大山神社/広島県尾道市【神社】耳にご利益がある耳明神社も鎮座する因島最古の神社

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大山神社とは

大山神社(おおやまじんじゃ)は、広島県尾道市因島土生町(ひろしまけんおのみちしいんのしまはぶちょう)にある神社だ。

大山神社(おおやまじんじゃ)の祭神は、大山積大神(おおやまづみのおおかみ)

773年に大三島から勧進されたという、因島で最古の神社だ。

大山神社は、しまなみ海道沿線 因島の土生町、瀬戸内の島々を見渡す小高い丘に鎮座しており、宝亀四年(七七三)伊予国大三島の大山祇神社よりご分霊を勧請し、隠島大神と称したといわれている因島最古の神社である。

大山神社|御由緒 から引用

境内社として自転車神社や耳明神社(みみごじんじゃ)が鎮座する。

広島県尾道市因島土生町1424−2
0845-22-0827

駐車場

2022年2月26日、この日は白滝山を歩いた。

白滝山/広島県尾道市【ウォーキング】村上水軍の栄華を残す絶景ポイントで五百羅漢に参拝
白滝山は、広島県尾道市因島重井町にある山だ。標高は227m。もとは修験者の修行の場だったものを、1569年に因島村上水軍の村上新蔵人吉充が見張りどころとして観音堂を建立したと伝えられている。白滝フラワーライン展望台に車を停め、展望台〜恋し岩〜白瀧観音堂〜五百羅漢と歩いた。

そこから車で、大山神社にやってきた。

大山神社には3台分の駐車場があったが既に埋まっていたため、社務所の方に聞いて小学校の駐車場に車を停める。

合計距離: 9356 m
最高点の標高: 162 m
最低点の標高: 6 m
累積標高(上り): 156 m
累積標高(下り): -309 m
総所要時間: 00:17:59
Download file: 20220226_尾道市移動.gpx

大山神社

せっかくなので坂道を下って表参道から参拝することにした。

ここにも駐車場があったので、もしかしたらここに駐車できたのかもしれない。

今回は耳明神社(みみごじんじゃ)に参拝する目的でやってきた。

おばあが耳鳴りがするということで。

おじいは難聴でプラス耳鳴りでしょ。

まず大山神社の拝殿で参拝する。

内部はこんな感じ。

自転車神社

拝殿のすぐ前にある自転車神社に参拝する。

因島を走るしまなみ海道は自転車で通行できるため、サイクリストの聖地とされる。

交通の守り神様・橋渡しの神様といわれる、和多志(わたし)大神様をお祀りしております。

サイクリストさんに境内の休憩所を開放したところ、交通安全や旅の安全のご祈祷を自転車と一緒に受けられることから、自転車神社と呼ばれるようになりました。
近年では、交通安全の神様として、サイクリストさんだけでなく、バイク乗りの皆様もお参り下さり、旅の安全をご祈念されております。

自転車神社 | (大山神社境内)TEL0845-22-0827 から引用

祭神は、和多志大神(わたしおおかみ)

摂社

埴山(はにやま)がある。

ここは土生町(はぶちょう)といい、埴生(はにゅう)から転化したと言われている。

当社の鎮まる町は、土生(はぶ)という珍しい地名です。土が生まれると解かれ、埴生(はにゅう)から転化したと言われています。
山神様の本殿周辺にある赤土の神聖な山は、災厄を除く土として信仰されています。

大山神社|境内のご案内 から引用

稲荷神社に参拝する。

釣島箱崎浦見張台(つるしまはこざきみはりだい)が大山神社の境内に再現されている。

1377年の釣島箱崎浦の合戦が行われた古戦場方面を見おろす見張り台で、この合戦に勝利した因島村上氏は瀬戸内海中央部の制海権を握ることになった。

1377年(天授3年)釣島箱崎浦の合戦が行われた古戦場方面を見おろす見張り台。村上水軍のターニングポイントともいえるこの合戦に勝利した因島村上氏は、尾道三原から今治までの瀬戸内海中央部の制海権を握ることになったのです。

釣島箱崎浦見張台(つるしまはこざきみはりだい) 因島大山神社境内 から引用

それにしても多くの摂社がある。

耳明神社

おばあ間違ってました。

おじいもここの場所が分からなかったでしょ。

耳明神社(みみごじんじゃ)はここだった。

「耳むすび ひも通しの耳穴石」があり、参拝の作法がある。

貝のサザエの形が耳の形と良く似ているということで、サザエの貝の奉納をするそうだ。

鎌倉時代初期に巻幡氏先祖の藤原泰高が因島に来島し、天児屋根命を祀ったのが始まりと伝えられる。

おばあさんの孫が耳が聞こえなくなって耳明神社に祈願したところ、聞こえるようになったという伝説から耳の神様とされるようになった。

昔々あるおばあさんのお孫さんの耳が聞こえなくなったと、大変心配されていました。
 耳明神社に「どうぞこの孫の耳をなおして下さい」と、お願いしたところ、お孫さんの耳が、だんだん聞こえるようになったといういわれがあり、今もなお信仰されております。
 昔からお参りが多く、叶った方々の口伝えで船でお参りされたりしておりました。
 近年では、「良き情報に出会えるよう」「情報を聞き逃さないよう」また「音楽が上達しますよう」など、情報や音楽に関する神様としても信仰されています。

御由緒 | 耳明神社(大山神社境内)TEL0845-22-0827 から引用

サザエの殻にお酒とお米を入れてお供えをする習わしだそうだ。

「有徳神社」ともいうそうだ。

祭神は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)

社務所で耳結び紐を購入。

本当は「耳むすび ひも通しの耳穴石」を通してから結ばないといけないのに、そのまま結んでしまった(汗;)

耳の神様と言えば、以前茨城県の耳守神社(みみもりじんじゃ)に参拝したことがある。

耳守神社 ⇒ 日本唯一の耳に効く神社に参拝
耳守神社とは 耳守神社(みみもりじんじゃ)は、茨城県小美玉市にある神社だ。 その名の通り、耳の病気に霊験があるとされる神社である。 祭...

耳守神社の祭神は耳千代姫命(みみちよひめのみこと)で、日本唯一の耳の神様だった。

耳明神社の祭神は天児屋根命で耳の神様ではないが、ご利益があるとされる。

合計距離: 626 m
最高点の標高: 12 m
最低点の標高: 5 m
累積標高(上り): 19 m
累積標高(下り): -17 m
総所要時間: 00:29:07
Download file: 20220226_尾道市耳神社.gpx

車で帰宅した。

合計距離: 156664 m
最高点の標高: 710 m
最低点の標高: 1 m
累積標高(上り): 1742 m
累積標高(下り): -1721 m
総所要時間: 02:47:21
Download file: 20220226_尾道市帰路.gpx
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