大窪寺とは
医王山遍照光院大窪寺(いおうざんへんじょうこういんおおくぼじ)は香川県さぬき市多和兼割(かがわけんさぬきしたわかねわり)にある真言宗大覚寺派の寺だ。
四国八十八ヶ所霊場第88番札所で、本尊は薬師如来(やくしにょらい)
八十八ヶ所結願(けちがん)の霊場「大窪寺」。徳島県の県境に近い矢筈山(標高782m)の東側中腹に位置します。縁起によると、養老元年に行基菩薩がこの地を訪れた際に、霊夢を感得し草庵を建て修行をしたと言われます。弘仁6年に、唐から帰国した弘法大師が、現在の奥の院にある岩窟で、虚空蔵求聞持法を修法し堂宇を建立。等身大の薬師如来坐像を彫造し本尊とされました。また唐の恵果阿闍梨より授かった三国(印度、唐、日本)伝来の錫杖を納めて大窪寺と名づけ、結願の地と定めました。本堂西側にそそりたつ女体山には奥の院があります。大師が本尊に水を捧げるために独鈷で加持すると清水が湧き出たと伝えられます。その水を薬とともに服用し、ご利益を受ける人も少なくありません。
女性の入山が、早くから認められ女人高野としても栄え、一時は百以上の堂宇を誇っていました。しかし天正の兵火や明治33年の火災などで寺勢は苦難を繰り返します。しかし高松藩主の庇護や歴代住職の尽力により興隆。結願聖地の法灯を守り続けています。「同行二人」を共にした金剛杖などは、大師堂脇の寶杖堂(ほうじょうどう)へ奉納されます。これらは毎年春夏の「柴灯護摩供(さいとうごまく)」で供養されます。
![](https://niyodogawa.org/wp-content/uploads/simplicity-cache/218ced2238de38f62f5b63866fe8e064.jpg)
駐車場
2020年11月13日、この日は長尾寺に参拝した。
![](https://i0.wp.com/niyodogawa.org/wp-content/uploads/2021/04/e5e1fe598bd232ce6a459276d71dd866.jpg?resize=100%2C100&ssl=1)
そこから車で、大窪寺に向かう。
標高450mまで上がるので、なかなか厳しい道だ。
駐車場に到着。
駐車場はとても広い。
野田屋
駐車場から紅葉を見ながら山門に歩いて行く。
この日ランチを食べる野田屋に到着。
店内は意外と混んでいる。
メニューはこんな感じ。
俺は天ぷら定食にした。
ツレは名物の打ち込みうどん。
おなかいっぱいだ。
境内
食事を終え、参拝に向かう。
お店を出たところにあるのが、香川の保存木に指定されている大窪寺のサザンカ。
山門の紅葉が素晴らしい。
紅葉の大窪寺。
参拝
本堂で参拝。
大師堂の前に宝杖堂(ほうじょうどう)があり、ここに結願(けちがん)した遍路の金剛杖を奉納する。
大師堂。
通ってきた山門は「二天門」で、こちらは仁王門といい平成2年に完成したもの。
どちらが正式と言うことはないようだ。
鉄筋コンクリート造りで新しい。
大きな弘法大師像。
参拝を終え、帰宅した。
感想
結願の寺(まだ結願してないけど)らしく、素晴らしい寺だ。
しかもこの日は紅葉が見事で、存分に楽しめた。
前回参拝した時は雪で震え上がったが、季候も良くてゆっくり楽しめた。
最高点の標高: 465 m
最低点の標高: 1 m
累積標高(上り): 2231 m
累積標高(下り): -2200 m
総所要時間: 06:03:26