやってきた。
広い駐車場が、国道33号線沿いに設置されている。
平日と言うこともあり、駐車場は空いている。
たくさんの幟が立つ。
店舗の国道側は、ほとんど黒い壁だ。
自転車置き場も設置されていた。
店内
さっそく店内へ。
随分大きな建物だが、店舗は左側だけになっている。
このためスノーピークの商品はマグカップくらいで、ほとんど置いていない。
販売しているのは、主に地場産品だ。
その奥は、カヌー置き場。
店内の窓側にカウンターが設置されており、ここで宮の前公園を見下ろしながら珈琲などを飲めるようになっている。
周辺
店の入り口付近。
ベンチとゴミ箱が設置されていた。
トイレ。
誰もいなかったので、撮影してみた。
最新型の温水便座。
あたりまえだが、真新しくて気持ちがいい。
住箱
階段を下りてみた。
「箱」と書かれたサインボードがポツンと立つ。
矢印の方向に行くと、シャワールーム。
炊事設備がある。
その先にカヌー。
そして、住箱(じゅうばこ)という宿泊棟だ。
7棟設置されている。
中を覗いてみた。
まだ営業していないので、素っ気ない。
トイレ
階段の反対側に、トイレがある。
その先は、宮の前公園に続く階段。
見上げると、こんな感じ。
こちらは、店舗の下部分。
テラス
階段を上がって、テラスで休憩。
売店で、文旦(ぶんたん)アイスを買ってみた。
高知県を代表する果物の一つで、上品な酸味の中のかすかなほろ苦さが特徴の土佐文旦を使用した、果汁・果肉たっぷりの土佐ならではのシャーベットです。
文旦シャーベット|高知アイスから引用
宮の前公園を見下ろしながら、休憩する。
その後、柴尾の一本杉に向かった。
感想
大きな建物だが、店舗部分はほんの一部で拍子抜け。
少々もったいない気がする。
町中には、観光物産館おち駅がある。
ここは町中で駐車場も狭く、いつも車が混み合っている。
どうしてこの設備を、ここに持ってこなかったのか疑問だ。
ここなら駐車場も広く、車の出入りで町民が迷惑することもないだろう。
それをしなかったばかりに、売店としての魅力も薄れているように思える。
まだ宿泊棟はオープンしておらず、カヌーの営業もしていない。
それを差し引いても、オープン直後とは思えない閑散ぶりに、少々心配になった。