稲叢山とは
稲叢山(いなむらやま)は、高知県吾川郡いの町戸中(こうちけんあがわぐんいのちょうとちゅう)にある新日本百名山だ。
四国百名山にも選定されており、標高は1,506m。
山名の由来は、頂上の池に稲に似た広い叢(くさむら)があったからではないか、という。
ダムサイトの登山口まで全線舗装の林道が開通し、四電巡回路をたどれば約1時間30分ですばらしい眺望を我がものにすることができる。石鎚山をはじめ筒上山(つつじようさん)、手箱山(てばこやま)、北へ笹ガ峰から県境の山々、そして高知市周辺まで遠望でき、足下にはダムのきらめきが美しい。山頂には祠が鎮座し、1円玉から100円硬貨まで、ざらざら雨ざらしになっており、昔からの信仰の深さを思わせる。頂上直下の岩壁に付着するイワタケも珍しい。
稲叢山 – いなむらやま:標高1,506m-中国・四国:四国山地南面 – Yamakei Online / 山と溪谷社 から引用
木の根三里橋
2021年11月5日、この日は自宅を車で出発し、国道194号線を走る。
大森川沿いの紅葉がきれいだ。
木の根三里橋(きのねさんりばし)にやってきた。
この付近にはかつて西条街道が走っていて、木の根が張り出す難所が多く「木の根三里」とも呼ばれていた。
稲叢山(1506.11m)の東南麓に位置するいの町戸中地区は、昔は内番所のあった吾川郡清水方面に通ずる街道筋にあり村の要所でもありましたが、下流の脇ノ山より通ずる山道はうっそうと繁る原生林の中をくぐる往年の地域の生活道として一般の交通要路でもありました。木の根が大きくはりだし、岩場、崖の丸太橋など難所が多く、当時往来する人により「木の根三里」と云う名称が残されたのです。
この吊り橋を渡ると、木の根ふれあいの森キャンプ場がある。
トイレも設置されているが、残念ながらくみ取り式。
このあと稲叢山に登ろうとやってきた。
笹ヶ峰(ささがみね)がきれいに見えている。
木の根三里橋を渡ってみた。
すごく揺れる。
怖い(冷汗;)
駐車場
国道194号線から稲叢山方面に右折し、本川大橋を渡る。
エネルギープラザ本川を通過。
ここから山道となる。
稲叢山登山口に到着。
駐車場は20台ほど停められそうだ。
登山道
登山開始。
紅葉している。
西門山(にしかどやま)との分岐点に到着。
落ち葉が絨毯のようだ。
鉄塔まで歩いてきた。
この鉄塔があるおかげで、遠くの山からでも稲叢山を見分けられる。
石鎚山が見えている。
ここから下りの快適な道。
山頂
分岐点まで歩いてきた。
山頂に到着。
石鎚山などの山並みもきれいだ。
ここでランチ。
来る途中にある山屋紅(やまやくれない)のお弁当だ。
山頂小路
食事を終え、ダム湖に向かって下っていく。
この道が、かなりの急坂。
ようやく分岐点まで下ってきた。
伝説の洞窟
途中の渓流で休憩。
県展の芸術作品みたい
伝説の洞窟とは、平家の落人が洞窟に住み着いていたという伝説による。
洞窟が5つあるそうだ。
帰路
登っていくと、稲村ダムのダム湖が見えた。
分岐点まで戻ってきた。
紅葉がきれいだ。
駐車場まで戻ってきた。
最高点の標高: 1504 m
最低点の標高: 1165 m
累積標高(上り): 812 m
累積標高(下り): -812 m
総所要時間: 04:43:31