伊予富士とは
伊予富士は、愛媛県と高知県の県境の山だ。
標高は1,756m。
富士と名がついているものの、石鎚連峰の一員であるこの伊予富士は、独立峰ではなく、いわゆる「富士山」的な山容にも見えないため控えめな存在の山。しかし山頂からの大展望は魅力的で人気の山。
伊予富士 – いよふじ:標高1,756m-中国・四国:石鎚山地 – Yamakei Online / 山と溪谷社から引用
家から近いこともあり、毎年何度か登っている。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/climbing/300meizan/4624/
最近ちょっと登山をサボっていたので、10ヶ月ぶりに伊予富士で足慣らしをしようと出かけた。
道の駅木の香
この日は自宅を車で出発し、国道194号線を北上する。
途中、道の駅木の香に立ち寄った。
ここでトイレ休憩。
ここから、旧寒風山トンネルまで高度を上げていく。
寒風山登山口
山道を行くと、旧寒風山トンネル入り口だ。
ここは、寒風山への登山口がある。
ここからも伊予富士に行くことができるのだが、今回はよりコースタイムが短い伊予富士登山口から登ることにした。
伊予富士登山口
10:50伊予富士登山口に到着。
路肩の広いところに車を停める。
ここは4台ほど停められるスペースがある。
ここからなら、1時間ほどで山頂だ。
登山開始
登山口からは、ゆるやかな登りが続く。
この日は2019年9月2日、9月に入ったとはいえ蒸し暑い日だったので、既に汗だくだ。
やがて、東黒森山との分岐点に到着。
ここから先は、笹原歩きになる。
ところが笹が思ったより深く、さらに前日の雨でぬかるんでいて、足下はドロドロだ。
稜線歩きで気持ちいいはずなのだが、笹こぎに悪戦苦闘する。
山頂
12:14山頂に到着。
標高は1756mだ。
残念ながらガスが出ていて、眺望は今ひとつ。
さっそくお弁当を頂く。
この日は、山屋紅のお弁当だ。
https://niyodogawa.org/blog/niyodogawa/gourmet/10066/
登山に持って行くというと、おかずとごはんを別のパックに詰めてザックに入りやすくしてくれる。
細かな気遣いが嬉しい店だ。
今回の登山で新しく投入したグッズが、テーブルだ。
かさばるが軽いので、持ち運びは苦にならない。
食事が、少しグレードアップした気がする。
食後は、コーヒーを淹れて少しゆっくりした。
下山
下山は、元来た道を戻る。
総じて初心者向けの登山道なのだが、崩落した箇所が1箇所、岩場を通過する箇所が1箇所ある。
ここは要注意だ。
14:18伊予富士登山口に帰ってきた。
木の香温泉
登山後は車で山を下り、来る時に休憩した道の駅木の香に向かう。
隣接する木の香温泉に入る。
とても空いていて、ゆったり露天風呂を楽しんだ。
風呂上がりは、道の駅で売っているソフトクリームだ。
ここのソフトクリームは、濃厚で美味しい。
温泉で割引券をもらえるので、忘れないように。
感想
気軽に登れる山なのだが、久しぶりの登山と言うこともありかなり疲れた。
蒸し暑かったことと笹漕ぎで足下が見えず、気を遣ったこともあるだろう。
山頂ではガスのせいで眺望が今ひとつだった。
まあ前回はまるで見えなかったので、それよりはましだったが。
最高点の標高: 1757 m
最低点の標高: 1540 m
累積標高(上り): 256 m
累積標高(下り): -272 m
総所要時間: 03:29:53